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公開番号
2025129976
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024027004
出願日
2024-02-26
発明の名称
リアクトル、コンバータ、および電力変換装置
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01F
37/00 20060101AFI20250829BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】大電流の使用環境下でも高いインダクタンスを保ち、かつ低損失であるリアクトルを提供する。
【解決手段】コイルと磁性コアとを備え、磁性コアは、コイルの内部に配置されたミドルコア部と、ミドルコア部の第1端部および第2端部の各々につながるように配置される第1エンドコア部および第2エンドコア部と、を有し、コイルの外周面は、磁性コアから露出されている部分を有し、第1端部および第2端部の各々は、第1部位と、第1部位よりも比透磁率の高い第2部位と、を有し、第1エンドコア部および第2エンドコア部は、第1部位につながっている第1部位と、第2部位につながっている第2部位と、を有し、第1エンドコア部および第2エンドコア部の第2部位の比透磁率は、第1エンドコア部および第2エンドコア部の第1部位の比透磁率よりも高い、リアクトル。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
コイルと、
環状の平面形状を有する磁性コアと、を備え、
前記磁性コアは、
前記コイルの内部に配置されたミドルコア部と、
前記ミドルコア部の第1端部および第2端部の各々につながるように前記コイルの第1端面および第2端面の各々に向かい合って配置される第1エンドコア部および第2エンドコア部と、を有し、
前記コイルの外周面は、前記磁性コアから露出されている部分を有し、
前記第1端部および前記第2端部の各々は、
第1部位と、
前記第1部位よりも比透磁率の高い第2部位と、を有し、
前記第1エンドコア部および前記第2エンドコア部は、
前記第1部位につながっている第1部位と、
前記第2部位につながっている第2部位と、を有し、
前記第1エンドコア部および前記第2エンドコア部の前記第2部位の比透磁率は、前記第1エンドコア部および前記第2エンドコア部の前記第1部位の比透磁率よりも高い、
リアクトル。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記第2部位の比透磁率は、50以上500以下である、請求項1に記載のリアクトル。
【請求項3】
前記第1部位の比透磁率は、5以上50以下である、請求項2に記載のリアクトル。
【請求項4】
前記第2部位は、軟磁性粉末の圧粉成形体で構成されている、請求項3に記載のリアクトル。
【請求項5】
前記第1部位は、樹脂中に軟磁性粉末が分散された複合材料の成形体で構成されている、請求項4に記載のリアクトル。
【請求項6】
前記ミドルコア部の前記第2部位の各々は、前記第1端部および前記第2端部の各々の幅に沿った方向の中央に設けられている、請求項5に記載のリアクトル。
【請求項7】
前記ミドルコア部の前記第2部位の各々は、前記第1端部および前記第2端部の各々の幅に沿った方向の両端に設けられている、請求項5に記載のリアクトル。
【請求項8】
前記ミドルコア部の前記第2部位の各々は、前記第1端部および前記第2端部の各々の幅に沿った方向のいずれかの端部に設けられている、請求項5に記載のリアクトル。
【請求項9】
前記第1エンドコア部および前記第2エンドコア部の各々の前記第2部位は、前記第1エンドコア部および前記第2エンドコア部の各々の厚さの中央に設けられている、請求項5に記載のリアクトル。
【請求項10】
前記ミドルコア部の前記第2部位の各々は、前記第1端部および前記第2端部の各々の幅に沿った方向の中央、かつ厚さに沿った方向の中央に設けられていて、
前記第1エンドコア部および前記第2エンドコア部の各々の前記第2部位は、前記コイルの軸方向からみた際、
前記ミドルコア部の前記第2部位に重なる重複部と、
前記ミドルコア部の前記第2部位に重なることなく前記重複部から前記第1エンドコア部および前記第2エンドコア部の各々の幅に沿った方向の外側に向かって延びる延長部と、を有し、
