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公開番号2025123717
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-25
出願番号2024019347
出願日2024-02-13
発明の名称仮想空間制御システムおよび仮想空間制御方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 3/0484 20220101AFI20250818BHJP(計算;計数)
要約【課題】仮想空間における、円滑なコミュニケーションを可能にすること。
【解決手段】仮想空間制御システム1が備える情報処理装置50は、第一情報端末装置10において、第一ユーザに対応する第一アバターを仮想空間内を移動する表示を介さずに、第二情報端末装置10の第二ユーザに対応する第二アバターの近傍における情報共有範囲内に直接移動させる操作が行われた場合、第二情報端末装置10における仮想空間の表示において、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲外から情報共有範囲内に向けて移動するように表示させるとともに、移動によって第一アバターが第二アバターの情報共有範囲内となった場合、第一アバターと第二アバターとの情報共有を可能とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
情報端末装置に仮想空間を表示させる仮想空間制御システムであって、
前記仮想空間制御システムが備える情報処理装置は、
第一情報端末装置において、第一ユーザに対応する第一アバターを仮想空間内を移動する表示を介さずに、第二情報端末装置の第二ユーザに対応する第二アバターの近傍における情報共有範囲内に直接移動させる操作が行われた場合、前記第二情報端末装置における前記仮想空間の表示において、前記第一アバターが前記第二アバターの情報共有範囲外から前記情報共有範囲内に向けて移動するように表示させるとともに、移動によって前記第一アバターが前記第二アバターの情報共有範囲内となった場合、前記第一アバターと前記第二アバターとの情報共有を可能とする、
仮想空間制御システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記情報処理装置は、
前記第二アバターの情報共有範囲内に、第三ユーザに対応する第三アバターが存在する場合に、前記第一アバターを前記仮想空間内を移動する表示を介さずに、前記第二アバターの近傍における情報共有範囲内に直接移動させる操作が行われた場合、前記第二情報端末装置における前記仮想空間の表示において、前記第一アバターが前記第二アバターの情報共有範囲外から前記情報共有範囲内に向けて移動するように表示させる、
請求項1に記載の仮想空間制御システム。
【請求項3】
前記情報処理装置は、
前記第二ユーザと前記第三ユーザとが、情報共有を行っている場合に、前記第一情報端末装置に対する操作によって、前記第一アバターを前記仮想空間内を移動する表示を介さずに、前記第二アバターの近傍における情報共有範囲内に直接移動させる操作が行われた場合、前記第二情報端末装置における前記仮想空間の表示において、前記第一アバターが前記第二アバターの情報共有範囲外から前記情報共有範囲内に向けて移動するように表示させる、
請求項2に記載の仮想空間制御システム。
【請求項4】
前記情報処理装置は、
前記第一アバターを前記仮想空間内を移動する表示を介さずに、前記仮想空間内において所定距離以上離れている前記第二アバターの近傍における情報共有範囲内に直接移動させる操作が行われた場合、前記第二情報端末装置における前記仮想空間の表示において、前記第一アバターが前記第二アバターの情報共有範囲外から前記情報共有範囲内に向けて移動するように表示させる、
請求項1に記載の仮想空間制御システム。
【請求項5】
情報端末装置に仮想空間を表示させる仮想空間制御システムが実行する仮想空間制御方法であって、
第一情報端末装置において、第一ユーザに対応する第一アバターを仮想空間内を移動する表示を介さずに、第二情報端末装置の第二ユーザに対応する第二アバターの近傍における情報共有範囲内に直接移動させる操作が行われた場合、前記第二情報端末装置における前記仮想空間の表示において、前記第一アバターが前記第二アバターの情報共有範囲外から前記情報共有範囲内に向けて移動するように表示させるとともに、移動によって前記第一アバターが前記第二アバターの情報共有範囲内となった場合、前記第一アバターと前記第二アバターとの情報共有を可能とすること、
を、仮想空間制御システムが実行する仮想空間制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、仮想空間制御システムおよび仮想空間制御方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
各々のユーザがアバターを利用して、仮想オフィス内で業務等を行う、仮想空間に構成した仮想オフィス(バーチャルオフィス)に関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。各アバターは、仮想空間上の距離が近い場合、または、仮想オフィスにおいて同一空間内に位置する場合、相互に声などの音声が聞こえる状態となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-071314号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような仮想オフィスなどの仮想空間において、他のユーザとの音声コミュニケーションなどの情報共有を行う場合、他のユーザのアバターの近傍に設定された情報共有範囲に自己のアバターを移動させる操作を行う。アバターの操作によっては、他のユーザの情報共有範囲まで自己のアバターが歩いて移動するように操作することも可能である。他のユーザのアバターにおける情報共有範囲内に自己のアバターを、仮想空間内を移動する表示を介さずに、言い換えると、他のユーザのアバターにおける情報共有範囲内に直接移動させた場合、他のユーザにとっては、前触れなく他のユーザと音声コミュニケーションが可能な状況になる。このようにアバターを移動させる操作を行う場合、事前にチャットなどを用いて他のユーザの同意を得ていない場合、他のユーザにとっては、自己の会話中の音声を突然聞かれる状態が生じる。
【0005】
本開示は、仮想空間における、円滑なコミュニケーションを可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る仮想空間制御システムは、情報端末装置に仮想空間を表示させる仮想空間制御システムであって、前記仮想空間制御システムが備える情報処理装置は、第一情報端末装置において、第一ユーザに対応する第一アバターを仮想空間内を移動する表示を介さずに、第二情報端末装置の第二ユーザに対応する第二アバターの近傍における情報共有範囲内に直接移動させる操作が行われた場合、前記第二情報端末装置における前記仮想空間の表示において、前記第一アバターが前記第二アバターの情報共有範囲外から前記情報共有範囲内に向けて移動するように表示させるとともに、移動によって前記第一アバターが前記第二アバターの情報共有範囲内となった場合、前記第一アバターと前記第二アバターとの情報共有を可能とする。
【0007】
本開示に係る仮想空間制御方法は、情報端末装置に仮想空間を表示させる仮想空間制御システムが実行する仮想空間制御方法であって、第一情報端末装置において、第一ユーザに対応する第一アバターを仮想空間内を移動する表示を介さずに、第二情報端末装置の第二ユーザに対応する第二アバターの近傍における情報共有範囲内に直接移動させる操作が行われた場合、前記第二情報端末装置における前記仮想空間の表示において、前記第一アバターが前記第二アバターの情報共有範囲外から前記情報共有範囲内に向けて移動するように表示させるとともに、移動によって前記第一アバターが前記第二アバターの情報共有範囲内となった場合、前記第一アバターと前記第二アバターとの情報共有を可能とすること、を仮想空間制御システムが実行する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、仮想空間における、円滑なコミュニケーションを可能にできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第一実施形態に係る仮想空間制御システムの構成例を示す概略図である。
図2は、第一実施形態に係る情報端末装置の構成例を示すブロック図である。
図3は、第一実施形態に係るサーバ装置の構成例を示すブロック図である。
図4は、第一実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
図5は、第一情報端末装置の表示画面に表示された仮想オフィスの表示画面の一例を示す図である。
図6は、第二情報端末装置の表示画面に表示された仮想オフィスの表示画面の一例を示す図である。
図7は、第一実施形態に係る仮想空間制御方法の一例を示すフローチャートである。
図8は、第二実施形態に係る仮想空間制御方法の一例を示すフローチャートである。
図9は、第三実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
図10は、第四実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
図11は、第四実施形態に係る仮想空間制御方法の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る仮想空間制御システムおよび仮想空間制御方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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