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公開番号
2025124194
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020081
出願日
2024-02-14
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250819BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】インク滴量の精度を向上させることで画質を向上させることができる、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】本発明は、総量規制開始の信号を受けた場合に、ノズルから吐出されるインク滴量の測定結果を取得する測定結果取得部と、前記インク滴量の測定結果に基づいて、階調値を前記インク滴量に変換するテーブルを作成する作成部と、前記テーブルを用いて、前記階調値に対応する前記インク滴量に対する総量規制を行う総量規制部と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
総量規制開始の信号を受けた場合に、ノズルから吐出されるインク滴量の測定結果を取得する測定結果取得部と、
前記インク滴量の測定結果に基づいて、階調値を前記インク滴量に変換するテーブルを作成する作成部と、
前記テーブルを用いて、前記階調値に対応する前記インク滴量に対する総量規制を行う総量規制部と、
を備える、情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記測定結果取得部は、印刷に使われる全ての前記ノズルの前記インク滴量の測定結果を取得する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記測定結果取得部は、任意の階調値に対する前記インク滴量の測定結果を取得する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記測定結果取得部は、複数回の前記インク滴量の測定結果を取得し、
前記作成部は、複数回の前記インク滴量の測定結果の平均値に基づいて、前記テーブルを作成する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記測定結果取得部は、UI上により指定された測定対象の階調値の前記インク滴量の測定結果を取得する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記測定結果取得部は、UI上で指定された測定回数の前記インク滴量の測定結果を取得する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記インク滴量の測定後、今回の前記インク滴量の測定結果と、前回の前記インク滴量の測定結果とのインク変化量を表示部に表示する表示制御部、を備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記表示制御部は、前記インク変化量に基づいて、今後の前記インク滴量の測定条件の決定するメッセージを前記表示部に表示する、請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
情報処理装置で実行される情報処理方法であって、
総量規制開始の信号を受けた場合に、ノズルから吐出されるインク滴量の測定結果を取得するステップと、
前記インク滴量の測定結果に基づいて、階調値を前記インク滴量に変換するテーブルを作成するステップと、
前記テーブルを用いて、前記階調値に対応する前記インク滴量に対する総量規制を行うステップと、
を含む、情報処理方法。
【請求項10】
コンピュータを、
総量規制開始の信号を受けた場合に、ノズルから吐出されるインク滴量の測定結果を取得する測定結果取得部と、
前記インク滴量の測定結果に基づいて、階調値を前記インク滴量に変換するテーブルを作成する作成部と、
前記テーブルを用いて、前記階調値に対応する前記インク滴量に対する総量規制を行う総量規制部と、
して機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェットプリンタ等の画像形成装置の総量規制手段のうち、階調値をインク滴量に変換してから総量規制をかける方法が開発されている(特許文献1~3等参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記の方法では、階調値とインク滴量の関係が線形ではないため、階調値で総量規制処理を行うと、本来のるはずの量よりも少なくインクをのせてしまう。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画質を向上させることができる、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、総量規制開始の信号を受けた場合に、ノズルから吐出されるインク滴量の測定結果を取得する測定結果取得部と、前記インク滴量の測定結果に基づいて、階調値を前記インク滴量に変換するテーブルを作成する作成部と、前記テーブルを用いて、前記階調値に対応する前記インク滴量に対する総量規制を行う総量規制部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、画質を向上させることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、階調値をインク滴量の関係の一例を示す図である。
図2は、階調値で総量規制を行った場合のインク滴量の一例を説明するための図である。
図3は、階調値をインク滴量に変換してから総量規制をかけた場合のインク滴量の一例を説明するための図である。
図4は、本実施の形態にかかる画像形成システムの構成の一例を示す図である。
図5は、本実施の形態にかかる画像形成システムにおけるホストコンピュータと情報処理装置との処理の概略の一例を説明するための図である。
図6は、本実施の形態にかかる情報処理装置の色変換処理部の構成の一例を示す図である。
図7は、本実施の形態にかかる情報処理装置のインク滴量測定結果取得部の構成の一例を示す図である。
図8は、本実施の形態にかかる情報処理装置における測定階調値および測定回数の指定方法の一例を説明するための図である。
図9は、本実施の形態にかかる情報処理装置におけるインク変化量の表示例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
【0009】
図1は、階調値をインク滴量の関係の一例を示す図である。図1において、縦軸は、インク滴量を表し、横軸は、階調値を表す。階調値とインク滴量の関係は、図1に示すように、線形ではないため、階調値で総量規制処理を行うと、本来のるはずの量よりも少ないインク量をのせてしまう。
【0010】
図2は、階調値で総量規制を行った場合のインク滴量の一例を説明するための図である。インク滴量で変換せずに階調値で総量規制(例えば、混色インクリミット値:160%での総量規制)をかけると、図2に示すように、本来のるはずの量よりもインク量が少なくなる。ここで、混色インクリミット値は、CMYK各色のインクリミット値の合計値である。また、インクリミット値は、最大のインク量を基準とする、インク量の割合である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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