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公開番号
2025127938
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024949
出願日
2024-02-21
発明の名称
X線撮影システムおよびX線画像表示方法
出願人
株式会社島津製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
A61B
6/00 20240101AFI20250826BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】一方の脚部に最も荷重がかかっているタイミングである最大荷重タイミングに対応するX線画像を容易に識別することが可能なX線撮影システムおよびX線画像表示方法を提供する。
【解決手段】このX線撮影システム100は、脚部に荷重がかかる荷重動作を行っている被検体101に対してX線を照射するX線照射部10と、X線を検出するX線検出部20と、X線の検出とは別個に、被検体101の荷重動作において脚部にかかる荷重の状態を識別するための光学画像(荷重情報)を取得する光学撮像部30と、表示部60と、制御部50とを備える。制御部50は、光学画像に基づいて、被検体101の荷重動作において、少なくとも、一方の脚部に最も荷重がかかっているタイミングである最大荷重タイミングに対応するX線画像を、表示部60に識別可能に表示する制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
脚部に荷重がかかる荷重動作を行っている被検体に対してX線を照射するX線照射部と、
前記X線照射部から照射され、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出部と、
前記X線検出部によるX線の検出とは別個に、前記被検体の荷重動作において脚部にかかる荷重の状態を識別するための荷重情報を取得する荷重情報取得部と、
前記X線検出部によるX線の検出により生成されたX線画像を表示する表示部と、
前記荷重情報取得部により取得された前記荷重情報に基づいて、前記被検体の荷重動作において、少なくとも、一方の脚部に最も荷重がかかっているタイミングである最大荷重タイミングに対応する前記X線画像を、前記表示部に識別可能に表示する制御を行う制御部と、を備える、X線撮影システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記荷重情報取得部により取得された前記荷重情報に基づいて、前記一方の脚部における足関節、膝関節、および、股関節の少なくとも1つを撮影した前記最大荷重タイミングに対応する前記X線画像を、前記表示部に識別可能に表示する制御を行う、請求項1に記載のX線撮影システム。
【請求項3】
前記荷重情報取得部は、荷重動作を行っている最中の前記被検体の光学画像を撮像する光学撮像部と、荷重動作を行っている最中の前記被検体の脚部により加えられた圧力を検出する圧力センサとの少なくとも一方を含む、請求項1または2に記載のX線撮影システム。
【請求項4】
前記荷重情報取得部は、荷重動作を行っている最中の前記被検体の前記光学画像を撮像する前記光学撮像部を含み、
前記光学撮像部は、前記X線照射部を支持する支持部と、前記X線照射部から照射されるX線の照射野を規定するコリメータ部との少なくとも一方に配置されている、請求項3に記載のX線撮影システム。
【請求項5】
前記荷重情報取得部は、荷重動作を行っている最中の前記被検体の前記光学画像を撮像する前記光学撮像部を含み、
前記制御部は、前記光学撮像部により撮像された前記光学画像に関連付けて前記最大荷重タイミングに対応する前記X線画像を表示する、請求項3に記載のX線撮影システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記最大荷重タイミングに対応する前記X線画像と前記最大荷重タイミングに対応する前記光学画像とを並べて前記表示部に表示する、請求項5に記載のX線撮影システム。
【請求項7】
前記制御部は、荷重動作を行っている前記被検体に対して連続的にX線を照射することにより取得された複数の前記X線画像のうちから前記最大荷重タイミングに対応する前記X線画像を、前記表示部に識別可能に表示する制御を行う、請求項1または2に記載のX線撮影システム。
【請求項8】
前記制御部は、前記最大荷重タイミングに対応する前記X線画像を含む前記複数のX線画像と、前記X線検出部によるX線の検出にタイミングを同期して取得された前記荷重情報とを前記表示部に並べて表示することによって、前記複数のX線画像のうちから前記最大荷重タイミングに対応する前記X線画像を識別可能に表示する制御を行う、請求項7に記載のX線撮影システム。
【請求項9】
前記制御部は、
前記荷重情報取得部により取得された前記荷重情報に基づいて、前記最大荷重タイミングを取得し、
取得された前記最大荷重タイミングに基づいて前記最大荷重タイミングに対応する前記X線画像を前記表示部に識別可能に表示する制御を行う、請求項1または2に記載のX線撮影システム。
【請求項10】
前記荷重情報取得部は、荷重動作を行っている最中の前記被検体の光学画像を撮像する光学撮像部を含み、
