TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025127195
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023775
出願日
2024-02-20
発明の名称
通信装置、通信方法、プログラム、及び呼制御装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
主分類
H04M
3/523 20060101AFI20250825BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】着信時でもネットワーク通信品質による通話への影響を回避できるようにする。
【解決手段】ネットワークを介して呼制御装置との間で通信を行う通信装置であって、前記呼制御装置との間のネットワーク通信品質に関する第1情報を取得する処理を実行する第1処理部と、前記第1情報に基づいて表示部に表示する処理を実行する第2処理部と、前記表示部の表示内容に基づいて通信装置を使用する使用者により着信に応答できない旨が入力された場合に、着信に応答できないことを示す第2情報を前記呼制御装置に送信する処理を実行する第3処理部とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワークを介して呼制御装置との間で通信を行う通信装置であって、
前記呼制御装置との間のネットワーク通信品質に関する第1情報を取得する処理を実行する第1処理部と、
前記第1情報に基づいて表示部に表示する処理を実行する第2処理部と、
前記表示部の表示内容に基づいて通信装置を使用する使用者により着信に応答できない旨が入力された場合に、着信に応答できないことを示す第2情報を前記呼制御装置に送信する処理を実行する第3処理部と
を備える
ことを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第3処理部は、
前記表示部の表示内容に基づいて前記通信装置を使用する使用者により着信に応答できる旨が入力された場合に、着信に応答できることを示す第3情報を前記呼制御装置に送信する処理を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記呼制御装置が着信を受けたことを示す着信情報を前記呼制御装置から受信する処理を実行する第4処理部をさらに備え、
前記第2処理部は、
前記第4処理部が前記呼制御装置から前記着信情報を受信すると、前記表示部に着信画面を表示する処理を実行するようになっていて、前記第1情報に基づいて前記着信画面の表示形態を変える
ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記着信画面には、着信に応答できる旨を入力する為の応答ボタンと、着信を拒否する旨を入力する為の拒否ボタンが配置されていて、
前記第3処理部は、
前記拒否ボタンが操作された場合、着信に応答できないことを示す前記第2情報を前記呼制御装置に送信する処理を実行し、前記応答ボタンが操作された場合、着信に応答できることを示す前記第3情報を前記呼制御装置に送信する処理を実行する
ことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
【請求項5】
前記第2処理部は、
前記第1情報に基づいて前記着信画面の背景色を変える
ことを特徴とする請求項3または4に記載の通信装置。
【請求項6】
前記第1処理部は、
所定のネットワークコマンドを実行することにより前記呼制御装置との間のネットワーク通信品質を測定し、当該測定の結果から前記第1情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項7】
前記第1処理部は、
前記呼制御装置との間のネットワーク通信品質を測定し、当該測定の結果に基づいて当該ネットワーク通信品質の安定度合いを判定し、当該判定の結果を前記第1情報として取得する
ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
【請求項8】
前記呼制御装置との間のネットワークの種別によって、前記ネットワーク通信品質の安定度合いを判定する際の判定基準が異なる
ことを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
【請求項9】
前記呼制御装置は、
所定のネットワークコマンドを実行することにより前記通信装置との間のネットワーク通信品質を測定し、当該測定の結果から前記第1情報を取得するようになっていて、
前記第1処理部は、
前記呼制御装置から前記第1情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項10】
ネットワークを介して呼制御装置との間で通信を行う通信装置の通信方法であって、
前記通信装置は、
前記呼制御装置との間のネットワーク通信品質に関する第1情報を取得するステップと、
前記第1情報に基づいて表示部に表示するステップと、
前記表示部の表示内容に基づいて前記通信装置を使用する使用者により着信に応答できない旨が入力された場合に、着信に応答できないことを示す第2情報を前記呼制御装置に送信するステップと
を実行する
ことを特徴とする通信方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置、通信方法、プログラム、及び呼制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、非特許文献1に記載されているように、スマートフォンやパーソナルコンピュータなどの各種プラットフォームでは、ビデオ通話を行う前に、ネットワークにおける通信品質であるネットワーク通信品質を測定するネットワークテストを実行できるようになっている。この為、発信時にネットワークテストを実行し、ネットワーク通信品質に問題があると確認できた場合には、例えば無線接続から有線接続に切り替えてネットワーク通信品質を改善したり、通話を中止したりすることで、ネットワーク通信品質による通話への影響を回避するようになっていた。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
