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公開番号2025126649
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-29
出願番号2024022980
出願日2024-02-19
発明の名称コンピュータプログラム、情報処理方法、情報処理装置及び情報処理システム
出願人株式会社タクマ
代理人個人,個人
主分類F23G 5/50 20060101AFI20250822BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】バイオマス燃料の水分量の推定精度を向上することができるコンピュータプログラム等を提供する。
【解決手段】コンピュータプログラムは、供給装置を介して燃焼室へバイオマス燃料が供給されるバイオマス燃焼設備における前記供給装置で発生した音又は振動の時系列の測定データを取得し、取得した前記時系列の測定データにおける一又は複数の周波数成分の強度に基づいて、前記バイオマス燃料の水分量を推定する処理をコンピュータに実行させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
供給装置を介して燃焼室へバイオマス燃料が供給されるバイオマス燃焼設備における前記供給装置で発生した音又は振動の時系列の測定データを取得し、
取得した前記時系列の測定データにおける一又は複数の周波数成分の強度に基づいて、前記バイオマス燃料の水分量を推定する
処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記時系列の測定データとしての波形データを取得し、
取得した前記波形データに対して周波数分析を行い前記一又は複数の周波数成分の強度を求める
請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項3】
前記一又は複数の周波数成分に係る打楽器音成分を抽出し、
抽出した前記打楽器音成分の強度に基づいて、前記水分量を推定する
請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項4】
前記時系列の測定データにおける1音についての前記一又は複数の周波数成分の強度に基づいて、前記水分量を推定する
請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
予め定められた前記一又は複数の周波数成分の強度と、前記水分量との対応情報に基づいて、取得した前記時系列の測定データに応じた前記水分量を推定する
請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項6】
時系列の測定データにおける一又は複数の周波数成分の強度を入力した場合に前記時系列の測定データに対するバイオマス燃料の水分量を出力する学習モデルを用いて、取得した前記時系列の測定データに応じた前記水分量を推定する
請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項7】
前記時系列の測定データにおける複数の周波数成分の強度を示す周波数スペクトルに基づいて、前記バイオマス燃料の水分量を推定する
請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項8】
推定した前記水分量が所定範囲外の場合、水分量が所定範囲外であることを示す情報を出力する
請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項9】
推定した前記水分量に基づいて、前記バイオマス燃焼設備の運転に関する提案情報を生成し、
生成した前記提案情報を出力する
請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
前記測定データに基づいて、前記供給装置におけるブリッジの発生又は前記バイオマス燃料における燃料不適物を検出する
請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータプログラム、情報処理方法、情報処理装置及び情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
生物資源(バイオマス)を発電用燃料として利用して発電を行うバイオマス発電が知られている。バイオマス発電においては、燃焼室で燃焼するバイオマス燃料の水分量に応じて、バイオマスの熱量や燃焼室の温度が変化する。
【0003】
このようなバイオマス発電に関する技術として、例えば特許文献1には、乾燥室及び燃焼室と、前記乾燥室内の下方と前記燃焼室内の下方とにわたって流動する流動媒体を含む流動床と、前記乾燥室の前記流動床の上方空間と前記燃焼室の前記流動床の上方空間とを仕切り且つ下端が前記流動床内に配置された仕切壁と、を有するバイオマス焼却システムが開示されている。特許文献1のバイオマス焼却システムでは、乾燥室外に排出される前記乾燥排ガスの蒸気流量を測定する蒸気流量計により乾燥室内の前記バイオマスの水分量を確認し、測定結果に基づいて、乾燥室外に排出される乾燥排ガスの流量を調節する第1流量調節弁と、燃焼室外に排出される燃焼排ガスの流量を調節する第2流量調節弁とが調整される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-187199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、バイオマス燃料の水分量の推定精度が十分ではないという問題がある。
【0006】
本開示の目的は、バイオマス燃料の水分量の推定精度を向上することができるコンピュータプログラム等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、供給装置を介して燃焼室へバイオマス燃料が供給されるバイオマス燃焼設備における前記供給装置で発生した音又は振動の時系列の測定データを取得し、取得した前記時系列の測定データにおける一又は複数の周波数成分の強度に基づいて、前記バイオマス燃料の水分量を推定する処理をコンピュータに実行させる。
【0008】
本開示の一態様に係る情報処理方法は、供給装置を介して燃焼室へバイオマス燃料が供給されるバイオマス燃焼設備における前記供給装置で発生した音又は振動の時系列の測定データを取得し、取得した前記時系列の測定データにおける一又は複数の周波数成分の強度に基づいて、前記バイオマス燃料の水分量を推定する処理をコンピュータが実行する。
【0009】
本開示の一態様に係る情報処理装置は、供給装置を介して燃焼室へバイオマス燃料が供給されるバイオマス燃焼設備における前記供給装置で発生した音又は振動の時系列の測定データを取得する取得部と、取得した前記時系列の測定データにおける一又は複数の周波数成分の強度に基づいて、前記バイオマス燃料の水分量を推定する推定部とを備える。
【0010】
本開示の一態様に係る情報処理システムは、供給装置を介して燃焼室へバイオマス燃料が供給されるバイオマス燃焼設備に設けられたセンサと、情報処理装置とを備え、前記情報処理装置は、前記センサにより測定された前記供給装置で発生した音又は振動の時系列の測定データを取得する取得部と、取得した前記時系列の測定データにおける一又は複数の周波数成分の強度に基づいて、前記バイオマス燃料の水分量を推定する推定部とを備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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