TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025128840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025789
出願日2024-02-22
発明の名称異常監視装置、電子機器、異常監視方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 11/07 20060101AFI20250827BHJP(計算;計数)
要約【課題】監視対象装置を起動するシーケンスにおいて発生した異常の情報を記録することができる異常監視装置、電子機器、異常監視方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】異常監視装置は、記憶領域と、監視対象装置を起動するシーケンスを監視し、前記シーケンスにおいて異常が発生したとき、前記異常の種類を示す情報を前記記憶領域に記録する記録手段と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
記憶領域と、
監視対象装置を起動するシーケンスを監視し、前記シーケンスにおいて異常が発生したとき、前記異常の種類を示す情報を前記記憶領域に記録する記録手段と、
を備える、
異常監視装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記記憶領域と異なる第2の記憶領域と、
前記監視対象装置が再起動した後、BIOS(Basic Input Output System)の機能により前記情報を前記第2の記憶領域に記録する第2の記録手段と、
を備える、
請求項1に記載の異常監視装置。
【請求項3】
前記監視対象装置が再起動した後、BIOS(Basic Input Output System)の機能により前記情報を表示する表示手段を備える、
請求項1または請求項2に記載の異常監視装置。
【請求項4】
前記記録手段は、前記異常の発生を示す第1の情報と、前記異常の種類を示す第2の情報とを前記記憶領域に記録し、
前記第1の情報が前記記憶領域に記録されている場合、前記第2の記録手段は、前記第2の情報を前記記憶領域から取得し、前記第2の記憶領域に記録する、
請求項2に記載の異常監視装置。
【請求項5】
前記記録手段は、CPLD(Complex Programmable Logic Device)である、
請求項1または請求項2に記載の異常監視装置。
【請求項6】
前記記憶領域は、前記CPLD内の記憶領域である、
請求項5に記載の異常監視装置。
【請求項7】
BIOS(Basic Input Output System)が起動する前、前記記録手段は前記情報を前記記憶領域に記録する、
請求項1または請求項2に記載の異常監視装置。
【請求項8】
請求項1または請求項2に記載の異常監視装置と、
電源と、
を備える電子機器。
【請求項9】
監視対象装置を起動するシーケンスを監視し、前記シーケンスにおいて異常が発生したとき、記録手段が前記異常の種類を示す情報を記憶領域に記録する、
異常監視方法。
【請求項10】
監視対象装置を起動するシーケンスを監視し、前記シーケンスにおいて異常が発生したとき、前記異常の種類を示す情報を記憶領域に記録する記録手段、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、異常監視装置、電子機器、異常監視方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
産業用のコンピュータ装置は、装置を使用中に発生した異常(障害)をログに保存する機能を備える。装置が完全に起動した後、あるいはOS(Operating System)が起動した後に装置はログの収集を開始する。
【0003】
装置起動シーケンスでは、装置はストレージ部に電源が供給されて起動する前の状態にある。そのため、装置起動シーケンスにおいて異常が発生した場合、装置に搭載されている状態監視用のプログラムは装置起動シーケンスのどの段階で異常が発生したのかを示すログを記録することができない。
【0004】
例えば、特許文献1には、主装置に電源を供給する電源装置のオンまたはオフの際に主装置と電源装置との間で送受信される電源シーケンス信号を観測することにより障害を特定する装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2018/016554号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
装置に発生した異常の原因を究明するためには、ユーザは異常が発生した装置を入手し、再現試験を行う必要がある。しかし、その装置の入手が必要であるため、原因の究明に時間がかかる、またその装置を入手できたとしても同じ異常を再現させられない場合にはそれ以上の究明が困難である。そのため、異常の原因究明をより容易にする方法が望まれる。
【0007】
特許文献1に記載された装置は、電源シーケンス信号を観測するための手段を必要とする。また、その装置は、装置起動シーケンスのどの段階で異常が発生したのかを示すログを記録していない。
【0008】
本開示の目的は、上述の課題を解決する異常監視装置、電子機器、異常監視方法、およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様に係る異常監視装置は、記憶領域と、監視対象装置を起動するシーケンスを監視し、前記シーケンスにおいて異常が発生したとき、前記異常の種類を示す情報を前記記憶領域に記録する記録手段と、を備える。
【0010】
本開示の一態様に係る電子機器は、上記の異常監視装置と、電源と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

日本電気株式会社
学習装置
8日前
日本電気株式会社
学習装置
1日前
日本電気株式会社
原子発振器
3日前
日本電気株式会社
信号処理装置及び方法
1か月前
日本電気株式会社
移相器およびアンテナ装置
15日前
日本電気株式会社
移相器およびアンテナ装置
15日前
日本電気株式会社
光モジュール及び通信装置
1か月前
日本電気株式会社
移相器およびアンテナ装置
15日前
日本電気株式会社
情報処理システム及びその方法
1か月前
日本電気株式会社
ケージ、光伝送装置及び挿抜方法
12日前
日本電気株式会社
TS合成装置および放送システム
4日前
日本電気株式会社
光ファイバ伝送路及び光伝送方法
23日前
日本電気株式会社
処理装置、方法、及びプログラム
1日前
日本電気株式会社
リング共振器、およびその製造方法
2日前
日本電気株式会社
リング共振器、およびその製造方法
3日前
日本電気株式会社
レドーム、及びレドームの製造方法
18日前
日本電気株式会社
処理装置、処理方法、及びプログラム
15日前
日本電気株式会社
処理装置、処理方法、及びプログラム
11日前
日本電気株式会社
分析装置、分析方法、およびプログラム
18日前
日本電気株式会社
情報処理装置、及び処理方法、プログラム
22日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、プログラム
4日前
日本電気株式会社
検証可能証明書システム、方法、記録媒体
1か月前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、プログラム
1日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、プログラム
1日前
日本電気株式会社
支援システム、処理方法、およびプログラム
17日前
日本電気株式会社
光増幅装置、光伝送システム及び光増幅方法
15日前
日本電気株式会社
処理システム、処理方法、およびプログラム
5日前
日本電気株式会社
ゲート装置、認証制御方法、及びプログラム
29日前
日本電気株式会社
制御計画装置、制御計画方法及びプログラム
23日前
日本電気株式会社
教育支援装置、教育支援方法及びプログラム
22日前
日本電気株式会社
受講管理装置、受講管理方法及びプログラム
22日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
1日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
25日前
日本電気株式会社
在庫調整装置、在庫調整方法、及びプログラム
23日前
日本電気株式会社
起動制御装置、起動制御方法、及びプログラム
23日前
日本電気株式会社
サーバ装置、サーバ装置の方法及びプログラム
19日前
続きを見る