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公開番号
2025131872
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2025102486,2023560842
出願日
2025-06-18,2021-04-02
発明の名称
端末装置、ネットワーク装置、及び通信方法
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H04W
16/28 20090101AFI20250902BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】マルチビームオペレーションにおけるビーム管理を容易にする装置、通信方法及びコンピュータ記憶媒体を提供する。
【解決手段】無線通信システムにおいて、端末装置は、第1の送信設定インジケータ(TCI)状態の指示を有する第1のダウンリンク制御情報(DCI)と、第2のTCI状態の指示を有する第2のDCIとを受信し、受信に対応するハイブリッド自動反復要求確認応答(HARQ-ACK)コードブックをネットワーク装置に送信し、あるタイミングの後、HARQ-ACKコードブックの情報に基づいて、第1のTCI状態と第2のTCI状態とのうちの1つを有する第1の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)及び第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のうちの少なくとも1つを受信する。
【選択図】図3A
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワーク装置から、無線リソース制御(RRC)メッセージ内で、継続時間を示す情報を受信する手段と、
前記ネットワーク装置から、第1の送信設定インジケータ(TCI)状態の指示を有する第1のダウンリンク制御情報(DCI)と、第2のTCI状態の指示を有する第2のDCIとを同時に受信する手段と、
前記ネットワーク装置に、前記第2のDCIに対応する又は前記第2のDCIによりスケジューリングされる第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する、肯定のハイブリッド自動反復要求確認応答(HARQ-ACK)を有する物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と、肯定のHARQ-ACKを有する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)とのいずれかを送信する手段と、
前記第1のTCI状態及び前記第2のTCI状態のいずれかを適用する手段と、
を有し、
前記PUCCHまたは前記PUSCHの最後のシンボルから少なくとも前記継続時間後の最初のスロットから、同時に適用可能な前記第1のTCI状態と前記第2のTCI状態のうち、肯定の HARQ-ACKに対応する最新のDCIによって指示される方のTCI状態を適用する、
端末装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記ネットワーク装置から、複数のTCI状態についての設定を受信する手段をさらに備える、請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記最新のDCIによって指示されるTCI状態は、少なくとも、前記PUCCHの最後のシンボル又は前記PUSCHの最後のシンボルから少なくとも前記継続時間後の最初のスロットから、第2のPDSCHと第1のPDCCHとのうちの少なくとも1つに適用される、
請求項1に記載の端末装置。
【請求項4】
前記第1のDCIは、第2のPDCCH内で受信され、前記第2のDCIは、第3のPDCCH内で受信される、
請求項1に記載の端末装置。
【請求項5】
前記第1のDCIは、前記第2のDCIよりも早く受信される、
請求項1に記載の端末装置。
【請求項6】
前記第2のTCI状態は、前記第1のTCI状態とは異なる、
請求項1に記載の端末装置。
【請求項7】
端末装置に、無線リソース制御(RRC)メッセージ内で、継続時間を示す情報を送信する手段と、
前記端末装置に、第1の送信設定インジケータ(TCI)状態の指示を有する第1のダウンリンク制御情報(DCI)と、第2のTCI状態の指示を有する第2のDCIとを同時に送信する手段と、
前記端末装置から、前記第2のDCIに対応する又は前記第2のDCIによりスケジューリングされる第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する、肯定のハイブリッド自動反復要求確認応答(HARQ-ACK)を有する物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、又は肯定のHARQ-ACKを有する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を受信する手段と、
前記第1のTCI状態及び前記第2のTCI状態のいずれかを適用する手段と、
を備え、
前記PUCCH又は前記PUSCHの最後のシンボルから少なくとも前記継続時間後の最初のスロットから、同時に適用可能な前記第1のTCI状態と前記第2のTCI状態のうち肯定のHARQ-ACKに対応する最新のDCIによって指示される方のTCI状態を適用する、
ネットワーク装置。
【請求項8】
前記端末装置に、複数のTCI状態についての設定を送信する手段をさらに備える、請求項7に記載のネットワーク装置。
【請求項9】
前記最新のDCIによって指示されるTCI状態は、少なくとも、前記PUCCHの最後のシンボル又は前記PUSCHの最後のシンボルから少なくとも前記継続時間後の最初のスロットから、第2のPDSCHと第1のPDCCHとのうちの少なくとも1つに適用される、
請求項7に記載のネットワーク装置。
【請求項10】
前記第1のDCIは、第2のPDCCH内で送信され、前記第2のDCIは、第3のPDCCH内で送信される、
請求項7に記載のネットワーク装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の実施形態は、全体として電気通信の分野に関し、特に、通信の方法、装置及びコンピュータ記憶媒体に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
