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公開番号2025117322
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024012098
出願日2024-01-30
発明の名称運転支援装置、および、プログラム
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250804BHJP(信号)
要約【課題】運転者に不快感を与えることを抑制しつつ、死角領域に対する注意喚起を行う運転支援装置、および、プログラムを提供すること。
【解決手段】実施形態に係る運転支援装置は、コントローラを備える。コントローラは、他車両の後側方の死角領域に対して、車両の運転者に注意喚起する。コントローラは、車両が他車両の後側方の死角領域に一定時間以上滞在した場合に、一定時間以上滞在した車両の位置情報を含む走行状態を示す走行情報を蓄積する。コントローラは、車両の現在の位置が、蓄積された走行情報において死角領域となる頻度が危険頻度よりも高い危険領域内である場合、車両の運転者に注意喚起する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
他車両の後側方の死角領域に対して、車両の運転者に注意喚起するコントローラを備え、
前記コントローラは、
前記車両が他車両の後側方の死角領域に一定時間以上滞在した場合に、前記一定時間以上滞在した前記車両の位置情報を含む走行状態を示す走行情報を蓄積し、
前記車両の現在の位置が、蓄積された前記走行情報において死角領域となる頻度が危険頻度よりも高い危険領域内である場合、前記車両の運転者に注意喚起する、運転支援装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記コントローラは、前記車両の現在の位置が、前記危険領域内であり、かつ、他車両の後側方の死角領域への進入頻度が注意喚起頻度以上である場合、前記車両の運転者に注意喚起する、請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項3】
他車両の後側方の死角領域への前記進入頻度は、他車両の後側方の死角領域への累積進入回数、および、他車両の後側方の死角領域における累積滞在時間の少なくとも1つを含み、
前記コントローラは、前記車両の現在の位置が、前記危険領域内であり、かつ、前記累積進入回数が上限回数以上である条件、および、前記累積滞在時間が上限時間以上である条件の少なくとも1つを満たす場合、前記車両の運転者に注意喚起する、請求項2に記載の運転支援装置。
【請求項4】
前記コントローラは、他車両の後側方の死角領域への累積進入回数を、前記車両の前側方に存在する他車両の検出回数によって除算することで算出される死角進入割合を、前記車両の運転者に通知する、請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項5】
前記車両が走行する車線に隣接し他車両が走行する車線、および、前記車両が走行する車線の少なくとも一方が渋滞している場合、前記車両の運転者への注意喚起は、行われない、請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項6】
前記車両が低車速状態である場合、前記車両の運転者への注意喚起は、行われない、請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項7】
前記危険領域は、複数の車両における走行情報に基づいて設定される、請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項8】
前記コントローラは、前記車両の現在の位置が、前記危険領域内であり、かつ、前記車両が、前記車両の側方を走行する他車両の後側方の死角領域に進入する場合、前記車両の運転者に注意喚起する、請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項9】
他車両の後側方の死角領域への進入は、前記車両に設けられるカメラによって撮影された画像データから検出される、請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項10】
車両が他車両の後側方の死角領域に一定時間以上滞在した場合に、前記一定時間以上滞在した車両の位置情報を含む走行状態を示す走行情報を蓄積する手順と、
前記車両の現在の位置が、蓄積された前記走行情報において死角領域となる頻度が危険頻度よりも高い危険領域内である場合、前記車両の運転者に注意喚起する手順と
をコンピュータに実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転支援装置、および、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
自車両が、他車両の後側方を走行し、他車両の死角領域に進入した場合、自車両の運転者に注意喚起する技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-221116号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、自車両が、他車両の死角領域に進入する度に、自車両の運転者に注意喚起が行われるため、自車両の運転者に不快感を与える場合がある。そのため、従来の技術では、他車両の死角領域に対する、自車両の運転者への注意喚起について、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、運転者に不快感を与えることを抑制しつつ、死角領域に対する注意喚起を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る運転支援装置は、コントローラを備える。コントローラは、他車両の後側方の死角領域に対して、車両の運転者に注意喚起する。コントローラは、車両が他車両の後側方の死角領域に一定時間以上滞在した場合に、一定時間以上滞在した車両の位置情報を含む走行状態を示す走行情報を蓄積する。コントローラは、車両の現在の位置が、蓄積された走行情報において死角領域となる頻度が危険頻度よりも高い危険領域内である場合、車両の運転者に注意喚起する。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、運転支援装置は、車両の現在の位置が、死角領域となる頻度が危険頻度よりも高い危険領域内である場合に、車両の運転者に注意喚起することで、車両の運転者への注意喚起を適切に実行することができる。そのため、運転支援装置は、運転者に不快感を与えることを抑制しつつ、死角領域に対する注意喚起を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る運転支援システムを示す図である。
図2は、第1実施形態に係る車載機を示すブロック図である。
図3は、第1実施形態に係るサーバ装置を示すブロック図である。
図4は、第1実施形態に係る死角領域データベースに蓄積された死角滞在状態を示す走行情報の一例を示す図である。
図5は、第1実施形態に係る死角検出処理を説明するフローチャートである。
図6は、第1実施形態に係る注意喚起処理を説明するフローチャートである。
図7は、更新後の走行情報を示す図である。
図8は、変形例に係る注意喚起処理を示すフローチャートである。
図9は、第2実施形態に係る死角領域データベースに蓄積された走行情報の一例を示す図である。
図10は、第3実施形態に係る車載機が設けられた車両の概略を示す図である。
図11は、第3実施形態に係る死角検出処理を説明するフローチャートである。
図12は、第4実施形態に係る注意喚起処理を説明するフローチャートである。
図13は、車両が他車両に追いついた場合の画像の一例を示す図である。
図14は、車両が他車両に追いつかれた場合の画像の一例を示す図である。
図15は、変形例に係る注意喚起処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る運転支援装置、および、プログラムが詳細に説明される。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
(第1実施形態)
第1実施形態に係る運転支援システム1について図1を参照し説明する。図1は、第1実施形態に係る運転支援システム1を示す図である。運転支援システム1は、他車両の死角領域への車両の進入に対し、車両の運転者に注意喚起するシステムである。他車両の死角領域は、他車両の後側方に生じる死角領域である。
(【0011】以降は省略されています)

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