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公開番号2025127090
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023604
出願日2024-02-20
発明の名称ステータおよびモータ
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人アインゼル・フェリックス=ラインハルト,個人,個人
主分類H02K 3/34 20060101AFI20250825BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】コイルの導線をインシュレータに巻き回す際の巻き崩れを防止する。
【解決手段】本発明は、磁性体210と磁性体を覆うインシュレータ300とコイル400とを有するステータ200であって、磁性体は、磁極部230とリング220とスポーク250とを備え、スポークは回転軸X方向において、一方側に設けられた第1の端部251と、他方側に設けられた第2の端部252と、第1の端部と第2の端部との間にある側部253とを備え、インシュレータはスポークの第1の端部を覆う第1のプレート310と、第2の端部を覆う第2のプレート360とを備え、周方向において、第1のプレートの幅w1および第2のプレートの幅w1は、スポークの幅w2よりも大きく、コイルを形成する導線はスポークに巻き回されており、スポークの側部は導線と対向しており、第1のプレートの上端面は、湾曲面である。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
磁性体と、前記磁性体を覆うインシュレータと、コイルと、を備え、
前記磁性体は、磁極部と、リングと、前記磁極部と前記リングとを繋ぐスポークとを備え、
前記スポークは、回転軸方向において、一方側に設けられた第1の端部と、他方側に設けられた第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部との間にある側部と、を備え、
前記インシュレータは、前記スポークの前記第1の端部を覆う第1のプレートと、前記第2の端部を覆う第2のプレートと、を備え、
周方向において、前記第1のプレートの幅および前記第2のプレートの幅は、前記スポークの幅よりも大きく、
前記コイルを形成する導線は、前記スポークに巻き回されており、
前記スポークの前記側部は、前記導線と対向しており、
前記第1のプレートの上端面は、湾曲面である、
ステータ。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記湾曲面は、曲面と、当該曲面に接続した側面で形成されている、
請求項1に記載のステータ。
【請求項3】
周方向において、前記曲面の長さは、前記側面の長さよりも大きい、
請求項2に記載のステータ。
【請求項4】
前記第1のプレートの上端面は、前記湾曲面と、当該湾曲面と接続され前記回転軸方向に延びる側端面とを有する、
請求項1に記載のステータ。
【請求項5】
前記第1のプレートの側面には、回転軸方向に延在する複数の凹部または複数の凸部が形成されている、
請求項1に記載のステータ。
【請求項6】
回転軸方向において、前記一方側に設けられた前記第1のプレートの端面には、周方向に延在する複数の凹部または複数の凸部が形成されている、
請求項1または2に記載のステータ。
【請求項7】
前記第1のプレートは、平板形状を有している、
請求項1乃至3の何れか一項に記載のステータ。
【請求項8】
前記第1のプレートは、曲げ剛性を有している、
請求項1乃至4の何れか一項に記載のステータ。
【請求項9】
ステータと、
前記ステータと対向するロータと、
を備え、
前記ステータは、
磁性体と、前記磁性体を覆うインシュレータと、コイルと、を有し、
前記磁性体は、磁極部と、リングと、前記磁極部と前記リングとを繋ぐスポークとを備え、
前記スポークは、回転軸方向において、一方側に設けられた第1の端部と、他方側に設けられた第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部との間にある側部と、を備え、
前記インシュレータは、前記スポークの前記第1の端部を覆う第1のプレートと、前記第2の端部を覆う第2のプレートと、を備え、
周方向において、前記第1のプレートおよび前記第2のプレートの幅は、前記スポークの幅よりも大きく、
前記コイルを形成する導線は、前記スポークに巻き回されており、
前記スポークの側部は、前記導線と対向しており、
前記第1のプレートの上端面は、湾曲面である、
モータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータおよびモータに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、モータを構成するステータにおいては、所定のピッチで間欠配置された磁極部に対しインシュレータを介してコイルを巻回しているが、駆動電流によりコイルが発熱したときの熱をモータの外部に放出することが求められている。
