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公開番号2025127449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2025008754
出願日2025-01-21
発明の名称分析方法
出願人一丸ファルコス株式会社
代理人弁理士法人レクシード・テック
主分類G01N 33/68 20060101AFI20250825BHJP(測定;試験)
要約【課題】 ゲル組成物に含まれるプロテオグリカンの含有量を分析可能な方法等を提供する。
【解決手段】 本開示の分析方法は、ゲル組成物に含まれるプロテオグリカン含有量の分析方法であって、前記ゲル組成物を分解する分解工程と、得られた分解物におけるプロテオグリカンを分析する分析工程と、を含む。
【選択図】 なし


特許請求の範囲【請求項1】
ゲル組成物に含まれるプロテオグリカン含有量の分析方法であって、
前記ゲル組成物を分解する分解工程と、
得られた分解物におけるプロテオグリカンを分析する分析工程と、
を含む、分析方法。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記分解工程では、前記ゲル組成物に含まれるゲル化剤と、前記プロテオグリカンとの金属イオンによる架橋を、キレート剤を用いて前記金属イオンをキレート化することにより切断し、前記ゲル組成物を分解する、請求項1に記載の分析方法。
【請求項3】
前記キレート剤は、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、および/または二糖類である、請求項1または2に記載の分析方法。
【請求項4】
前記キレート剤の濃度は、0.2mol/l以上である、請求項1または2に記載の分析方法。
【請求項5】
前記分解工程では、前記ゲル組成物に含まれるタンパク質を分解する、請求項1または2に記載の分析方法。
【請求項6】
前記分解は、タンパク質分解酵素による分解である、請求項5に記載の分析方法。
【請求項7】
前記タンパク質分解酵素は、コラゲナーゼである、請求項6に記載の分析方法。
【請求項8】
前記ゲル組成物は、ゲル化剤として、コラーゲンおよびゼラチンの少なくとも一方を含む、請求項1または2に記載の分析方法。
【請求項9】
前記ゲル組成物は、前記ゲル組成物の総質量を基準として、1~20質量%の前記ゲル化剤を含む、請求項8に記載の分析方法。
【請求項10】
前記分解工程は、30~70℃で実施される、請求項1または2に記載の分析方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、分析方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
プロテオグリカンは、コラーゲンやヒアルロン酸等と共に細胞外マトリックスを構成する分子である。前記プロテオグリカンは、保水性等に優れており、抗炎症作用、ヒアルロン酸合成促進作用、および細胞増殖促進作用等の多様な生理機能を有することが知られている。このため、プロテオグリカンを機能性関与成分として用いた食品等への利用が種々検討されている。
【0003】
前記機能性関与成分を含む食品は、販売前に消費者庁長官に届出をすることにより、機能性を表示することができる。前記届出では、科学的根拠に基づいた有効性を保証するために、前記食品に前記機能性関与成分が有効成分含まれていることを示す分析試験の成績書や分析方法等を記載した資料の提出が必要である(非特許文献1)。このため、プロテオグリカンを含む食品において、前記食品に前記プロテオグリカンが含まれていることを分析する方法が模索されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-177785号公報
【非特許文献】
【0005】
[食品関連事業者向け]機能性表示食品の届出について:消費者庁[2024年2月20日検索]、インターネット<https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_with_function_claims/notice/#guideline>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本開示は、例えば、ゲル組成物に含まれるプロテオグリカン含有量を分析可能な方法等の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本開示の分析方法は、ゲル組成物に含まれるプロテオグリカン含有量の分析方法であって、前記ゲル組成物を分解する分解工程と、得られた分解物におけるプロテオグリカンを分析する分析工程と、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、例えば、ゲル組成物に含まれるプロテオグリカン含有量を分析可能な方法の提供等ができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、各コンドロイチン硫酸の主な二糖構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<定義>
本明細書において、「ゲル」は、三次元網目構造を持つ高分子に溶媒が取り込まれたものであって、個体と液体の中間の物質形態であるものを意味する。前記ゲルを含む組成物(ゲル組成物)は、例えば、ゼリー状の菓子等があげられる。前記ゼリー状の菓子は、例えば、グミ、ゼリービーンズ、ジュレ、プリン、パンナコッタ、ババロア、ムース等があげられる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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