TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025131953
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2022128148
出願日
2022-08-10
発明の名称
光学装置
出願人
アルプスアルパイン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01S
5/02255 20210101AFI20250903BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】発光部の大型化を抑制できる光学装置を提供すること。
【解決手段】光学装置100は、第1プリズムPS1に設けられ、第1光源LD1からの第1波長の光を反射させるとともに第2光源LD2からの第2波長の光を透過させる第1光学機能層FL1と、第2プリズムPS2に設けられ、第2波長の光を反射させる第2光学機能層FL2とを備える。第1波長の光は、第1プリズムPS1の第3面SF3に入射し、第1光学機能層FL1で反射し、第1プリズムPS1の第1面SF1から出射する。第2波長の光は、第2プリズムPS2の第5面SF5に入射し、第2光学機能層FL2で反射し、第1光学機能層FL1を透過し、第1面SF1から出射する。第1波長は第2波長よりも短い。第1光源LD1から集光レンズCLまでの光路長は、第2光源LD2から集光レンズCLまでの光路長よりも短い。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面と、前記第1面と45度の角度をなす第2面と、前記第2面と45度の角度をなし前記第1面と90度の角度をなす第3面とを有する第1プリズムと、
前記第1プリズムの前記第2面に貼り合わされる第4面と、前記第4面と45度の角度をなす第5面と、前記第5面と45度の角度をなし前記第4面と90度の角度をなす第6面とを有する第2プリズムと、
第1波長の光を出射する第1光源と、
前記第1波長とは異なる第2波長の光を出射する第2光源と、
前記第1プリズムの前記第2面に沿うように設けられ、前記第1波長の光を反射させるとともに前記第2波長の光を透過させる第1光学機能層と、
前記第2プリズムの前記第6面に沿うように設けられ、前記第2波長の光を反射させる第2光学機能層と、を備え、
前記第1光源からの光は、前記第1プリズムの前記第3面に入射し、前記第1光学機能層で反射し、前記第1プリズムの前記第1面から出射し、
前記第2光源からの光は、前記第2プリズムの前記第5面に入射し、前記第2光学機能層で反射し、前記第1光学機能層を透過し、前記第1プリズムの前記第1面から出射し、
前記第1プリズムの前記第1面から出射する光の光軸の延長線上に集光レンズが配置され、
前記第1光源と前記第2光源の一方からの光の波長が他方からの光の波長よりも短くて屈折率が高く、
前記第1光源と前記第2光源の一方から前記集光レンズまでの光路長が他方から前記集光レンズまでの光路長よりも短くなるように前記第1光源と前記第2光源が配置されたことを特徴とする光学装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1光源及び前記第2光源は単波長レーザーダイオードである、
請求項1に記載の光学装置。
【請求項3】
前記光軸に沿う奥行き方向と直交する幅方向に沿って対向配置された一対の側壁、及び、前記一対の側壁の間に形成される収容空間を有する筐体を備え、
前記収容空間の幅方向における中心に前記光軸が位置するように前記第1光源、前記第1プリズム、前記第2プリズム、及び前記第2光源が幅方向に沿って順次配置され、
前記第1光源からの光の波長が前記第2光源からの波長よりも短くて屈折率が高く、
前記第1光源から前記集光レンズまでの第1光路長が前記第2光源から前記集光レンズまでの第2光路長よりも短くなるように、前記第1光源が前記第1プリズムの前記第3面の外方に配置されるとともに前記第2光源が前記第2プリズムの前記第5面の外方に配置されている、
請求項1記載の光学装置。
【請求項4】
第1面と、前記第1面と45度の角度をなす第2面と、前記第2面と45度の角度をなし前記第1面と90度の角度をなす第3面とを有する第1プリズムと、
前記第1プリズムの前記第2面に貼り合わされる第4面と、前記第4面と45度の角度をなす第5面と、前記第5面と45度の角度をなし前記第4面と90度の角度をなす第6面とを有する第2プリズムと、
前記第2プリズムの前記第6面に貼り合わされる第7面と、前記第7面と45度の角度をなす第8面と、前記第8面と45度の角度をなし前記第7面と90度の角度をなす第9面とを有する第3プリズムと、
第1波長の光を出射する第1光源と、
前記第1波長とは異なる第2波長の光を出射する第2光源と、
前記第1波長及び前記第2波長の何れとも異なる第3波長の光を出射する第3光源と、
前記第1プリズムの前記第2面に沿うように設けられ、前記第1波長の光を反射させるとともに前記第2波長の光を透過させる第1光学機能層と、
前記第2プリズムの前記第6面に沿うように設けられ、前記第2波長の光を反射させるとともに前記第3波長の光を透過させる第2光学機能層と、を備え、
前記第1光源からの光は、前記第1プリズムの前記第3面に入射し、前記第1光学機能層で反射し、前記第1プリズムの前記第1面から出射し、
前記第2光源からの光は、前記第2プリズムの前記第5面に入射し、前記第2光学機能層で反射し、前記第1光学機能層を透過し、前記第1プリズムの前記第1面から出射し、
前記第3光源からの光は、前記第3プリズムの前記第8面に入射し、前記第2光学機能層を透過し、前記第1光学機能層を透過し、前記第1プリズムの前記第1面から出射し、
前記第1プリズム、前記第2プリズム、及び前記第3プリズムは、同一形状の直角二等辺三角柱形状であることを特徴とする光学装置。
【請求項5】
前記第1光学機能層は、前記第1プリズムの前記第2面にコーティングされ、
