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公開番号2025117284
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024012037
出願日2024-01-30
発明の名称プロジェクト分析装置、プロジェクト分析方法、及び、プログラム
出願人Astemo株式会社
代理人ポレール弁理士法人
主分類G06Q 10/0631 20230101AFI20250804BHJP(計算;計数)
要約【課題】開発プロジェクトでの管理事項が開発プロジェクトに及ぼす影響を定量化する。
【解決手段】プロジェクト管理データに基づき、開発プロジェクトを分析する装置であって、プロジェクト特性が開発プロジェクトに類似する過去プロジェクトを類似プロジェクトとし、類似プロジェクトのプロジェクトデータに含まれている管理事項を開発プロジェクトのプロジェクトデータに追加するデータ補完部と、開発プロジェクトのプロジェクトデータに含まれる管理事項のうち、抽出の対象となる対象管理事項に関して設定された抽出条件を満たす対象管理事項について、開発プロジェクトへの影響を表す複数のデータを抽出して抽出データを生成するデータ抽出部と、抽出データに基づき、開発プロジェクトに与える影響度を対象管理事項ごとに算出し、対象管理事項と影響度とが表形式で表された影響度データを生成する影響度算出部と、を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
プロジェクト管理ツールで管理されている開発プロジェクト及び過去プロジェクトのプロジェクト管理データに基づき、前記開発プロジェクトを分析するプロジェクト分析装置であって、
前記プロジェクト管理ツールで管理されているプロジェクトごとのプロジェクト特性と、前記プロジェクト管理データに基づいて前記プロジェクトごとに生成された、前記プロジェクトにおける開発プロセスごとの管理事項を表すプロジェクトデータと、を記憶している記憶部と、
前記プロジェクト特性が前記開発プロジェクトに類似する前記過去プロジェクトを類似プロジェクトとし、前記類似プロジェクトのプロジェクトデータと前記開発プロジェクトのプロジェクトデータとを比較し、前記開発プロジェクトのプロジェクトデータに含まれておらず、前記類似プロジェクトのプロジェクトデータに含まれている前記管理事項を、前記開発プロジェクトにおいて将来的に発生し得る前記管理事項として前記開発プロジェクトのプロジェクトデータに追加するデータ補完部と、
前記開発プロジェクトのプロジェクトデータに含まれる前記管理事項のうち、抽出の対象となる対象管理事項に関して設定された抽出条件を満たす対象管理事項について、前記開発プロジェクトへの影響を表す複数のデータを抽出して抽出データを生成するデータ抽出部と、
前記抽出データに基づき、前記開発プロジェクトに与える影響度を前記対象管理事項ごとに算出し、前記対象管理事項と前記影響度とが表形式で表された影響度データを生成する影響度算出部と、を備える
ことを特徴とするプロジェクト分析装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載のプロジェクト分析装置であって、
前記過去プロジェクトのプロジェクト特性と、前記開発プロジェクトのプロジェクト特性の一致率に基づき、前記類似プロジェクトを選定する類似プロジェクト選定部をさらに備える
ことを特徴とするプロジェクト分析装置。
【請求項3】
請求項1に記載のプロジェクト分析装置であって、
前記データ補完部は、前記類似プロジェクトのプロジェクトデータの入力が不十分である場合に、前記プロジェクトデータから前記開発プロジェクトで補完が必要となる前記管理事項を予め学習したデータ補完モデルを用いて、前記開発プロジェクトにおいて将来的に発生し得る前記管理事項を前記開発プロジェクトのプロジェクトデータに補完する
ことを特徴とするプロジェクト分析装置。
【請求項4】
請求項1に記載のプロジェクト分析装置であって、
前記データ抽出部は、前記抽出条件を満たさない前記対象管理事項の中から追加で抽出したいものを指定するために設定された追加抽出条件に従い、前記抽出データに前記対象管理事項のデータを追加する
ことを特徴とするプロジェクト分析装置。
【請求項5】
請求項1に記載のプロジェクト分析装置であって、
前記影響度算出部は、前記影響度データにおいて、前記影響度が大きい順に前記対象管理事項を整列させる
ことを特徴とするプロジェクト分析装置。
【請求項6】
プロジェクト管理ツールで管理されている開発プロジェクト及び過去プロジェクトのプロジェクト管理データに基づき、前記開発プロジェクトを分析するプロジェクト分析装置を用いたプロジェクト分析方法であって、
前記プロジェクト分析装置は、記憶部と、データ補完部と、データ抽出部と、影響度算出部と、を備え、
前記記憶部は、前記プロジェクト管理ツールで管理されているプロジェクトごとのプロジェクト特性と、前記プロジェクト管理データに基づいて前記プロジェクトごとに生成された、前記プロジェクトにおける開発プロセスごとの管理事項を表すプロジェクトデータと、を記憶し、
前記データ補完部は、前記プロジェクト特性が前記開発プロジェクトに類似する前記過去プロジェクトを類似プロジェクトとし、前記類似プロジェクトのプロジェクトデータと前記開発プロジェクトのプロジェクトデータとを比較し、前記開発プロジェクトのプロジェクトデータに含まれておらず、前記類似プロジェクトのプロジェクトデータに含まれている前記管理事項を、前記開発プロジェクトにおいて将来的に発生し得る前記管理事項として前記開発プロジェクトのプロジェクトデータに追加し、
前記データ抽出部は、前記開発プロジェクトのプロジェクトデータに含まれる前記管理事項のうち、抽出の対象となる対象管理事項に関して設定された抽出条件を満たす対象管理事項について、前記開発プロジェクトへの影響を表す複数のデータを抽出して抽出データを生成し、
