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公開番号
2025118103
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013220
出願日
2024-01-31
発明の名称
作業行動評価装置、作業行動評価システム、作業行動評価方法およびプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06Q
50/22 20240101AFI20250805BHJP(計算;計数)
要約
【課題】これまでの熟練者のノウハウをベースにした業務改善活動によるものより、各作業者それぞれの有用な作業行動を広く活用することを可能にすることで、幅広い知見を元にした、“気づき”を与える。
【解決手段】少なくとも作業者と作業者の被作業体に対する行動の応答及び作業環境に関わる情報を取得する情報取得部と、情報取得部によって取得された情報を、当該情報の有する特徴量を用いて業務上意味のある単位に分割してパッケージ化するパッケージ化処理部と、パッケージ化された情報に含まれる要素を評価する評価処理部と、パッケージ化された情報に含まれる要素と、当該要素の評価結果と、を含んだトピックスとして作成するトピックス作成処理部と、作成されたトピックス内の一連の要素評価結果に対して定義された矛盾性を示す基準に従い、トピックス内の矛盾要素を示す表示検索部と、を備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも作業者と作業者の被作業体に対する行動の応答及び作業環境に関わる情報を取得する情報取得部と、
前記情報取得部によって取得された前記情報を、当該情報の有する特徴量を用いて業務上意味のある単位に分割してパッケージ化するパッケージ化処理部と、
前記パッケージ化処理部によってパッケージ化された情報に含まれる要素を評価する評価処理部と、
前記パッケージ化処理部によってパッケージ化された情報に含まれる要素と、当該要素の評価結果と、を含んだトピックスとして作成するトピックス作成処理部と、
前記トピックス作成処理部によって作成された前記トピックス内の一連の要素評価結果に対して定義された矛盾性を示す基準に従い、前記トピックス内の矛盾要素を示す表示検索部と、
を備えることを特徴とする作業行動評価装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記表示検索部は、前記トピックス内の矛盾性を示す基準に従った前記トピックス内の矛盾要素の解析方法として、被作業体の標準的な応答との差異を評価し、差異が大きい部分を指定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の作業行動評価装置。
【請求項3】
前記表示検索部は、前記トピックス内の矛盾性を示す基準に従った前記トピックス内の矛盾要素の解析方法として、二種以上のデータの評価結果が一致しない部分を指定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の作業行動評価装置。
【請求項4】
前記表示検索部は、前記トピックス内の矛盾性を示す基準に従った前記トピックス内の矛盾要素の解析方法として、一種類のデータの評価結果を定められない部分を指定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の作業行動評価装置。
【請求項5】
前記表示検索部は、前記トピックス内の矛盾性を示す基準に従った前記トピックス内の矛盾要素の解析方法として、作業者と被作業体の状況に矛盾が生じた部分を指定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の作業行動評価装置。
【請求項6】
前記表示検索部は、前記矛盾の発生地点を明示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の作業行動評価装置。
【請求項7】
前記情報取得部によって取得される前記情報は、時間的に連続である、
ことを特徴とする請求項1に記載の作業行動評価装置。
【請求項8】
前記トピックス作成処理部によって作成された前記トピックスの一部情報から作成されるものであって、元となる前記トピックスへのリンクが貼られた業務記録を、作成する文書作成処理部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の作業行動評価装置。
【請求項9】
請求項1ないし8のいずれか一項に記載の作業行動評価装置と、
前記作業行動評価装置で示されたトピックス内の矛盾要素を表示する情報処理端末と、
を備えることを特徴とする作業行動評価システム。
【請求項10】
少なくとも作業者と作業者の被作業体に対する行動の応答及び作業環境に関わる情報を取得する情報取得ステップと、
前記情報取得ステップによって取得された前記情報を、当該情報の有する特徴量を用いて業務上意味のある単位に分割してパッケージ化するパッケージ化処理ステップと、
前記パッケージ化処理ステップによってパッケージ化された情報に含まれる要素を評価する評価処理ステップと、
前記パッケージ化処理ステップによってパッケージ化された情報に含まれる要素と、当該要素の評価結果と、を含んだトピックスとして作成するトピックス作成処理ステップと、
前記トピックス作成処理ステップによって作成された前記トピックス内の一連の要素評価結果に対して定義された矛盾性を示す基準に従い、前記トピックス内の矛盾要素を示す表示検索ステップと、
