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公開番号
2025125026
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024020845
出願日
2024-02-15
発明の名称
自動分析装置
出願人
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01N
35/00 20060101AFI20250820BHJP(測定;試験)
要約
【課題】分析精度を向上させることである。
【解決手段】実施形態に係る自動分析装置は、複数の反応容器と、搬送部と、恒温槽と、光源と、測定部と、吐出部とを備える。搬送部は、複数の反応容器を所定の経路に沿って搬送する。恒温槽は、複数の反応容器を恒温に保持する。光源は、複数の反応容器のうち所定の反応容器に光を照射する。測定部は、所定の反応容器内を透過した光を測定し、測定結果を表す信号を出力する。吐出部は、光源から照射される光の光路の少なくとも周囲に液体を吐出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の反応容器と、
複数の前記反応容器を所定の経路に沿って搬送する搬送部と、
複数の前記反応容器を恒温に保持する恒温槽と、
複数の前記反応容器のうち所定の反応容器に光を照射する光源と、
前記所定の反応容器内を透過した光を測定し、測定結果を表す信号を出力する測定部と、
前記光源から照射される光の光路の少なくとも周囲に液体を吐出する吐出部と、
を備える自動分析装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記吐出部は、前記測定部の測光窓の周囲に設けられ前記液体を吐出する吐出口を備える、
請求項1に記載の自動分析装置。
【請求項3】
前記恒温槽には、前記液体が収容され、
前記恒温槽に設けられる吸引口から前記恒温槽に収容された前記液体を吸引する吸引部と、
吸引された前記液体から気泡を除去する脱気部及び前記液体から異物を除去するフィルタのうち、少なくとも一方と、を更に備え、
前記吐出部は、気泡及び異物のうち、少なくとも一方が除去された前記液体を吐出する、
請求項1に記載の自動分析装置。
【請求項4】
前記吐出部は、前記搬送部の複数の前記反応容器を搬送する動作に合わせて前記液体を吐出する、
請求項1に記載の自動分析装置。
【請求項5】
前記吐出部は、前記搬送部が複数の前記反応容器を搬送する搬送速度よりも速い速度で前記液体を吐出する、
請求項4に記載の自動分析装置。
【請求項6】
前記測定部は、水が収容された前記反応容器内を透過した光を検出し、
前記水が収容された前記反応容器を透過した光の検出結果に基づいて、気泡及び異物のうち、少なくとも一方が存在することを検出する検出部を更に備える、
請求項1乃至5の何れか1項に記載の自動分析装置。
【請求項7】
前記測定部は、試料と検査試薬とが混合された混合液が収容された前記反応容器内を透過した光の検出と並行して、前記水が収容された前記反応容器を透過した光の検出を行う、
請求項6に記載の自動分析装置。
【請求項8】
前記検出部が気泡及び異物のうち、少なくとも一方が存在することを検出した場合、ユーザにその旨を報知する報知部を更に備える、
請求項6に記載の自動分析装置。
【請求項9】
前記検出部の検出結果に応じて、前記吐出部による前記液体の吐出を制御する制御部を更に備える、
請求項7に記載の自動分析装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記検出部の検出結果に応じて、試料を測定する処理を停止する制御を行う、
請求項9に記載の自動分析装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、自動分析装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、医療機関では、被検体から採取される被検試料中の様々な成分の濃度や活性を自動的に測定するために、自動分析装置が利用されている。例えば、自動分析装置は、血液、尿、便、体細胞等の被検試料に対して検査項目に応じた試薬を混合し、混合液中の光学特性の変化を検出することで、所望の成分の濃度や活性を測定する。
【0003】
ところで、自動分析装置には、被検試料と検査試薬との混合液を収容した反応容器を浸漬するための恒温槽を有し、当該恒温槽に温度が一定に保たれた液体(例えば、恒温水)が収容されるものがある。恒温槽に恒温水が収容される場合、恒温水として、脱気された純水が用いられることが一般的である。
【0004】
しかしながら、分析中に恒温水に気体が溶け込む等の現象が生じた結果、恒温水中に気泡が発生する可能性がある。また、外部から異物が恒温槽内に侵入する可能性もある。恒温水中に気泡や異物が存在すると、気泡や異物を含んだ恒温水が測光部の前を通過することで、異常値が観測されることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-094803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、分析精度を向上させることである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態に係る自動分析装置は、複数の反応容器と、搬送部と、恒温槽と、光源と、測定部と、吐出部とを備える。搬送部は、複数の反応容器を所定の経路に沿って搬送する。恒温槽は、複数の反応容器を恒温に保持する。光源は、複数の反応容器のうち所定の反応容器に光を照射する。測定部は、所定の反応容器内を透過した光を測定し、測定結果を表す信号を出力する。吐出部は、光源から照射される光の光路の少なくとも周囲に液体を吐出する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る自動分析装置の構成の一例を示すブロック図である。
図2は、第1実施形態に係る分析機構の構成の一例を示す図である。
図3は、第1実施形態に係る気泡/異物除去ユニットの構成の一例を示す図である。
図4は、第1実施形態に係る気泡/異物除去処理の一例を説明する図である。
図5は、第1実施形態に係る気泡/異物除去処理の一例を説明する図である。
図6は、第1実施形態に係る自動分析装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図7は、第2実施形態に係る自動分析装置の構成の一例を示すブロック図である。
図8は、第2実施形態に係る自動分析装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、第2実施形態に係る自動分析装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る自動分析装置を説明する。なお、本願に係る自動分析装置は、以下に示す実施形態によって限定されるものではない。また、実施形態は、処理内容に矛盾が生じない範囲で他の実施形態や従来技術との組み合わせが可能である。
【0010】
(第1実施形態)
図1を用いて、第1実施形態に係る自動分析装置の構成の一例を説明する。図1は、第1実施形態に係る自動分析装置1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、例えば、第1実施形態に係る自動分析装置1は、分析機構2と、駆動機構3と、入力インターフェース4と、ディスプレイ5と、プリンタ6と、記憶回路7と、処理回路8とを備える。分析機構2と、駆動機構3と、入力インターフェース4と、ディスプレイ5と、プリンタ6と、記憶回路7と、処理回路8とは、相互に通信可能に接続される。
(【0011】以降は省略されています)
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