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公開番号2025119976
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024015144
出願日2024-02-02
発明の名称生産システム、リーダ装置、通信方法およびプログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G05B 19/05 20060101AFI20250807BHJP(制御;調整)
要約【課題】設備側からサーバ側へデータを転送するリーダ装置を用いることで、手書き入力や手入力による作業負荷の低減を図る。
【解決手段】リーダ装置は、二次元コードから第1の情報を読み取る読み取り部と、読み取った第1の情報をサーバに送信するか否かを判断する判断部と、読み取った第1の情報をサーバに送信すると判断されなかった場合、第1のネットワークを介して設備側情報処理装置に取得要求を送信し、読み取った第1の情報をサーバに送信すると判断された場合、当該読み取った第1の情報を記第2のネットワークを介してサーバに送信する第1の送信部と、を備え、第1の送信部は、設備側情報処理装置から、取得要求に対する応答として、当該設備側情報処理装置に記憶されている第2の情報を設備側情報処理装置から受信した場合、当該第2の情報を、第2のネットワークを介してサーバに送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1のネットワークに接続される設備側情報処理装置と、前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークに接続されるサーバと、前記第1のネットワークおよび前記第2のネットワークに接続可能なリーダ装置と、を備えた生産システムであって、
前記リーダ装置は、
二次元コードから第1の情報を読み取る読み取り部と、
前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信するか否かを判断する判断部と、
前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信すると判断されなかった場合、前記第1のネットワークを介して前記設備側情報処理装置に取得要求を送信し、前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信すると判断された場合、当該読み取った第1の情報を前記第2のネットワークを介して前記サーバに送信する第1の送信部と、
を備え、
前記第1の送信部は、前記設備側情報処理装置から、前記取得要求に対する応答として、当該設備側情報処理装置に記憶されている第2の情報を前記設備側情報処理装置から受信した場合、当該第2の情報を、前記第2のネットワークを介して前記サーバに送信する、
ことを特徴とする生産システム。
続きを表示(約 2,500 文字)【請求項2】
前記判断部は、前記読み取った第1の情報に関する入力がユーザによりされた場合に前記サーバに送信すると判断し、
前記第1の送信部は、前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信すると判断された場合、当該読み取った第1の情報と、入力された情報とを、前記第2のネットワークを介して前記サーバに送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の生産システム。
【請求項3】
前記設備側情報処理装置は、
前記リーダ装置から送信された前記取得要求を受信する第1の受信部と、
前記取得要求の受信に応じて前記設備側情報処理装置に記憶されている第2の情報を前記リーダ装置に送信する第2の送信部と、
を備え、
前記サーバは、
前記リーダ装置から送信された前記読み取った第1の情報または前記設備側情報処理装置に記憶されている第2の情報を受信する第2の受信部を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の生産システム。
【請求項4】
前記リーダ装置は、
前記リーダ装置を設置可能なホルダに設置されている場合に前記第1のネットワークと接続し、前記リーダ装置が前記ホルダに設置されていない場合に前記第2のネットワークに接続する通信切替部を更に備える、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の生産システム。
【請求項5】
前記通信切替部は、前記第1のネットワークに接続している際に、前記設備側情報処理装置に記憶されている第2の情報を前記設備側情報処理装置から受信した場合、前記第1のネットワークから前記第2のネットワークに接続を切り替える、
ことを特徴とする請求項4に記載の生産システム。
【請求項6】
前記通信切替部は、前記第1のネットワークを介してEthernetで前記設備側情報処理装置と前記リーダ装置との間で通信し、前記第2のネットワークを介してWiFiで前記サーバと前記リーダ装置との間で無線通信する、
ことを特徴とする請求項4に記載の生産システム。
【請求項7】
前記サーバは、前記第2の受信部で受信した第2の情報に基づいて、CSVファイルを生成する生成部を更に備える、
ことを特徴とする請求項3に記載の生産システム。
【請求項8】
設備側情報処理装置が接続された第1のネットワークと、前記第1のネットワークとは異なっていてサーバに接続された第2のネットワークとに接続可能なリーダ装置であって、
二次元コードから第1の情報を読み取る読み取り部と、
前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信するか否かを判断する判断部と、
前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信すると判断されなかった場合、前記第1のネットワークを介して前記設備側情報処理装置に取得要求を送信し、前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信すると判断された場合、当該読み取った第1の情報を前記第2のネットワークを介して前記サーバに送信する第1の送信部と、
を備え、
前記第1の送信部は、前記設備側情報処理装置から、前記取得要求に対する応答として、当該設備側情報処理装置に記憶されている第2の情報を前記設備側情報処理装置から受信した場合、当該第2の情報を、前記第2のネットワークを介して前記サーバに送信する、
ことを特徴とするリーダ装置。
【請求項9】
