TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025134118
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-17
出願番号2024031807
出願日2024-03-04
発明の名称光量調節装置および光学機器
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類G03B 9/06 20210101AFI20250909BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】駆動リングの強度を保ちつつ、高速動作を可能とする光量調節装置を提供すること。
【解決手段】
上記課題を解決するために、本発明の光量調節装置は、光が通過する固定開口および複数のカム溝部を有するベース部材50と、前記固定開口の周方向に複数配置されて前記光が通過する可変開口を形成する絞り羽根10と、前記固定開口の周方向に回転して前記絞り羽根10に駆動力を伝達することで、前記可変開口の大きさを変化させるように前記複数の絞り羽根10を回動させる駆動リング20と、駆動リング20を回転駆動する駆動源部1が押さえ部材に支持されている光量調節装置であって、駆動リング20の羽根支持部に穴形状23を有し、且つラジアル支持部26が一周繋がっていることを特徴とする。
【選択図】図8



特許請求の範囲【請求項1】
光が通過する固定開口を有するベース部材と、
前記固定開口の周方向に複数配置されて前記光が通過する可変開口を形成する絞り羽根と、
前記固定開口の周方向に回転して前記絞り羽根に駆動力を伝達することで、前記可変開口の大きさを変化させるように前記複数の絞り羽根を回動させる駆動リングを有する光量調節装置であって、
前記駆動リングの羽根支持部に穴形状を有し、且つ、前記駆動リングのラジアル支持部が一周繋がっていることを特徴とする光量調節装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1に記載の光量調節装置であって、
前記駆動リングは複数のゲート形状が周方向に等間隔に配置され、前記ゲート形状に対する穴形状を有し、左右対称に均等配置されていることを特徴とする光量調節装置。
【請求項3】
請求項1に記載の光量調節装置であって、
前記駆動リング側の羽根面は、前記駆動リングに支持されており、前記羽根支持部には駆動ピンが係合する駆動穴部とは別に設けられた複数の穴形状は貫通していることを特徴とする光量調節装置。
【請求項4】
請求項1に記載の光量調節装置であって、
前記駆動リングに設けられた複数の穴形状は前記ラジアル支持部の内周側に設けられていることを特徴とする光量調節装置。
【請求項5】
請求項1に記載の光量調節装置であって、
前記駆動リングに設けられた複数の穴形状は開放から小絞り状態の全ての使用状態において前記絞り羽根で覆われていることを特徴とする光量調節装置。
【請求項6】
請求項1に記載の光量調節装置であって、
前記駆動リングは成形性安定を目的として、垂直方向と平行方向の成形収縮率が同等の低反り材を使用していること特徴とする光量調節装置。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載の光量調節装置と、前記光量調節装置を透過した光を撮像する撮像素子と、を有することを特徴とする光学機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラや交換レンズ等の光学機器に搭載され、光量調節装置等と称される光量調節装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
上記のような光量調節装置においては、高速かつ滑らかな動作が求められている。特許
文献1、特許文献2のような従来の光量調節装置としての光量調節装置では、駆動リングを固定開口の周囲で回転させて複数の絞り羽根を開閉方向に回動させ、該複数の 絞り羽根により形成される絞り開口(可変開口)の大きさを変化させることにより光量を調節する。このような光量調節装置は、虹彩型光量調節装置とも称される。
【0003】
特許文献2の光量調節装置では、各絞り羽根の地板側とは反対側の羽根面は、駆動リングによって支持されており、支持部には穴形状が設けられているものがある。
【0004】
また、駆動リングには押さえ板側に突出したラジアル支持部が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-179169号公報
特開2012-145929号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、特許文献1の光量調節装置では、駆動リングには羽根支持部が設けられており、羽根面と反対側の面の一周繋がったラジアル支持部の内周側には凹部があり、羽根面側には穴形状が設けられていない。
【0007】
この場合、駆動リングが重く、駆動リングと絞り羽根同士が接触し、摩擦することで抵抗が大きくなり、摺動負荷となってしまう。
【0008】
一方、特許文献2の光量調節装置では、駆動リングのラジアル支持部は一周繋がっておらず、ラジアル支持部の内周側に設けられた羽根支持部の羽根面には穴形状が設けられている。
【0009】
この場合、駆動リングのラジアル支持部が一周繋がっていないことにより、作動中に変形してしまい、強度を保つことが難しい。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明の光量調節装置は、光が通過する固定開口を有するベース部材と、前記固定開口の周方向に複数配置されて前記光が通過する可変開口を形成する絞り羽根と、前記固定開口の周方向に回転して前記絞り羽根に駆動力を伝達することで、前記可変開口の大きさを変化させるように前記複数の絞り羽根を回動させる駆動リングを有する光量調節装置であって、前記駆動リングの羽根支持部に穴形状を有し、且つ、前記駆動リングのラジアル支持部が一周繋がっていることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
監視用カメラ
3か月前
株式会社シグマ
絞りユニット
3日前
平和精機工業株式会社
雲台
26日前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
24日前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
3か月前
株式会社イノン
接写補助装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
10日前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社オプトル
プロジェクタ
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
19日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
26日前
キヤノン株式会社
トナー
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
再生方法
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
トヨタ自動車株式会社
撮像方法
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
26日前
株式会社シグマ
絞り機構及びレンズ鏡筒
1か月前
続きを見る