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公開番号
2025117127
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011823
出願日
2024-01-30
発明の名称
シンセサイザ装置及び実装方法
出願人
日本電波工業株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
G06F
11/20 20060101AFI20250804BHJP(計算;計数)
要約
【課題】読み出し専用の記憶回路のデータが壊れても、意図しない動作が発生しないようにする。
【解決手段】指定された周波数の信号を発生させる信号発生部と、装置パラメータの情報を記憶しているデータ読み出し専用の記憶回路と、装置パラメータのデータを正常に読み出したか否かを判定する判定部と、正常に読み出された装置パラメータのデータを用いて信号発生部を制御する制御部と、を有する制御回路と、を備え、判定部が装置パラメータのデータの読み出しに異常が発生したことを判定した場合、制御部は、制御部の記憶領域に記憶されている装置パラメータの情報を用いて信号発生部を制御する、シンセサイザ装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
指定された周波数の信号を発生させる信号発生部と、
装置パラメータの情報を記憶しているデータ読み出し専用の記憶回路と、
前記装置パラメータのデータを正常に読み出したか否かを判定する判定部と、正常に読み出された前記装置パラメータのデータを用いて前記信号発生部を制御する制御部と、を有する制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、前記記憶回路が記憶している前記装置パラメータの情報と同じ情報を記憶している記憶領域を有し、
前記判定部が前記装置パラメータのデータの読み出しに異常が発生したことを判定した場合、前記制御部は、前記記憶領域に記憶されている前記装置パラメータの情報を用いて前記信号発生部を制御する、
シンセサイザ装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記記憶回路と、前記制御回路の前記記憶領域は、前記装置パラメータのデータと、前記装置パラメータのデータの誤り検出符号とを含むデータを前記装置パラメータの情報として記憶しており、
前記判定部は、前記誤り検出符号を用いて前記装置パラメータのデータを正常に読み出したか否かを判定する、
請求項1に記載のシンセサイザ装置。
【請求項3】
前記記憶回路は、同一の前記装置パラメータの情報を複数記憶しており、
前記制御部は、前記判定部が全ての前記装置パラメータの情報のデータの読み出しに異常が発生したことを判定した場合、前記記憶領域に記憶されている前記装置パラメータの情報を用いて前記信号発生部を制御する、
請求項1に記載のシンセサイザ装置。
【請求項4】
コンピュータが実行する、請求項1から3のいずれか一項に記載の前記シンセサイザ装置に前記装置パラメータの情報を実装する実装方法であって、
前記シンセサイザ装置に対応する前記装置パラメータのデータと前記装置パラメータのデータの誤り検出符号とを含むデータを前記装置パラメータの情報として前記記憶回路に書き込むステップと、
前記制御回路の前記記憶領域を初期化するステップと、
前記記憶回路に記憶されているデータを前記制御回路の前記記憶領域にコピーするステップと、
を有する、実装方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シンセサイザ装置及びシンセサイザ装置に装置パラメータの情報を実装する実装方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
不揮発性メモリを有する装置であって、不揮発性メモリに装置パラメータが書き込まれ、装置の出荷後には不揮発性メモリがデータ読み出し専用の記憶回路として用いられる装置が知られている(例えば、特許文献1~3を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-103117号公報
特開平11-312101号公報
特許第3376331号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、このような不揮発性メモリを実際に製品に搭載して出荷したところ、経年劣化等によって書き込んだデータが壊れてしまったことがあった。このように壊れたデータを使って製品を使い続けると、製品が誤動作をしてしまったり、意図しない動作を引き起こしてしまったりすることがあった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、読み出し専用の記憶回路のデータが壊れても、意図しない動作が発生しないようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様においては、指定された周波数の信号を発生させる信号発生部と、装置パラメータの情報を記憶しているデータ読み出し専用の記憶回路と、前記装置パラメータのデータを正常に読み出したか否かを判定する判定部と、正常に読み出された前記装置パラメータのデータを用いて前記信号発生部を制御する制御部と、を有する制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記記憶回路が記憶している前記装置パラメータの情報と同じ情報を記憶している記憶領域を有し、前記判定部が前記装置パラメータのデータの読み出しに異常が発生したことを判定した場合、前記制御部は、前記記憶領域に記憶されている前記装置パラメータの情報を用いて前記信号発生部を制御する、シンセサイザ装置を提供する。
【0007】
前記記憶回路と、前記制御回路の前記記憶領域は、前記装置パラメータのデータと、前記装置パラメータのデータの誤り検出符号とを含むデータを前記装置パラメータの情報として記憶しており、前記判定部は、前記誤り検出符号を用いて前記装置パラメータのデータを正常に読み出したか否かを判定してもよい。
【0008】
前記記憶回路は、同一の前記装置パラメータの情報を複数記憶しており、前記制御部は、前記判定部が全ての前記装置パラメータの情報のデータの読み出しに異常が発生したことを判定した場合、前記記憶領域に記憶されている前記装置パラメータの情報を用いて前記信号発生部を制御してもよい。
【0009】
本発明の第2の態様においては、コンピュータが実行する、第1の態様の前記シンセサイザ装置に前記装置パラメータの情報を実装する実装方法であって、前記シンセサイザ装置に対応する前記装置パラメータのデータと前記装置パラメータのデータの誤り検出符号とを含むデータを前記装置パラメータの情報として前記記憶回路に書き込むステップと、前記制御回路の前記記憶領域を初期化するステップと、前記記憶回路に記憶されているデータを前記制御回路の前記記憶領域にコピーするステップと、を有する、実装方法を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、読み出し専用の記憶回路のデータが壊れても、意図しない動作が発生しないようにできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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