第1のネットワークに接続される設備側情報処理装置と、前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークに接続されるサーバと、前記第1のネットワークおよび前記第2のネットワークに接続可能なリーダ装置と、を備えた生産システムにおける通信方法であって、
前記リーダ装置は、
二次元コードから第1の情報を読み取る読み取りステップと、
前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信するか否かを判断する判断ステップと、
前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信すると判断されなかった場合、前記第1のネットワークを介して前記設備側情報処理装置に取得要求を送信し、前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信すると判断された場合、当該読み取った第1の情報を前記第2のネットワークを介して前記サーバに送信する第1の送信ステップと、
を含み、
前記第1の送信ステップは、前記設備側情報処理装置から、前記取得要求に対する応答として、当該設備側情報処理装置に記憶されている第2の情報を前記設備側情報処理装置から受信した場合、当該第2の情報を、前記第2のネットワークを介して前記サーバに送信する、
ことを特徴とする通信方法。
【請求項10】
設備側情報処理装置が接続された第1のネットワークと、前記第1のネットワークとは異なっていてサーバに接続された第2のネットワークとに接続可能なリーダ装置を制御するコンピュータを、
二次元コードから第1の情報を読み取る読み取り部と、
前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信するか否かを判断する判断部と、
前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信すると判断されなかった場合、前記第1のネットワークを介して前記設備側情報処理装置に取得要求を送信し、前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信すると判断された場合、当該読み取った第1の情報を前記第2のネットワークを介して前記サーバに送信する第1の送信部と、
として機能させ、
前記第1の送信部は、前記設備側情報処理装置から、前記取得要求に対する応答として、当該設備側情報処理装置に記憶されている情第2の報を前記設備側情報処理装置から受信した場合、当該第2の情報を、前記第2のネットワークを介して前記サーバに送信する、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、生産システム、リーダ装置、通信方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、リーダ装置を用いて、製造ラインの生産数、作業者の識別情報等の関連付けを行い、ネットワーク連携を実行する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来技術によれば、セキュリティ維持や保守性維持(既存の設備への変更を行わない)等の理由で設備側のネットワークとサーバ側のネットワークとが分かれている場合には、設備の情報をサーバに収集できないため、作業者が手作業でデータを入力しなければならないという問題があった。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、設備側からサーバ側へデータを転送するリーダ装置を用いることで、手書き入力や手入力による作業負荷の低減を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1のネットワークに接続される設備側情報処理装置と、前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークに接続されるサーバと、前記第1のネットワークおよび前記第2のネットワークに接続可能なリーダ装置と、を備えた生産システムであって、前記リーダ装置は、二次元コードから第1の情報を読み取る読み取り部と、前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信するか否かを判断する判断部と、前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信すると判断されなかった場合、前記第1のネットワークを介して前記設備側情報処理装置に取得要求を送信し、前記読み取った第1の情報を前記サーバに送信すると判断された場合、当該読み取った第1の情報を前記第2のネットワークを介して前記サーバに送信する第1の送信部と、を備え、前記第1の送信部は、前記設備側情報処理装置から、前記取得要求に対する応答として、当該設備側情報処理装置に記憶されている第2の情報を前記設備側情報処理装置から受信した場合、当該第2の情報を、前記第2のネットワークを介して前記サーバに送信する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、設備側からサーバ側へデータを転送するリーダ装置を用いることで、手書き入力や手入力による作業負荷の低減を図ることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施の形態にかかる生産システムの構成を示すブロック図である。
図2は、生産システムにおける処理の概要を示す図である。
図3は、リーダ装置の利用態様を示す図である。
図4は、リーダ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図5は、統合情報処理装置およびPLCのハードウェア構成を示すブロック図である。
図6は、リーダ装置と統合情報処理装置とPLCとについての機能構成を示すブロック図である。
図7は、リーダ装置がQRコードの種類を記憶するテーブルを示す図である。
図8は、生産システムにおける処理の流れを示すシーケンス図である。
図9は、リーダ装置における制御処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、生産システム、リーダ装置、通信方法およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
【0009】
ここで、図1は実施の形態にかかる生産システム1の構成を示すブロック図、図2は生産システム1における処理の概要を示す図である。
【0010】
図1に示すように、生産システム1は、設備機器制御システム2と、生産管理システム3と、備える。
(【0011】以降は省略されています)

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