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公開番号2025123892
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-25
出願番号2024019661
出願日2024-02-13
発明の名称車両用サッシュドア構造
出願人株式会社SUBARU
代理人インフォート弁理士法人,弁理士法人イトーシン国際特許事務所
主分類B60J 5/04 20060101AFI20250818BHJP(車両一般)
要約【課題】 軽量化を阻害せずに剛性を高めることができ、防滴性を向上させ、歩留まり低下を抑制する車両用サッシュドア構造の提供。
【解決手段】 車両用サッシュドア構造は、サイドドア本体30の上部に設けられるドアサッシュ本体11をインナドアパネル31に支持するブラケット13と、ドアサッシュ本体11に設けられたリテーナ12と、インナドアパネル31とリテーナ12に装着されるウェザストリップドア20と、ブラケット13に設けられ、インナドアパネル31のウエスト部よりも上方に突起してドアサッシュ本体11に接合された補強支持部18と、を備え、リテーナ12は、ウェザストリップドア20が通る位置において、ブラケット13の板厚によってインナドアパネル31とドアサッシュ本体11との間に形成される板隙Cを埋める板状部16を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
サイドドア本体の上部に設けられるドアサッシュ本体と、
前記ドアサッシュ本体を支持し、前記ドアサッシュ本体と前記サイドドア本体のインナドアパネルとの間に設けられるブラケットと、
前記ドアサッシュ本体に設けられたリテーナと、
前記インナドアパネルと前記リテーナに装着されるウェザストリップドアと、
前記ブラケットに設けられ、前記インナドアパネルのウエスト部よりも上方に突起して前記ドアサッシュ本体に接合された補強支持部と、
を備え、
前記リテーナは、前記ウェザストリップドアが通る位置において、前記ブラケットの板厚によって前記インナドアパネルと前記ドアサッシュ本体との間に形成される板隙を埋める板状部を有することを特徴とする車両用サッシュドア構造。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記リテーナと前記補強支持部が重ならないように前記ドアサッシュ本体の表面部に並設されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用サッシュドア構造。
【請求項3】
前記リテーナと前記ブラケットは、同等の板厚を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用サッシュドア構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、窓枠に沿ってウェザストリップドアを装着リテーナが設けられたドアサッシュを備える車両用サッシュドア構造に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両のサイドドアには、サッシュドア、サッシュレスドアおよびフルドアがある。サッシュドアは、サイドドア本体の窓肩となるウエスト部の上方に窓枠を構成するフレームのドアサッシュを有した構成である。一方、サッシュレスドアは、窓枠のドアサッシュを有さないサイドドア本体のみの構成である。また、フルドアは、ドアサッシュ自体がドア本体と一体的にプレス成型された構成である。
【0003】
これらサイドドアのうちのサッシュドアは、ドアサッシュがロール成形によって大量生産ができるため、設備投資削減などの理由から各車共用のドアアッセンブリにする場合がある。例えば、特許文献1には、車両用ドアフレームに関し、特に窓枠を形成するドアサッシュとドアパネルに固定されるブラケットとの接合構造に関する技術が開示されている。また、例えば、特許文献2には、車両用ドアを形成する際に、車両用ドアの押出し成形後に行われる削り取り工程(機械加工)の低減を行うことが可能なサッシュ付き車両用ドアに関する技術が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-55704号公報
特開2004-338603号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、サッシュドアは、車種毎に諸元、意匠などが異なるため、車種によってはドアサッシュが長尺となり、窓枠(サッシュ部分)の剛性が低下する。しかしながら、サッシュドアは、ドアサッシュの剛性を向上させるために板金を厚くすると軽量化を阻害するという問題がある。
【0006】
また、サッシュドアは、一般的にドアサッシュに装着されるウェザストリップドアを装着するリテーナがサイドドア本体のウエスト部まで配置されない。これにより、サッシュドアは、リテーナとインナドアパネルとの間に凹みの段差が生じる。
【0007】
そのため、サッシュドアは、ウェザストリップドアのシールリップが配置される箇所の凹みの段差を埋めるシール部材のエプトシーラをドアサッシュの表面に設ける必要がある。しかしながら、サッシュドアは、リテーナとインナドアパネルとの間に形成される凹み部分のドアサッシュの表面にエプトシーラを設けたとしても、ウェザストリップドアのシールリップを確実に圧着できず、防滴性の低下により車内への浸水が発生する虞がある。
【0008】
さらに、リテーナが装着されたドアサッシュは、電着塗装時にリテーナとの合わせ面の間から電着2次ダレが発生する場合がある。リテーナに電着2次ダレが生じると、研磨処理などして再塗装しなければならず歩留まりが低下するという課題がある。
【0009】
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、軽量化を阻害せずに剛性を向上させることができ、防滴性を向上させ、歩留まり低下を抑制する車両用サッシュドア構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様の車両用サッシュドア構造は、サイドドア本体の上部に設けられるドアサッシュ本体と、前記ドアサッシュ本体を支持し、前記ドアサッシュ本体と前記サイドドア本体のインナドアパネルとの間に設けられるブラケットと、前記ドアサッシュ本体に設けられたリテーナと、前記インナドアパネルと前記リテーナに装着されるウェザストリップドアと、前記ブラケットに設けられ、前記インナドアパネルのウエスト部よりも上方に突起して前記ドアサッシュ本体に接合された補強支持部と、を備え、前記リテーナは、前記ウェザストリップドアが通る位置において、前記ブラケットの板厚によって前記インナドアパネルと前記ドアサッシュ本体との間に形成される板隙を埋める板状部を有する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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