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公開番号
2025120499
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2025102029,2023132344
出願日
2025-06-18,2019-10-18
発明の名称
アクセルペダル、ステアリング、ドア、ドア開閉システム
出願人
ミネベアミツミ株式会社
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
G01L
1/22 20060101AFI20250807BHJP(測定;試験)
要約
【課題】高感度のセンサを備えたアクセルペダル等を提供する。
【解決手段】本アクセルペダルは、自動車のアクセルペダルであって、前記アクセルペダルの踏み込み力を検出するセンサを備え、前記センサは、可撓性を有する樹脂製の基材と、前記基材の一方の面に直接、金属、合金、又は、金属の化合物から形成された機能層と、前記機能層の一方の面に直接、Cr、CrN、及びCr
2
Nを含む膜から形成された、α-Crを主成分とする抵抗体と、を有し、前記機能層は、前記α-Crの結晶成長を促進させ、前記α-Crを主成分とする膜を成膜する機能を有し、前記抵抗体の厚さは、0.05μm以上2μm以下であり、前記機能層の厚さは、1nm以上100nm以下であり、前記アクセルペダルの踏み込み力を前記抵抗体の抵抗値の変化として検出する。
【選択図】図25
特許請求の範囲
【請求項1】
自動車のアクセルペダルであって、
前記アクセルペダルの踏み込み力を検出するセンサを備え、
前記センサは、
可撓性を有する樹脂製の基材と、
前記基材の一方の面に直接、金属、合金、又は、金属の化合物から形成された機能層と、
前記機能層の一方の面に直接、Cr、CrN、及びCr
2
Nを含む膜から形成された、α-Crを主成分とする抵抗体と、を有し、
前記機能層は、前記α-Crの結晶成長を促進させ、前記α-Crを主成分とする膜を成膜する機能を有し、
前記抵抗体の厚さは、0.05μm以上2μm以下であり、
前記機能層の厚さは、1nm以上100nm以下であり、
前記アクセルペダルの踏み込み力を前記抵抗体の抵抗値の変化として検出するアクセルペダル。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記センサは、
前記アクセルペダルの側面に設けられている請求項1に記載のアクセルペダル。
【請求項3】
前記アクセルペダルは、
剛性力の高い材質で形成されている請求項1又は2に記載のアクセルペダル。
【請求項4】
前記抵抗体は、
前記基材の一方の側に長手方向を第1方向に向けて並置された複数の第1抵抗部と、
前記基材の他方の側に長手方向を前記第1方向と交差する第2方向に向けて並置された複数の第2抵抗部と、を含む請求項1乃至3の何れか一項に記載のアクセルペダル。
【請求項5】
自動車のステアリングであって、
前記ステアリングのグリップ力を検出するセンサを備え、
前記センサは、
可撓性を有する樹脂製の基材と、
前記基材の一方の面に直接、金属、合金、又は、金属の化合物から形成された機能層と、
前記機能層の一方の面に直接、Cr、CrN、及びCr
2
Nを含む膜から形成された、α-Crを主成分とする抵抗体と、を有し、
前記機能層は、前記α-Crの結晶成長を促進させ、前記α-Crを主成分とする膜を成膜する機能を有し、
前記抵抗体の厚さは、0.05μm以上2μm以下であり、
前記機能層の厚さは、1nm以上100nm以下であり、
前記ステアリングのグリップ力を前記抵抗体の抵抗値の変化として検出するステアリング。
【請求項6】
剛性力の高い材料で形成された芯材と、
前記芯材の外周側を被覆する樹脂と、を有し、
前記センサは、
前記芯材の内部に設けられている請求項5に記載のステアリング。
【請求項7】
前記センサは、
前記芯材の内部の全周方向に設けられている請求項6に記載のステアリング。
【請求項8】
前記抵抗体は、
前記基材の一方の側に長手方向を第1方向に向けて並置された複数の第1抵抗部と、
前記基材の他方の側に長手方向を前記第1方向と交差する第2方向に向けて並置された複数の第2抵抗部と、を含む請求項5乃至7の何れか一項に記載のステアリング。
【請求項9】
自動車のドアであって、
インナーパネルと、
アウターパネルと、を有し、
前記アウターパネルの内側の所定位置に設けられ、当該所定位置の押圧力を検出するセンサを備え、
前記センサは、
可撓性を有する樹脂製の基材と、
前記基材の一方の面に直接、金属、合金、又は、金属の化合物から形成された機能層と、
前記機能層の一方の面に直接、Cr、CrN、及びCr
2
Nを含む膜から形成された、α-Crを主成分とする抵抗体と、を有し、
前記機能層は、前記α-Crの結晶成長を促進させ、前記α-Crを主成分とする膜を成膜する機能を有し、
前記抵抗体の厚さは、0.05μm以上2μm以下であり、
前記機能層の厚さは、1nm以上100nm以下であり、
前記アウターパネルの押圧力を前記抵抗体の抵抗値の変化として検出するドア。
【請求項10】
複数の前記センサが前記アウターパネルの内側の複数箇所に設けられている請求項9に記載のドア。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサを備えた自動車のアクセルペダル、ステアリング、ドア、ドア開閉システムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