を含むことを特徴とする作業行動評価方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業行動評価装置、作業行動評価システム、作業行動評価方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、個人の経験則や勘に基づくノウハウ、仕事を重ねる中で身につけたスキルといった、言語化されていない主観的なナレッジである暗黙知を、形式知化する試みが行われている。ここで、ナレッジは、ノウハウと読み替えても良い。
【0003】
特許文献1には、各種業務に携わる複数の作業者(少なくとも一人は熟練者)の作業画像および作業音声データから、管理および編集可能な状態となるように熟練者のナレッジ情報を抽出して、適切に管理する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、各種業務に携わる作業者(熟練者とは限らない)は、日々の業務活動において、被作業体(人を含む)からの反応や作業者間の会話などから得られる様々な情報に接している。これらの様々な情報の中には、業務上において有用な情報が多く隠されていると考えられる。
【0005】
しかしながら、従来技術によれば、日々の業務活動において、被作業体(人を含む)からの反応や作業者間の会話などから得られる、様々な情報の中から、業務上において有用な情報を得ることは困難であった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、これまでの熟練者のノウハウをベースにした業務改善活動によるものより、各作業者それぞれの有用な作業行動を広く活用することを可能にすることで、幅広い知見を元にした、“気づき”を与えることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、少なくとも作業者と作業者の被作業体に対する行動の応答及び作業環境に関わる情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部によって取得された前記情報を、当該情報の有する特徴量を用いて業務上意味のある単位に分割してパッケージ化するパッケージ化処理部と、前記パッケージ化処理部によってパッケージ化された情報に含まれる要素を評価する評価処理部と、前記パッケージ化処理部によってパッケージ化された情報に含まれる要素と、当該要素の評価結果と、を含んだトピックスとして作成するトピックス作成処理部と、前記トピックス作成処理部によって作成された前記トピックス内の一連の要素評価結果に対して定義された矛盾性を示す基準に従い、前記トピックス内の矛盾要素を示す表示検索部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、これまでの熟練者のノウハウをベースにした業務改善活動によるものより、各作業者それぞれの有用な作業行動を広く活用することを可能にすることで、幅広い知見を元にした、“気づき”を与えることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1の実施の形態にかかる作業行動評価システムの構成を示すブロック図である。
図2は、作業行動評価システムのシステム概要を示す図である。
図3は、情報処理装置およびクライアント端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4は、情報処理装置が備える機能を示す機能ブロック図である。
図5は、情報処理装置における作業行動評価処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
図6は、情報パッケージ化について示す図である。
図7は、情報パッケージの一例を示す図である。
図8は、トピックスの一覧を例示的に示す図である。
図9は、業務記録の一例を示す図である。
図10は、情報パッケージの作成方法の一例について示す図である。
図11は、トピックスの作成方法の一例について示す図である。
図12は、記載項目抽出方法の一例について示す図である。
図13は、業務記録の仕上げ方法の一例について示す図である。
図14は、情報処理装置における作業行動評価処理の流れの一実施例を概略的に示すフローチャートである。
図15は、気づきを与える情報の提供方法の例について示す図である。
図16は、気づきを与える情報の提供方法の別の例について示す図である。
図17は、気づきを与える情報の提供方法のさらに別の例について示す図である。
図18は、トピックスの作成方法の変形例1について示す図である。
図19は、トピックスの作成方法の変形例2について示す図である。
図20は、トピックスの作成方法の変形例3について示す図である。
図21は、第2の実施の形態にかかる情報処理装置における作業行動評価処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
図22は、気づきを与える情報の提供方法の例について示す図である。
図23は、気づきを与える情報の提供方法の別の例について示す図である。
図24は、第3の実施の形態にかかる情報処理装置における作業行動評価処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
図25は、気づきを与える情報の提供方法の例について示す図である。
図26は、気づきを与える情報の提供方法の別の例について示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、作業行動評価装置、作業行動評価システム、作業行動評価方法およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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