【0003】
このためモータでは、磁極部の上部および下部を上角カバーおよび下角カバーによって覆い、磁極部と上角カバーおよび下角カバーとの間に樹脂部を介在させることにより、コイルの導線から磁極部への熱伝達経路を確保し、モータの熱を効率良く放熱するものが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-66314号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のモータにおいては、磁極部を覆うインシュレータ(上角カバーおよび下角カバー)と磁極部との間の樹脂を介して効率的に放熱することができるが、インシュレータに対するコイル(導線)の巻き乱れや、巻き膨れ等の巻き崩れが生じるおそれがあった。
そこで本発明においては、巻き崩れの発生を抑止できるステータ、および、そのステータを用いたモータを提供することを課題の一例とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、磁性体と、前記磁性体を覆うインシュレータと、コイルと、を備え、前記磁性体は、磁極部と、リングと、前記磁極部と前記リングとを繋ぐスポークとを備え、前記スポークは、回転軸方向において、一方側に設けられた第1の端部と、他方側に設けられた第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部との間にある側部と、を備え、前記インシュレータは、前記スポークの前記第1の端部を覆う第1のプレートと、前記第2の端部を覆う第2のプレートと、を備え、周方向において、前記第1のプレートの幅および前記第2のプレートの幅は、前記スポークの幅よりも大きく、前記コイルを形成する導線は、前記スポークに巻き回されており、前記スポークの前記側部は、前記導線と対向しており、前記第1のプレートの上端面は、湾曲面である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一例である第1の実施の形態にかかるステータを備えたモータの全体構成を示す縦断面図である。
本発明の一例である第1の実施の形態にかかるステータコアにインシュレータが取り付けられた状態(コイルの導線は巻回されていない)を示す斜視図である。
本発明の一例である第1の実施の形態にかかるステータコアおよびインシュレータの構成を示す分解斜視図である。
本発明の一例である第1の実施の形態にかかるステータコアを斜め上側から見た場合の全体構成を示す斜視図である。
本発明の一例である第1の実施の形態にかかるインシュレータの上側プレートを斜め上側から見た場合の全体構成を示す斜視図である。
本発明の一例である第1の実施の形態にかかるインシュレータの上側プレートを上下反転した場合の全体構成を示す斜視図である。
本発明の一例である第1の実施の形態にかかるインシュレータの上側プレートの形状を示す部分拡大断面図である。
本発明の一例である第1の実施の形態にかかるインシュレータの上側プレートにおける上側矩形状プレートの構成を示す部分拡大斜視図である。
本発明の一例である第1の実施の形態にかかる上側矩形状プレートを介してステータコアのスポークにコイルの導線が巻回されたときの当該スポークと導線との間に隙間が形成されている状態を示す部分拡大斜視図である。
本発明の一例である第2の実施の形態にかかるインシュレータの上側矩形状プレートの構成を示す部分拡大斜視図である。
本発明の一例である第2の実施の形態にかかる上側矩形状プレートを介してステータコアのスポークにコイルの導線が巻回されたときの当該スポークと導線との間に隙間が形成されている状態を示す部分拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<実施の形態>
以下、本発明の一例である第1の実施の形態および第2の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0009】
図1は、本発明の一例である第1の実施の形態にかかるステータ200を備えたモータ100の全体構成を示す縦断面図である。図2は、本発明の一例である第1の実施の形態にかかるステータコア210にインシュレータ300が取り付けられた状態(コイル400の導線401は巻回されていない)を示す斜視図である。図3は、本発明の一例である第1の実施の形態にかかるステータコア210およびインシュレータ300の構成を示す分解斜視図である。
【0010】
図4は、本発明の一例である第1の実施の形態にかかるステータコア210を斜め上側から見た場合の全体構成を示す斜視図である。図5は、本発明の一例である第1の実施の形態にかかるインシュレータ300の上側プレート310を斜め上側から見た場合の全体構成を示す斜視図である。図6は、本発明の一例である第1の実施の形態にかかるインシュレータ300の上側プレート310を上下反転した場合の全体構成を示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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