前記第2光学機能層は、前記第2プリズムの前記第6面にコーティングされている、
請求項1乃至請求項4の何れかに記載の光学装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光学装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、プリズムと複数のレーザ光源とを含む発光部(投光部)を備えた光学装置が知られている(特許文献1及び特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-111266号公報
特開2003-232908号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の光学装置であるプロジェクタは、各レーザ光源とプリズムとの間にコリメータレンズを備えている。また、特許文献2の記載の光学装置である画像露光装置は、プリズムの出射面側に比較的長い棒状のセルフォックレンズアレイ(登録商標)を備えている。
【0005】
しかしながら、上述の光学装置は何れも発光部のサイズが大きくなってしまうおそれがある。
【0006】
そこで、発光部の大型化を抑制できる光学装置を提供することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態に係る光学装置は、第1面と、前記第1面と45度の角度をなす第2面と、前記第2面と45度の角度をなし前記第1面と90度の角度をなす第3面とを有する第1プリズムと、前記第1プリズムの前記第2面に貼り合わされる第4面と、前記第4面と45度の角度をなす第5面と、前記第5面と45度の角度をなし前記第4面と90度の角度をなす第6面とを有する第2プリズムと、第1波長の光を出射する第1光源と、前記第1波長とは異なる第2波長の光を出射する第2光源と、前記第1プリズムの前記第2面に沿うように設けられ、前記第1波長の光を反射させるとともに前記第2波長の光を透過させる第1光学機能層と、前記第2プリズムの前記第6面に沿うように設けられ、前記第2波長の光を反射させる第2光学機能層と、を備え、前記第1光源からの光は、前記第1プリズムの前記第3面に入射し、前記第1光学機能層で反射し、前記第1プリズムの前記第1面から出射し、前記第2光源からの光は、前記第2プリズムの前記第5面に入射し、前記第2光学機能層で反射し、前記第1光学機能層を透過し、前記第1プリズムの前記第1面から出射し、前記第1プリズムの前記第1面から出射する光の光軸の延長線上に集光レンズが配置され、前記第1光源と前記第2光源の一方からの光の波長が他方からの光の波長よりも短くて屈折率が高く、前記第1光源と前記第2光源の一方から前記集光レンズまでの光路長が他方から前記集光レンズまでの光路長よりも短くなるように前記第1光源と前記第2光源が配置されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
上述の光学装置は、発光部の大型化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
光学装置の正面図である。
光学装置の断面図である。
プリズム及び光源の斜視図である。
集光レンズに対する三つの光源の位置と三つの光源が出射する光の広がりとの関係を概略的に示す図である。
光源が出射した光がプリズムを通って集光レンズに至る様子を示す図である。
筐体内に設けられる発光部の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照し、本開示の実施形態に係る光学装置100について説明する。図1は、光学装置100の正面図であり、図2は、光学装置100の断面図である。具体的には、図2は、図1の一点鎖線LN1で表されるXY平面に平行な仮想平面における光学装置100の断面を示す。図3は、光学装置100の発光部EPを構成する光源LD及びプリズムPSの斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
雄端子
1か月前
個人
後付地震遮断機
1か月前
個人
安全なNAS電池
10日前
個人
超精密位置決め機構
1か月前
愛知電機株式会社
電力機器
1か月前
ヒロセ電機株式会社
端子
1か月前
東レ株式会社
多孔質炭素シート
5日前
日機装株式会社
加圧装置
26日前
個人
フリー型プラグ安全カバー
17日前
ローム株式会社
半導体装置
5日前
キヤノン株式会社
電子機器
5日前
エイブリック株式会社
半導体装置
7日前
ローム株式会社
半導体装置
26日前
エイブリック株式会社
半導体装置
7日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
21日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
27日前
オムロン株式会社
電磁継電器
14日前
住友電装株式会社
端子
1か月前
沖電気工業株式会社
アンテナ
17日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
21日前
東レ株式会社
ガス拡散層の製造方法
5日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
13日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
24日前
株式会社ヨコオ
コネクタ
7日前
株式会社カネカ
二次電池
20日前
日本化薬株式会社
電流遮断装置
1か月前
愛知電機株式会社
負荷時タップ切換装置
21日前
住友電装株式会社
コネクタ
1か月前
三菱自動車工業株式会社
放熱構造
26日前
日新イオン機器株式会社
イオン注入装置
26日前
ローム株式会社
半導体装置
21日前
ローム株式会社
半導体装置
6日前
ローム株式会社
半導体装置
14日前
三菱電機株式会社
半導体装置
6日前
日新イオン機器株式会社
気化器、イオン源
11日前
続きを見る
他の特許を見る