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公開番号
2025123970
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019788
出願日
2024-02-13
発明の名称
水素取引支援装置、水素取引支援方法、及びプログラム
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
30/0202 20230101AFI20250818BHJP(計算;計数)
要約
【課題】市場や技術の発展によって将来変化し得る指標値に応えることのできる水素取引支援装置、水素取引支援方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】本開示の水素取引支援装置は、水素の製造過程に要する製造コストと、水素の製造後に需要者の元に届くまでの流通過程に要する流通コストとを算出する現在コスト算出部と、将来予測情報に基づき、現在コスト算出部の算出結果から、将来の製造コストと、将来の流通コストとを算出する将来コスト算出部と、将来の製造コスト及び将来の流通コスト、並びにコストに関する指標値に基づき、水素の製造過程及び流通過程を担う製造手段及び流通手段を選定する選定部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水素の製造過程に要する製造コストと、前記水素の製造後に需要者の元に届くまでの流通過程に要する流通コストとを算出する現在コスト算出部と、
将来予測情報に基づき、前記現在コスト算出部の算出結果から、将来の製造コストと、将来の流通コストとを算出する将来コスト算出部と、
前記将来の製造コスト及び前記将来の流通コスト、並びにコストに関する指標値に基づき、水素の製造過程及び流通過程を担う製造手段及び流通手段を選定する選定部と、
を備える
水素取引支援装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記将来予測情報は、経過年数に伴う技術水準の推移を考慮した情報である
請求項1に記載の水素取引支援装置。
【請求項3】
前記製造過程によって得られる前記水素の製造量を、前記流通過程によって消失する水素の一部を補完する目標製造量に変換する変換部と、
をさらに備える
請求項1又は2に記載の水素取引支援装置。
【請求項4】
前記流通過程は、
前記水素を輸送する輸送過程と、
を含む、
請求項3に記載の水素取引支援装置。
【請求項5】
前記流通過程は、
前記製造過程によって得られる前記水素を、前記輸送過程に適した様態に変換する第一キャリア変換過程と、
を含む、
請求項4に記載の水素取引支援装置。
【請求項6】
前記流通過程は、
前記様態の貯蔵を行う貯蔵過程と、
をさらに含む、
請求項5に記載の水素取引支援装置。
【請求項7】
前記流通過程は、
前記様態を、再び水素に変換する第二キャリア変換過程と、
をさらに含む、
請求項5に記載の水素取引支援装置。
【請求項8】
前記流通過程は、
前記製造過程にて発生した二酸化炭素を回収する回収過程と、
回収された前記二酸化炭素を、地下貯留又は海洋吸収させる二酸化炭素貯留過程と、
をさらに含み、
前記現在コスト算出部は、前記回収過程と、前記二酸化炭素貯留過程とに要するコストである二酸化炭素回収貯留コストを算出し、
前記選定部は、前記将来の製造コスト、前記将来の流通コスト及び前記二酸化炭素回収貯留コスト、並びにコストに関する指標値に基づき、水素の製造過程及び流通過程、並びに回収過程及び二酸化炭素貯留過程を担う手段を選定する
請求項1又は請求項2に記載の水素取引支援装置。
【請求項9】
水素の製造過程に要する製造コストと、前記水素の製造後に需要者の元に届くまでの流通過程に要する流通コストとを算出するステップと、
将来予測情報に基づき、前記算出するステップの算出結果から、将来の製造コストと、将来の流通コストとを算出するステップと、
前記将来の製造コスト及び前記将来の流通コスト、並びにコストに関する指標値に基づき、水素の製造過程及び流通過程を担う製造手段及び流通手段を選定するステップと、
を含む
水素取引支援方法。
【請求項10】
水素の製造過程に要する製造コストと、前記水素の製造後に需要者の元に届くまでの流通過程に要する流通コストとを算出するステップと、
将来予測情報に基づき、前記算出するステップの算出結果から、将来の製造コストと、将来の流通コストとを算出するステップと、
前記将来の製造コスト及び前記将来の流通コスト、並びにコストに関する指標値に基づき、水素の製造過程及び流通過程を担う製造手段及び流通手段を選定するステップと、
をコンピュータに実行させる
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、水素取引支援装置、水素取引支援方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
必要量の水素を柔軟に調達するために、水素取引支援装置を用いることが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、水素の需要者の需要に応じかつ環境負荷を考慮した水素取引を支援することが可能な水素取引支援装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2023/127115号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された水素取引支援装置は、コスト(水素単価等)等の指標値を最小とするように、水素需要に対応する水素を製造し運搬する製造者又は配送者と水素の製造又は運搬の条件とを特定できることが開示されている。
しかしながら、水素分野のSupply Chainの構築は、未成熟の市場や発展途上の技術を対象とすることもある。そのため、指標値が市場や技術の発展によって将来変化し得る。
以上より、現時点の最適解を求める方法では、市場や技術の発展によって将来変化し得る指標値に応えにくいという事情があった。
【0006】
本開示の目的は、市場や技術の発展によって将来変化し得る指標値に応えることのできる水素取引支援装置、水素取引支援方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の水素取引支援装置は、水素の製造過程に要する製造コストと、前記水素の製造後需要者の元に届くまでの流通過程に要する流通コストとを算出する現在コスト算出部と、将来予測情報に基づき、前記現在コスト算出部の算出結果から、将来の製造コストと、将来の流通コストとを算出する将来コスト算出部と、前記将来の製造コスト及び前記将来の流通コスト、並びにコストに関する指標値に基づき、水素の製造過程及び流通過程を担う製造手段及び流通手段を選定する選定部と、を備える。
【0008】
本開示の水素取引支援方法は、水素の製造過程に要する製造コストと、前記水素の製造後に需要者の元に届くまでの流通過程に要する流通コストとを算出するステップと、将来予測情報に基づき、前記算出するステップの算出結果から、将来の製造コストと、将来の流通コストとを算出するステップと、前記将来の製造コスト及び前記将来の流通コスト、並びにコストに関する指標値に基づき、水素の製造過程及び流通過程を担う製造手段及び流通手段を選定するステップと、を含む。
【0009】
本開示のプログラムは、水素の製造に要する製造コストと、前記水素の製造後に需要者の元に届くまでの流通過程に要する流通コストとを算出するステップと、
将来予測情報に基づき、前記算出するステップの算出結果から、将来の製造コストと、将来の流通コストとを算出するステップと、前記将来の製造コスト及び前記将来の流通コスト、並びにコストに関する指標値に基づき、水素の製造過程及び流通過程を担う製造手段及び流通手段を選定するステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本開示の水素取引支援装置、水素取引支援方法、及びプログラムによれば、市場や技術の発展によって将来変化し得る指標値に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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