3GPP(登録商標、以下同様)のRAN#86会議において、主に周波数範囲2(FR2)を対象とすると同時に、周波数範囲1(FR1)にも適用可能であるような、マルチビームオペレーションについての強化をサポートすることが合意されている。より効率的な(より低い遅延及びオーバーヘッド)ダウンリンク(DL)とアップリンク(UL)とのビーム管理を容易にするために、特徴を識別及び特定することが合意されている。例えば、DLとULとのためのデータ及び制御情報の送受信、特に帯域内キャリアアグリゲーション(CA)のための共通ビームをサポートすることが提案されている。DL及びULビーム指示のための統合TCI(Transmission Configuration Indication:送信設定指示)フレームワークをサポートすることも提案されている。しかしながら、現在の3GPP仕様には、データ及び制御情報の送受信のための共通ビームに関する詳細は提供されていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
全体として、本開示の例示的な実施形態は、ビーム管理のための方法、装置及びコンピュータ記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、端末装置においてネットワーク装置から、第1の送信設定インジケータ(TCI)状態の指示を有する第1のダウンリンク制御情報(DCI)と、第2のTCI状態の指示を有する第2のDCIとを受信することと、前記受信に対応するハイブリッド自動反復要求確認応答(HARQ-ACK)コードブックを前記ネットワーク装置に送信することと、あるタイミングの後、前記HARQ-ACKコードブックの情報に基づいて、前記第1のTCI状態と前記第2のTCI状態とのうちの1つを有する第1の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)及び第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のうちの少なくとも1つを受信することと、を含む。
【0005】
第2の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、ネットワーク装置から端末装置へ、第1の送信設定インジケータ(TCI)状態の指示を有する第1のダウンリンク制御情報(DCI)と、第2のTCI状態の指示を有する第2のDCIとを送信することと、前記送信に対応するハイブリッド自動反復要求確認応答(HARQ-ACK)コードブックを前記端末装置から受信することと、あるタイミングの後、前記HARQ-ACKコードブックの情報に基づいて、前記第1のTCI状態と前記第2のTCI状態とのうちの1つを有する第1の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)及び第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のうちの少なくとも1つを送信することと、を含む。
【0006】
第3の態様において、端末装置が提供される。前記端末装置は、プロセッサと、前記プロセッサに結合されたメモリとを備える。メモリは、プロセッサにより実行された場合に端末装置に以下の動作を実行させる命令を記憶する。前記動作は、端末装置において、ネットワーク装置から、第1の送信設定インジケータ(TCI)状態の指示を有する第1のダウンリンク制御情報(DCI)と、第2のTCI状態の指示を有する第2のDCIとを受信することと、前記受信に対応するハイブリッド自動反復要求確認応答(HARQ-ACK)コードブックを前記ネットワーク装置に送信することと、あるタイミングの後、前記HARQ-ACKコードブックの情報に基づいて、前記第1のTCI状態と前記第2のTCI状態とのうちの1つを有する第1の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)及び第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のうちの少なくとも1つを受信することと、を含む。
【0007】
第4の態様において、ネットワーク装置が提供される。前記ネットワーク装置は、プロセッサと、前記プロセッサに結合されたメモリとを備える。メモリは、プロセッサにより実行された場合にネットワーク装置に以下の動作を実行させる命令を記憶する。前記動作は、ネットワーク装置から端末装置へ、第1の送信設定インジケータ(TCI)状態の指示を有する第1のダウンリンク制御情報(DCI)と、第2のTCI状態の指示を有する第2のDCIとを送信することと、前記送信に対応するハイブリッド自動反復要求確認応答(HARQ-ACK)コードブックを前記端末装置から受信することと、あるタイミングの後、前記HARQ-ACKコードブックの情報に基づいて、前記第1のTCI状態と前記第2のTCI状態とのうちの1つを有する第1の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)及び第1の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のうちの少なくとも1つを送信することと、を含む。
【0008】
第5の態様において、命令を記憶したコンピュータ可読媒体が提供される。前記命令は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合、前記少なくとも一つのプロセッサに、上記第1の態様又は第2の態様に記載の方法を実行させる。
【0009】
第6の態様において、コンピュータ可読媒体上に記憶され、マシン実行可能な命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。前記マシン実行可能な命令が実行された場合、上記第1の態様又は第2の態様に記載の方法をマシンに実行させる。
【0010】
発明の概要部分は、本開示の実施形態の重要又は基本的な特徴を特定することも、本開示の範囲を限定することも意図していないことを理解すべきである。本開示のその他の特徴は、以下の説明により容易に理解できるはずである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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