前記重複部の各々は、前記ミドルコア部の前記第2部位の各々につながっている、請求項5に記載のリアクトル。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、リアクトル、コンバータ、および電力変換装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1のリアクトルの磁性コアは、第一コア片と第二コア片とを組み合わせて構成されるコア片を備える。第一コア片は、樹脂中に軟磁性粉末が分散してなる複合材料の成形体で構成されている。第二コア片は、軟磁性粉末の圧粉成形体で構成されている。コア片は、金型に第二コア片を配置し、その第二コア片の周囲に第一コア片を成形することで製造される。以下では、上記複合材料の成形体で構成された部位を第1部位、上記圧粉成形体で構成された部位を第2部位と呼ぶ。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-45166号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
第1部位と第2部位とを組み合わせたコア片を用いて、大電流の使用環境下でも高いインダクタンスを保ち、かつ低損失であるリアクトルを製造することが求められる。互いに異なる材質の第1部位と第2部位とを組み合わせたコア片では、第1部位と第2部位とが良好に接合されることが求められる。
【0005】
本開示は、大電流の使用環境下でも高いインダクタンスを保ち、かつ低損失であるリアクトルを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のリアクトルは、コイルと、環状の平面形状を有する磁性コアと、を備える。前記磁性コアは、前記コイルの内部に配置されたミドルコア部と、前記ミドルコア部の第1端部および第2端部の各々につながるように前記コイルの第1端面および第2端面の各々に向かい合って配置される第1エンドコア部および第2エンドコア部と、を有する。前記コイルの外周面は、前記磁性コアから露出されている部分を有する。前記第1端部および前記第2端部の各々は、第1部位と、前記第1部位よりも比透磁率の高い第2部位と、を有する。前記第1エンドコア部および前記第2エンドコア部は、前記第1部位につながっている第1部位と、前記第2部位につながっている第2部位と、を有する。前記第1エンドコア部および前記第2エンドコア部の前記第2部位の比透磁率は、前記第1エンドコア部および前記第2エンドコア部の前記第1部位の比透磁率よりも高い。
【発明の効果】
【0007】
本開示のリアクトルは、大電流の使用環境下でも高いインダクタンスを保ち、かつ低損失である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1のリアクトルの概略を示す斜視図である。
図2は、実施形態1のリアクトルを分解した状態の概略を示す斜視図である。
図3は、図1のIII-III断面図である。
図4は、図1のIV-IV断面図である。
図5は、図1のV-V断面図である。
図6は、実施形態2のリアクトルの概略を示す斜視図である。
図7は、実施形態2のリアクトルを分解した状態の概略を示す斜視図である。
図8は、図6のVIII-VIII断面図である。
図9は、実施形態3のリアクトルの概略を示す斜視図である。
図10は、実施形態3のリアクトルを分解した状態の概略を示す斜視図である。
図11は、図9のXI-XI断面図である。
図12は、ハイブリッド自動車の電源系統を模式的に示す構成図である。
図13は、コンバータを備える電力変換装置の一例を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
《本開示の実施形態の説明》
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
(1)本開示の一形態に係るリアクトルは、コイルと、環状の平面形状を有する磁性コアと、を備える。前記磁性コアは、前記コイルの内部に配置されたミドルコア部と、前記ミドルコア部の第1端部および第2端部の各々につながるように前記コイルの第1端面および第2端面の各々に向かい合って配置される第1エンドコア部および第2エンドコア部と、を有する。前記コイルの外周面は、前記磁性コアから露出されている部分を有する。前記第1端部および前記第2端部の各々は、第1部位と、前記第1部位よりも比透磁率の高い第2部位と、を有する。前記第1エンドコア部および前記第2エンドコア部は、前記第1部位につながっている第1部位と、前記第2部位につながっている第2部位と、を有する。前記第1エンドコア部および前記第2エンドコア部の前記第2部位の比透磁率は、前記第1エンドコア部および前記第2エンドコア部の前記第1部位の比透磁率よりも高い。
(【0011】以降は省略されています)
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