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公開番号2025122619
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-21
出願番号2024131232
出願日2024-08-07
発明の名称焼結用原料の調整方法及び焼結鉱の製造方法
出願人日本製鉄株式会社
代理人個人,個人
主分類C22B 1/16 20060101AFI20250814BHJP(冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理)
要約【課題】 焼結鉱の成品歩留、燃焼進行速度及び生産率の少なくとも1つを向上させる。
【解決手段】 本願第1の発明は、焼結機に装入される焼結用原料の調整方法である。まず、焼結用原料のうち、生石灰の少なくとも一部を除いた他の焼結用原料、又は、炭材の少なくとも一部及び生石灰の少なくとも一部を除いた他の焼結用原料を混合して造粒する。この造粒を行った後、又は、この造粒の途中において、除かれた生石灰、又は、除かれた炭材及び生石灰を後添加する。本願第2の発明である焼結鉱の製造方法では、本願第1の発明である調整方法によって得られた焼結用原料を焼成して焼結鉱を製造する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
焼結機に装入される焼結用原料の調整方法であって、
焼結用原料のうち、生石灰の少なくとも一部を除いた他の焼結用原料を混合して造粒し、
この造粒を行った後、又は、この造粒の途中において、除かれた生石灰を後添加することを特徴とする焼結用原料の調整方法。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
焼結機に装入される焼結用原料の調整方法であって、
焼結用原料のうち、炭材の少なくとも一部及び生石灰の少なくとも一部を除いた他の焼結用原料を混合して造粒し、
この造粒を行った後、又は、この造粒の途中において、除かれた炭材及び生石灰を後添加することを特徴とする焼結用原料の調整方法。
【請求項3】
後添加する前記炭材は、コークスよりも燃焼開始温度が低い高燃焼性炭材を含むことを特徴とする請求項2に記載の焼結用原料の調整方法。
【請求項4】
前記炭材の全量を後添加することを特徴とする請求項2に記載の焼結用原料の調整方法。
【請求項5】
前記生石灰の全量を後添加することを特徴とする請求項1又は2に記載の焼結用原料の調整方法。
【請求項6】
請求項1から4のいずれか1つに記載の調整方法によって得られた焼結用原料を焼成して焼結鉱を製造することを特徴とする焼結鉱の製造方法。
【請求項7】
請求項5に記載の調整方法によって得られた焼結用原料を焼成して焼結鉱を製造することを特徴とする焼結鉱の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、焼結機に装入される焼結用原料を調整する方法と、調整された焼結用原料を用いて焼結鉱を製造する方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、石灰石及び粉コークスを除いた焼結原料を造粒して造粒疑似粒子を製造した後、造粒疑似粒子の表面に石灰石及び粉コークスを付着させている。造粒疑似粒子に石灰石及び粉コークスを付着させた焼結原料を用いることにより、焼結鉱の生産効率を向上させるようにしている。
【0003】
特許文献2では、焼結原料の造粒方法において、粉粒体燃料(粉コークスや無煙炭粉)を除く焼結原料を混合した後に、この混合物に粉粒体燃料(又は、粉粒体燃料及び生石灰)を添加したり、粉粒体燃料を除く焼結原料を混合して造粒した後に、この造粒物に粉粒体燃料(又は、粉粒体燃料及び生石灰)を添加したりしている。このように造粒された焼結原料を用いることにより、焼結の成品歩留及び焼結鉱の冷間強度を向上させるとともに、風量原単位を下げて焼結の生産性を高めるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-169442号公報
特開平7-097639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
焼結鉱の成品歩留、燃焼進行速度及び生産率の少なくとも1つを向上させる上では、焼結機に装入される焼結用原料について改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願第1の発明は、焼結機に装入される焼結用原料の調整方法である。まず、焼結用原料のうち、生石灰の少なくとも一部を除いた他の焼結用原料を混合して造粒する。この造粒を行った後、又は、この造粒の途中において、除かれた生石灰を後添加する。
【0007】
本願第2の発明は、焼結機に装入される焼結用原料の調整方法である。まず、焼結用原料のうち、炭材の少なくとも一部及び生石灰の少なくとも一部を除いた他の焼結用原料を混合して造粒する。この造粒を行った後、又は、この造粒の途中において、除かれた炭材及び生石灰を後添加する。
【0008】
後添加する炭材には、コークスよりも燃焼開始温度が低い高燃焼性炭材を含めることができる。炭材の全量を後添加したり、生石灰の全量を後添加したりすることができる。
【0009】
本願第3の発明である焼結鉱の製造方法では、本願第1又は本願第2の発明である調整方法によって得られた焼結用原料を焼成して焼結鉱を製造する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、焼結鉱の成品歩留、燃焼進行速度及び生産率の少なくとも1つを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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