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公開番号2025121712
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024017352
出願日2024-02-07
発明の名称計画立案装置、計画立案方法および計画立案プログラム
出願人日本製鉄株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B22D 46/00 20060101AFI20250813BHJP(鋳造;粉末冶金)
要約【課題】中間製品の設計と、複数のキャストへの中間製品の製造の割り当てとを同時に決定する。
【解決手段】計画立案装置(1)は、複数の中間製品への複数の鉄鋼製品の割り当て及び複数のキャストへの複数の中間製品の割り当てを同時に決定する立案部(30)を備え、立案部(30)は、中間製品への鉄鋼製品の割り当てに関する制約条件とキャストへの中間製品の割り当てに関する制約条件とを含む制約条件を満たす割当計画を評価値に基づいて決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
連続鋳造する複数のキャストにより製造される複数の中間製品への複数の鉄鋼製品の割当計画を立案する計画立案装置であって、
前記複数の中間製品への前記複数の鉄鋼製品の割り当て及び前記複数のキャストへの前記複数の中間製品の割り当てを同時に決定する立案部を備え、
前記立案部は、中間製品への鉄鋼製品の割り当てに関する制約条件とキャストへの中間製品の割り当てに関する制約条件とを含む制約条件を満たす前記割当計画を、前記割当計画を評価する第1評価値に基づいて決定する計画立案装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記立案部は、
前記複数の鉄鋼製品の注文情報と、前記複数のキャストに関するキャスト情報とを取得する情報取得部と、
前記注文情報に基づいて、前記中間製品への鉄鋼製品の割り当てに関する制約条件のうちの少なくとも一部を満たす、前記複数の中間製品と前記複数の鉄鋼製品との組み合わせの1以上の候補を生成する候補生成部と、
前記候補生成部により生成された前記1以上の候補の中から、前記キャストへの中間製品の割り当てに関する制約条件を満たす、前記複数のキャストと前記候補との組み合わせを、前記第1評価値に基づいて決定する割当決定部と、
を有する、請求項1に記載の計画立案装置。
【請求項3】
前記立案部は、前記複数のキャストの各々について、前記割当決定部により割り当てられた前記候補における前記複数の中間製品の製造順序を決定する順序特定部を更に有する、請求項2に記載の計画立案装置。
【請求項4】
前記候補生成部は、前記1以上の候補のうち、前記中間製品への鉄鋼製品の割り当てに関する制約条件に関する第2評価値を算出し、前記第2評価値が所定値以上の候補を生成する、請求項2に記載の計画立案装置。
【請求項5】
前記情報取得部は、前記鉄鋼製品の寸法または納期が同じものを取得する、請求項2から4のいずれか一項に記載の計画立案装置。
【請求項6】
計画立案装置により実行され、連続鋳造する複数のキャストにより製造される複数の中間製品への複数の鉄鋼製品の割当計画を立案する計画立案方法であって、前記複数の中間製品への前記複数の鉄鋼製品の割り当て及び前記複数のキャストへの前記複数の中間製品の割り当てを同時に決定する立案ステップを有し、
前記立案ステップでは、中間製品への鉄鋼製品の割り当てに関する制約条件とキャストへの中間製品の割り当てに関する制約条件とを含む制約条件を満たす前記割当計画を、前記割当計画を評価する第1評価値に基づいて決定する、計画立案方法。
【請求項7】
請求項1に記載の計画立案装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記立案部としてコンピュータを機能させるための計画立案プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、計画立案装置、計画立案方法および計画立案プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1および2には、鉄鋼業の連続鋳造プロセスにおけるキャストを作成するキャスト編成方法であって、製造の優先度が最も高い鋼種について、制約条件を充足する鋼種別のキャストを作成するステップを含むものが開示されている。特許文献3には、複数の鋼片に注文を充当する板取計画を作成する際に、設備制約等の下で考えられる全ての組合せを列挙し、その組合せの中から、注文枚数の制約下で目的の評価関数を最大とする鋼片を選択する板取方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-037806号公報
特開2018-140420号公報
特開2004-276034号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1および2に開示された技術は連続鋳造におけるキャスト編成の最適化を行うものである。また、特許文献3は、連続鋳造によって製造されたスラブなどの中間製品があることを前提に板取計画の最適化を行うものである。つまり、特許文献1から3はスラブなどの中間製品の設計と、複数のキャストへの中間製品の製造の割り当てとを同時に行うものではない。
【0005】
本開示の一態様は、中間製品の設計と、複数のキャストへの中間製品の製造の割り当てとを同時に決定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る計画立案装置は、連続鋳造する複数のキャストにより製造される複数の中間製品への複数の鉄鋼製品の割当計画を立案する計画立案装置であって、前記複数の中間製品への前記複数の鉄鋼製品の割り当て及び前記複数のキャストへの前記複数の中間製品の割り当てを同時に決定する立案部を備え、前記立案部は、中間製品への鉄鋼製品の割り当てに関する制約条件とキャストへの中間製品の割り当てに関する制約条件とを含む制約条件を満たす前記割当計画を、前記割当計画を評価する第1評価値に基づいて決定する。
【0007】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る計画立案方法は、計画立案装置により実行され、連続鋳造する複数のキャストにより製造される複数の中間製品への複数の鉄鋼製品の割当計画を立案する計画立案方法であって、前記複数の中間製品への前記複数の鉄鋼製品の割り当て及び前記複数のキャストへの前記複数の中間製品の割り当てを同時に決定する立案ステップを有し、前記立案ステップでは、中間製品への鉄鋼製品の割り当てに関する制約条件とキャストへの中間製品の割り当てに関する制約条件とを含む制約条件を満たす前記割当計画を、前記割当計画を評価する第1評価値に基づいて決定する。
【0008】
本開示の各態様に係る計画立案装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記計画立案装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記計画立案装置をコンピュータにて実現させる計画立案装置の計画立案プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本開示の範疇に入る。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一態様によれば、中間製品の設計と、複数のキャストへの中間製品の製造の割り当てとを同時に決定できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施形態1に係る計画立案装置の一構成例を示す図である。
スラブの一例を示す図である。
本開示の実施形態1に係る計画立案装置が実行する計画立案方法の全体的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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