“Android&iOS&Windows&Mac”、[Online]、2022年6月22日、“Tencent Cloud”、[2024年2月20日検索]、インターネット<URL:https://www.tencentcloud.com/jp/document/product/647/47865>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、発信側が発信するタイミングでネットワーク通信品質を確認して通話への影響を回避することはできるが、着信側がいつ来るかわからない着信時にネットワーク通信品質を確認して通話への影響を回避するようなことはできなかった。
【0005】
本発明は以上の点を考慮したものであり、着信時でもネットワーク通信品質による通話への影響を回避し得る通信装置、通信方法、プログラム、及び呼制御装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明の通信装置においては、ネットワークを介して呼制御装置との間で通信を行う通信装置であって、前記呼制御装置との間のネットワーク通信品質に関する第1情報を取得する処理を実行する第1処理部と、前記第1情報に基づいて表示部に表示する処理を実行する第2処理部と、前記表示部の表示内容に基づいて通信装置を使用する使用者により着信に応答できない旨が入力された場合に、着信に応答できないことを示す第2情報を前記呼制御装置に送信する処理を実行する第3処理部とを備える。
【0007】
また本発明の通信方法においては、ネットワークを介して呼制御装置との間で通信を行う通信装置の通信方法であって、前記通信装置は、前記呼制御装置との間のネットワーク通信品質に関する第1情報を取得するステップと、前記第1情報に基づいて表示部に表示するステップと、前記表示部の表示内容に基づいて前記通信装置を使用する使用者により着信に応答できない旨が入力された場合に、着信に応答できないことを示す第2情報を前記呼制御装置に送信するステップとを実行する。
【0008】
さらに本発明のプログラムにおいては、ネットワークを介して呼制御装置との間で通信を行うコンピュータを、前記呼制御装置との間のネットワーク通信品質に関する第1情報を取得する処理を実行する第1処理部と、前記第1情報に基づいて表示部に表示する処理を実行する第2処理部と、前記表示部の表示内容に基づいてコンピュータを使用する使用者により着信に応答できない旨が入力された場合に、着信に応答できないことを示す第2情報を前記呼制御装置に送信する処理を実行する第3処理部として機能させる。
【0009】
こうすることで、本発明では、表示部の表示内容から着信時でもネットワーク通信品質を使用者に確認させることができ、そのうえで着信に応答できない場合には、その旨を呼制御装置に送信して着信を拒否することで、ネットワーク通信品質による通話への影響を回避することができる。
【0010】
さらに本発明の呼制御装置においては、着信した呼を複数の通信装置のうちの1つに転送する呼制御装置であって、各通信装置との間のネットワーク通信品質に関する第4情報を取得する処理を実行する第5処理部と、前記第4情報に基づいて着信した呼の転送先となる通信装置を選択する処理を実行する第6処理部と、前記第6処理部により選択された通信装置に、着信を受けた旨を示す着信情報を送信する処理を実行する第7処理部とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
沖電気工業株式会社
電気機器
14日前
沖電気工業株式会社
アンテナ
5日前
沖電気工業株式会社
線材保持具
2日前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
21日前
沖電気工業株式会社
棒金収納装置
14日前
沖電気工業株式会社
現金処理装置
14日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
8日前
沖電気工業株式会社
貨幣取扱装置
7日前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
6日前
沖電気工業株式会社
電子機器筐体
21日前
沖電気工業株式会社
紙幣処理装置
5日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
9日前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
今日
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
今日
沖電気工業株式会社
光導波路素子
今日
沖電気工業株式会社
光導波路素子
今日
沖電気工業株式会社
光導波路素子
今日
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
今日
沖電気工業株式会社
画像撮影システム
7日前
沖電気工業株式会社
携帯通信端末システム
21日前
沖電気工業株式会社
定着装置及び画像形成装置
9日前
沖電気工業株式会社
定着装置及び画像形成装置
26日前
沖電気工業株式会社
給紙装置及び画像形成装置
28日前
沖電気工業株式会社
情報処理方法及びプログラム
28日前
沖電気工業株式会社
媒体識別装置及び媒体処理装置
2日前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置及び貨幣取扱装置
21日前
沖電気工業株式会社
処理装置、プログラム及び方法
2日前
沖電気工業株式会社
プログラム、方法及びシステム
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置及び画像処理方法
今日
沖電気工業株式会社
レーザー振動計及び振動測定方法
今日
沖電気工業株式会社
ドラムユニット及び画像形成装置
29日前
沖電気工業株式会社
転写ベルトユニット及び画像形成装置
5日前
沖電気工業株式会社
光学装置、画像形成装置及び読取装置
28日前
沖電気工業株式会社
情報処理装置、プログラムおよび方法
1日前
沖電気工業株式会社
情報処理装置、方法およびプログラム
15日前
沖電気工業株式会社
通信装置、通信システム及び通信方法
9日前
続きを見る
他の特許を見る