前記制御部は、前記荷重情報として取得された前記光学画像に基づいて、前記被検体の他方の脚部の高さ方向における位置、および、前記被検体の体軸の傾きの少なくとも一方によって、前記最大荷重タイミングを取得する、請求項9に記載のX線撮影システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、X線撮影システムおよびX線画像表示方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、光学撮像部を備えるX線撮影システムが知られている(たとえば特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、X線による放射線画像を撮影する放射線撮影システムが記載されている。この放射線撮影システムでは、歩いているときなどの関節部および骨の動きを観察するために、荷重をかけた状態で関節部を動かしながら放射線による動画像の撮影が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-058570号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記特許文献1に記載の放射線撮影システムのように、歩行動作などの荷重がかかる荷重動作を行っている最中の被検体をX線撮影する場合に、一方の脚部に最も荷重がかかっているタイミングにおける骨部または関節部の状態を観察することによって、医師による診断が行われる場合がある。しかしながら、荷重動作を行いながらX線撮影を行った場合には、X線画像のみを視認することによって一方の脚部に最も荷重がかかっているタイミングである最大荷重タイミングを特定することは困難である。そのため、一方の脚部に最も荷重がかかっているタイミングである最大荷重タイミングに対応するX線画像を容易に識別することが望まれている。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、一方の脚部に最も荷重がかかっているタイミングである最大荷重タイミングに対応するX線画像を容易に識別することが可能なX線撮影システムおよびX線画像表示方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の第1の局面におけるX線撮影システムは、脚部に荷重がかかる荷重動作を行っている被検体に対してX線を照射するX線照射部と、X線照射部から照射され、被検体を透過したX線を検出するX線検出部と、X線検出部によるX線の検出とは別個に、被検体の荷重動作において脚部にかかる荷重の状態を識別するための荷重情報を取得する荷重情報取得部と、X線検出部によるX線の検出により生成されたX線画像を表示する表示部と、荷重情報取得部により取得された荷重情報に基づいて、被検体の荷重動作において、少なくとも、一方の脚部に最も荷重がかかっているタイミングである最大荷重タイミングに対応するX線画像を、表示部に識別可能に表示する制御を行う制御部と、を備える。
【0008】
この発明の第2の局面におけるX線画像表示方法は、脚部に荷重がかかる荷重動作を行っている被検体に対してX線を照射するステップと、被検体を透過したX線を検出するステップと、X線の検出とは別個に、被検体の荷重動作において脚部にかかる荷重の状態を識別するための荷重情報を取得するステップと、X線の検出により生成されたX線画像を表示するステップと、を備え、X線画像を表示するステップは、取得された荷重情報に基づいて、被検体の荷重動作において、少なくとも、一方の脚部に最も荷重がかかっているタイミングである最大荷重タイミングに対応するX線画像を識別可能に表示するステップを含む。
【発明の効果】
【0009】
上記第1の局面におけるX線撮影システムおよび第2の局面におけるX線画像表示方法は、上記のように、取得された荷重情報に基づいて、被検体の荷重動作において、少なくとも、一方の脚部に最も荷重がかかっているタイミングである最大荷重タイミングに対応するX線画像を識別可能に表示する。これにより、少なくとも、最大荷重タイミングに対応するX線画像が識別可能に表示されているため、表示された最大荷重タイミングに対応するX線画像を視覚的に認識することによって、一方の脚部に最も荷重がかかっているタイミングである最大荷重タイミングに対応するX線画像を容易に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態によるX線撮影システムの全体構成を示した模式図である。
第1実施形態によるX線撮影システムの全体構成を示したブロック図である。
表示部におけるX線画像と光学画像との表示の一例を示した模式図である。
複数のX線画像と光学画像とを並べて表示する例を示した図である。
第1実施形態のX線撮影システムによるX線画像表示方法の制御処理を説明するためのフローチャート図である。
第2実施形態によるX線撮影システムの全体構成を示したブロック図である。
第2実施形態による脚部の高さ方向における位置の検出を説明するための図である。
光学画像80の上下方向における右脚の足先の位置と、左脚の足先の位置との差分の周期的な変化の一例を模式的に示した図である。
X線の照射のタイミングの設定を説明するための模式図である。
表示部における最大荷重タイミングに対応するX線画像の表示の例を示した図である。
第2実施形態のX線撮影システムによるX線画像表示方法の制御処理を説明するためのフローチャート図である。
第3実施形態によるX線撮影システムの全体構成を示した模式図である。
圧力センサによる検出結果に基づくX線の照射のタイミングの設定を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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