測定対象物に貼り付けて、測定対象物のひずみを検出するひずみゲージが知られている。ひずみゲージは、ひずみを検出する抵抗体を備えており、抵抗体の材料としては、例えば、Cr(クロム)やNi(ニッケル)を含む材料が用いられている。又、抵抗体は、例えば、絶縁樹脂からなる基材上に形成されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-74934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ひずみゲージを高い剛性を有する測定対象物に対して使用する場合には、高感度であることが要求されるが、従来のひずみゲージは感度が十分ではなかったため、高い剛性を有する測定対象物に対して使用することが困難であった。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、高感度のセンサを備えたアクセルペダル等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本アクセルペダルは、自動車のアクセルペダルであって、前記アクセルペダルの踏み込み力を検出するセンサを備え、前記センサは、可撓性を有する樹脂製の基材と、前記基材の一方の面に直接、金属、合金、又は、金属の化合物から形成された機能層と、前記機能層の一方の面に直接、Cr、CrN、及びCr
2
Nを含む膜から形成された、α-Crを主成分とする抵抗体と、を有し、前記機能層は、前記α-Crの結晶成長を促進させ、前記α-Crを主成分とする膜を成膜する機能を有し、前記抵抗体の厚さは、0.05μm以上2μm以下であり、前記機能層の厚さは、1nm以上100nm以下であり、前記アクセルペダルの踏み込み力を前記抵抗体の抵抗値の変化として検出する。
【発明の効果】
【0007】
開示の技術によれば、高感度のセンサを備えたアクセルペダル等を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施の形態に係るひずみゲージを例示する平面図である。
第1の実施の形態に係るひずみゲージを例示する断面図である。
第1の実施の形態に係るひずみゲージの製造工程を例示する図である。
第1の実施の形態の変形例1に係るひずみゲージを例示する断面図である。
第2の実施の形態に係るひずみゲージを例示する平面図である。
第2の実施の形態に係るひずみゲージを例示する断面図である。
第2の実施の形態に係るひずみゲージの製造工程を例示する図(その1)である。
第2の実施の形態に係るひずみゲージの製造工程を例示する図(その2)である。
第2の実施の形態の変形例1に係るひずみゲージを例示する断面図である。
第2の実施の形態の変形例2に係るひずみゲージを例示する断面図である。
第3の実施の形態に係るセンサモジュールを例示する断面図である。
機能層の蛍光X線分析の結果を示す図である。
抵抗体のX線回折の結果を示す図である。
基材の膨張係数と抵抗体の内部応力との関係を示す図である。
基材の表面凹凸と抵抗体のピンホール数との関係を示す図である。
第4の実施の形態に係るセンサを例示する平面図である。
第4の実施の形態に係るセンサを例示する断面図である。
第5の実施の形態に係るセンサを例示する平面図である。
第5の実施の形態に係るセンサを例示する断面図である。
第5の実施の形態に係るセンサモジュールを例示するブロック図である。
第5の実施の形態に係るセンサモジュールの制御装置を例示するブロック図である。
第5の実施の形態の変形例1に係るセンサを例示する平面図である。
自動車が走行したときの空気の流れを例示する模式図である。
自動車のスポイラーにひずみゲージ3を取り付けた例を示す斜視図である。
自動車のアクセルペダルにひずみゲージ3を取り付けた例を示す斜視図である。
自動車のステアリングに専用センサを取り付けた比較例を示す斜視図である。
自動車のステアリングにひずみゲージ3を取り付けた例を示す断面図である。
自動車のステアリングにひずみゲージ3を取り付けた例を示す平面図である。
自動車のステアリングのグリップ力の検出について説明する模式図である。
自動車のドアにひずみゲージ3を取り付けた例を示す斜視図である。
自動車のドアにひずみゲージ3を取り付けた例を示す断面図である。
ひずみゲージ3を有する6軸力センサの例を示す斜視図である。
6軸力センサを配置する位置について説明する斜視図である。
自動車のワイパーにひずみゲージ3を取り付けた例を示す模式図である。
自動車のバンパーにひずみゲージ3を取り付けた例を示す模式図である。
自動車のエンジン及び過給機近傍にひずみゲージ3を配置した例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
【0010】
〈第1の実施の形態〉
図1は、第1の実施の形態に係るひずみゲージを例示する平面図である。図2は、第1の実施の形態に係るひずみゲージを例示する断面図であり、図1のA-A線に沿う断面を示している。図1及び図2を参照するに、ひずみゲージ1は、基材10と、機能層20と、抵抗体30と、端子部41と、カバー層60とを有している。但し、機能層20及びカバー層60は必須の構成要素ではなく、性能向上等のため、必要に応じて設けることができる。なお、図1では、抵抗体30を図示するために、便宜上、カバー層60は外縁のみを破線で示している。
(【0011】以降は省略されています)
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