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公開番号2025117372
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024012171
出願日2024-01-30
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250804BHJP(信号)
要約【課題】右左折時の急ハンドルを高精度に検出する技術を提供する。
【解決手段】本開示の一側面に係る情報処理装置は、所定の期間における車両の右左折に関する第一観測データの情報を取得することと、取得された第一観測データが右左折の条件を満たす場合、所定の期間における車両の急ハンドルに関する第二観測データの情報を取得することと、取得された第二観測データが急ハンドルの条件を満たす場合、車両の運転者が急ハンドルを切ったことについての急ハンドル情報を出力することと、を実行するように構成された制御部を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
所定の期間における車両の右左折に関する第一観測データの情報を取得することと、
取得された前記第一観測データが右左折の条件を満たす場合、前記所定の期間における前記車両の急ハンドルに関する第二観測データの情報を取得することと、
取得された前記第二観測データが急ハンドルの条件を満たす場合、前記車両の運転者が急ハンドルを切ったことについての急ハンドル情報を出力することと、
を実行するように構成された制御部を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記第一観測データが、Uターンの条件を満たす場合、前記急ハンドル情報の出力は省略される、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記車両のヨーレートを取得することを更に実行するように構成され、
前記所定の期間は、取得された前記ヨーレートの絶対値が閾値を超えた時点から計測される、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第一観測データは、前記車両の速度、前記車両のウィンカの作動の有無、前記車両のステア角、及び前記車両のヨー角の変化量を含む、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第二観測データは、前記車両に係る左右方向の加速度を含む、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、運転判定装置が提案されている。提案されている運転判定装置は、所定の判定項目毎に、車両の運転の仕方を評価する運転度を算出するよう構成されている。所定の判定項目には、急ハンドルが含まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-146162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の一つは、右左折時の急ハンドルを高精度に検出する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1態様に係る情報処理装置は、制御部を備える。前記制御部は、所定の期間における、車両の右左折に関する第一観測データと、前記車両の急ハンドルに関する第二観測データの情報を取得する。前記制御部は、第一観測データが右左折の条件を満たし、且つ第二観測データが急ハンドルの条件を満たす場合に、前記車両の運転者が右左折時に急ハンドルを切ったことについての急ハンドル情報を出力すること、を実行するように構成される。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、車両の右左折時における運転者による急ハンドル操作を高精度に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示が適用される場面の一例を模式的に示す。
図2は、本開示におけるUターンの場面を模式的に示す。
図3は、本開示の情報処理装置のハードウェア構成の一例を模式的に示す。
図4は、本開示の情報処理装置による、車両の右左折時における運転者による急ハンドル操作の検出に関する処理手順の一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
例えば、特許文献1等の従来のシステムは、車両の運転者が急ハンドルを切ったことを加速度情報等から検出し、運転者の運転の仕方を評価する運転度を算出する。これにより、運転者の運転性を判定することで、危険運転を検知することができる。しかしながら、本件発明者は、従来のシステムには次のような問題点があることを見出した。すなわち、従来のシステムでは、車両の運転シーンを区別することなく、急ハンドルの検出を行っている。しかしながら、急ハンドルは、運転シーンによって操作が異なると推測される。例えば、車線変更の場面と右左折の場面とでは、急ハンドルをする際の車速、加速度、ステア角の範囲等が相違し得る。そのため、各運転シーンで共通の判定基準を用いることで、検出精度の低下を招く虞がある。なお、あらゆる運転シーンに対して画一的に検出し検出精度が低下するという問題点は、車両の種類を問わず生じ得る。
【0009】
これに対して、本開示の第1態様に係る情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、所定の期間における、車両の右左折に関する第一観測データと、車両の急ハンドルに関する第二観測データの情報を取得する。制御部は、第一観測データが右左折の条件を満たし、且つ第二観測データが急ハンドルの条件を満たす場合に、車両の運転者が右左折時に急ハンドルを切ったことについての急ハンドル情報を出力すること、を実行するように構成される。当該構成によれば、まず、車両の右左折に関する第一観測データにより車両が右左折をしていたかが判定される。そして、右左折を行ったと判定されたことに応じて、車両の急ハンドルに関する第二観測データにより急ハンドルの検出が行われる。これにより、車両が右左折をしている前提で第二観測データの基準(急ハンドル条件)を設定することができる。すなわち、運転シーンを右左折時に限定して急ハンドルの判定条件を設定することができる。そのため、高精度な急ハンドルの検出を期待することができる。
【0010】
上記態様に係る情報処理装置の別の形態として、本開示の一側面は、以上の各構成要素の全部又はその一部を実現する情報処理方法であってもよいし、プログラムであってもよいし、このようなプログラムを記憶した、コンピュータ等の機械が読み取り可能な記憶媒体であってもよい。ここで、機械が読み取り可能な記憶媒体とは、プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的、又は、化学的作用によって蓄積する媒体である。
(【0011】以降は省略されています)

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