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公開番号
2025134270
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024032069
出願日
2024-03-04
発明の名称
パネル設置用台車及びそれを用いた既設トンネルの補修・補強工法
出願人
前田建設工業株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
E21D
23/00 20060101AFI20250909BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約
【課題】既設トンネルの補修・補強工法において、任意のパネル設置予定位置に補修・補強用パネルを設置する機械化施工が可能なパネル設置用台車に関する技術を提供する。
【解決手段】既設トンネルを補修・補強する工法に適用され、当該既設トンネルの内壁面に補修・補強用パネルを設置するためのパネル設置用台車であって、既設トンネルの内部をその延在方向に沿って走行可能な自走式架台と、自走式架台に搭載される可動式の取付用アームと、取付用アームに設けられると共に補修・補強用パネルの保持状態とその解除が自在なパネル保持ユニットと、を有するパネル設置装置と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
既設トンネルを補修・補強する工法に適用され、当該既設トンネルの内壁面に補修・補強用パネルを設置するためのパネル設置用台車であって、
前記既設トンネルの内部をその延在方向に沿って走行可能な自走式架台と、
前記自走式架台に搭載される可動式の取付用アームと、前記取付用アームに設けられると共に前記補修・補強用パネルの保持状態とその解除が自在なパネル保持ユニットと、を有するパネル設置装置と、
を備える、パネル設置用台車。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記パネル保持ユニットは、前記補修・補強用パネルを吸着保持可能な吸盤を有する、
請求項1に記載のパネル設置用台車。
【請求項3】
前記自走式架台は門型フレームを有するガントリー型の架台であり、前記門型フレームの下方空間に前記補修・補強用パネルを運搬するパネル運搬用台車を格納自在である、
請求項1に記載のパネル設置用台車。
【請求項4】
請求項1に記載されたパネル設置用台車を用いて既設トンネルの内壁面に補修・補強用パネルを設置する既設トンネルの補修・補強工法。
【請求項5】
前記既設トンネルは導水路トンネルである、請求項4に記載の既設トンネルの補修・補強工法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パネル設置用台車及びそれを用いた既設トンネルの補修・補強工法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
既設のトンネルを補修・補強する工法として内巻き工法が知られている。内巻き工法の一例として、既設のトンネル内壁面に補修・補強用パネルを固定し、パネル背面の間隙にグラウトモルタルなどの充填材を充填する工法が挙げられる。また、このような補修・補強用パネルを用いた内巻き工法において、既設のトンネル内壁面に補修・補強用パネルを直接固定する場合がある。また、既設のトンネル内壁面に補強用の鋼製支保工を設置する場合には、鋼製支保工間に架設されるアングル部材などに補修・補強用パネルを固定する場合もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3211895号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、既設トンネルを補修・補強する工法に適用される従来のパネル設置用台車は、作業員が作業するための作業ステージを有するものの、既設のトンネル内壁面に補修・補強用パネルを設置する作業を人手に頼らざるを得なかった。そのため、トンネル内壁面に補修・補強用パネルを設置する作業に要する労力が大きく、作業効率が低かった。また、既設トンネルを補修・補強する際、通常、トンネル内壁面の足元から天頂部にかけて補修・補強用パネルを設置する必要があるため、任意のパネル設置予定位置に補修・補強用パネルを設置可能な機械化施工技術が望まれている。
【0005】
本開示に係る技術は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、既設トンネルを補修・補強する工法において、任意のパネル設置予定位置に補修・補強用パネルを設置する機械化施工が可能なパネル設置用台車に関する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る一態様は、既設トンネルを補修・補強する工法に適用され、当該既設トンネルの内壁面に補修・補強用パネルを設置するためのパネル設置用台車であって、
前記既設トンネルの内部をその延在方向に沿って走行可能な自走式架台と、
前記自走式架台に搭載される可動式の取付用アームと、前記取付用アームに設けられると共に前記補修・補強用パネルの保持状態とその解除が自在なパネル保持ユニットと、を有するパネル設置装置と、
を備える、パネル設置用台車である。
【0007】
前記パネル保持ユニットは、前記補修・補強用パネルを吸着保持可能な吸盤を有していてもよい。
【0008】
前記パネル保持装置は、前記補修・補強用パネルを吸着保持可能な吸盤を有していてもよい。
【0009】
また、上述したパネル設置用台車を用いて既設トンネルの内壁面に補修・補強用パネルを設置する既設トンネルの補修・補強工法を提供できる。
【0010】
また、前記既設トンネルは導水路トンネルであってもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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