前記影響度算出部は、前記抽出データに基づき、前記開発プロジェクトに与える影響度を前記対象管理事項ごとに算出し、前記対象管理事項と前記影響度とが表形式で表された影響度データを生成する
ことを特徴とするプロジェクト分析方法。
【請求項7】
請求項1~5の何れかに記載のプロジェクト分析装置としてコンピュータを機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクト分析装置、プロジェクト分析方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、様々な分野において効率よい開発を実現するために、アプリケーションライフサイクル管理ツール(以下「ALMツール」と略記する。)を使ったプロジェクト開発が行われている。また、ALMツールに蓄積されたデータを分析し、問題点の抽出や将来の振る舞いを予測することで、開発効率を向上できる。
【0003】
本技術分野の背景技術として、特許文献1がある。この公報には、例えば遂行中のプロジェクトにおけるデータ推移から、プロジェクトの特性および推移の傾向を考慮した高精度な推移予測を自動的に実施するシステムが提案されている(要約参照)。また、別の背景技術として特許文献2がある。この公報には、例えば仕様変更等に係る影響度を導き出すプロジェクト管理システムが提案されている(要約参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-164392号公報
特開2010-287026号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、現在遂行中のプロジェクトのデータにおいて、完了したプロジェクトのデータを使って、将来的なデータ推移を予測する。しかしながら、予測した結果が遂行中のプロジェクトにどの程度の影響を与える情報であるかを、定量的に表現する技術は記載されていない。
【0006】
また、特許文献2では、仕様変更などによって影響を受ける仕様の影響を予測する。しかしながら、既に存在するデータを使った予測する手法のため、現時点では存在しない、将来的な情報を補完する技術は記載されていない。
【0007】
そこで、本発明では、開発中のプロジェクト(以下「開発プロジェクト」と略記する。)において現在発生している管理事項及び将来的に発生する管理事項が開発プロジェクトに及ぼす影響を定量化するプロジェクト分析装置、プロジェクト分析方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のプロジェクト分析装置は、例えば、プロジェクト管理ツールで管理されている開発プロジェクト及び過去プロジェクトのプロジェクト管理データに基づき、前記開発プロジェクトを分析するプロジェクト分析装置であって、前記プロジェクト管理ツールで管理されているプロジェクトごとのプロジェクト特性と、前記プロジェクト管理データに基づいて前記プロジェクトごとに生成された、前記プロジェクトにおける開発プロセスごとの管理事項を表すプロジェクトデータと、を記憶している記憶部と、前記プロジェクト特性が前記開発プロジェクトに類似する前記過去プロジェクトを類似プロジェクトとし、前記類似プロジェクトのプロジェクトデータと前記開発プロジェクトのプロジェクトデータとを比較し、前記開発プロジェクトのプロジェクトデータに含まれておらず、前記類似プロジェクトのプロジェクトデータに含まれている前記管理事項を、前記開発プロジェクトにおいて将来的に発生し得る前記管理事項として前記開発プロジェクトのプロジェクトデータに追加するデータ補完部と、前記開発プロジェクトのプロジェクトデータに含まれる前記管理事項のうち、抽出の対象となる対象管理事項に関して設定された抽出条件を満たす対象管理事項について、前記開発プロジェクトへの影響を表す複数のデータを抽出して抽出データを生成するデータ抽出部と、前記抽出データに基づき、前記開発プロジェクトに与える影響度を前記対象管理事項ごとに算出し、前記対象管理事項と前記影響度とが表形式で表された影響度データを生成する影響度算出部と、を備える。
【0009】
また、本発明のプロジェクト分析方法は、例えば、プロジェクト管理ツールで管理されている開発プロジェクト及び過去プロジェクトのプロジェクト管理データに基づき、前記開発プロジェクトを分析するプロジェクト分析装置を用いたプロジェクト分析方法であって、前記プロジェクト分析装置は、記憶部と、データ補完部と、データ抽出部と、影響度算出部と、を備え、前記記憶部は、前記プロジェクト管理ツールで管理されているプロジェクトごとのプロジェクト特性と、前記プロジェクト管理データに基づいて前記プロジェクトごとに生成された、前記プロジェクトにおける開発プロセスごとの管理事項を表すプロジェクトデータと、を記憶し、前記データ補完部は、前記プロジェクト特性が前記開発プロジェクトに類似する前記過去プロジェクトを類似プロジェクトとし、前記類似プロジェクトのプロジェクトデータと前記開発プロジェクトのプロジェクトデータとを比較し、前記開発プロジェクトのプロジェクトデータに含まれておらず、前記類似プロジェクトのプロジェクトデータに含まれている前記管理事項を、前記開発プロジェクトにおいて将来的に発生し得る前記管理事項として前記開発プロジェクトのプロジェクトデータに追加し、前記データ抽出部は、前記開発プロジェクトのプロジェクトデータに含まれる前記管理事項のうち、抽出の対象となる対象管理事項に関して設定された抽出条件を満たす対象管理事項について、前記開発プロジェクトへの影響を表す複数のデータを抽出して抽出データを生成し、前記影響度算出部は、前記抽出データに基づき、前記開発プロジェクトに与える影響度を前記対象管理事項ごとに算出し、前記対象管理事項と前記影響度とが表形式で表された影響度データを生成する。
【0010】
また、本発明のプログラムは、前記プロジェクト分析装置としてコンピュータを機能させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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