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公開番号
2025116269
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025094562,2022515792
出願日
2025-06-06,2020-09-10
発明の名称
映像信号符号化/復号化方法及びそのための装置
出願人
コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ
,
Koninklijke Philips N.V.
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
19/70 20140101AFI20250731BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】
高画質ビデオサービスの急激な発展によってHEVCの性能も徐々にその限界を示している。
【解決手段】
本開示による映像復号化方法は、i番目スライスが含むタイル列の数から1を差分した値を示すタイル列数情報をパーシングする段階と、前記i番目スライスが含むタイル行の数から1を差分した値を示すタイル行数情報をパーシングする段階と、前記タイル列数情報及び前記タイル行数情報がいずれも0の場合、前記i番目スライスを含むタイル内の高さ情報が明示的にシグナリングされるスライスの個数についての個数情報をさらにパーシングする段階とを含む。
【選択図】図40
特許請求の範囲
【請求項1】
ビデオを復号する方法であって、
第1のスライスに含まれるタイル列の数から1を減算した値を示す、前記第1のスライスの幅情報をビットストリームからパーシングするステップと、
前記第1のスライスに含まれるタイル行の数から1を減算した値を示す、前記第1のスライスの第1の高さ情報を前記ビットストリームからパーシングするステップと、
前記幅情報と前記第1の高さ情報が共に0の場合に、明示的な数情報を前記ビットストリームからパーシングするステップと、
を有し、
前記明示的な数情報は、第2の高さ情報が明示的に符号化されるスライスの数を表し、
前記第2の高さ情報は、スライスに含まれるコーディングツリーユニットの行の数から1を減算した値を示し、
前記明示的な数情報が0である場合、前記第1のスライスの高さは第1のタイルの高さに等しく、
前記明示的な数情報が0よりも大きい場合、前記第1のスライスの前記高さは、前記第1のスライスについてパーシングされた前記第2の高さ情報に基づいて、前記第1のタイルの前記高さ以下に決定される、方法。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第1のタイルに含まれる複数のスライスのうち第2のスライスに対する前記第2の高さ情報をパーシングするかは、前記第2のスライスのインデックスを前記明示的な数情報と比較することで決定される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2のスライスに対する前記第2の高さ情報をパーシングすると決定した場合、前記第2のスライスの高さは、前記第2のスライスに対してパーシングされた前記第2の高さ情報に基づいて導出され、
前記第2のスライスに対する前記第2の高さ情報をパーシングしないと決定した場合、前記第2のスライスの前記高さは、他のスライスに対して最後にパーシングされた前記第2の高さ情報に基づいて導出される、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第2のスライスの前記インデックスが前記明示的な数情報よりも小さい場合、前記第2の高さ情報は、前記第2のスライスに対してパーシングされ、
前記第2のスライスの前記インデックスが前記明示的な数情報以上である場合、前記第2の高さ情報は、前記第2のスライスに対してパーシングされない、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
第1のインデックスを有する前記第1のスライスに対する前記幅情報及び前記第1の高さ情報をパーシングした後に、前記幅情報及び前記第1の高さ情報はさらに、第2のインデックスを有する第2のスライスに対してパーシングされ、
前記第1のタイルが複数のスライスに分割される場合、前記第2のインデックスは、前記第1のインデックスよりも前記複数のスライスの数だけ大きく、
前記第1のタイルが複数のスライスに分割されない場合、前記第2のインデックスは、前記第1のインデックスより1大きい、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
ビデオを符号化する方法であって、
第1のスライスに含まれるタイル列の数から1を減算した値を示す前記第1のスライスの幅情報をビットストリームに符号化するステップと、
前記第1のスライスに含まれるタイル行の数から1を減算した値を示す前記第1のスライスの第1の高さ情報を前記ビットストリームに符号化するステップであって、前記第1のスライスの高さが、第1のタイル高さ以下の場合、前記第1の高さ情報を0に設定する、ステップと
前記幅情報と前記第1の高さ情報が共に0の場合、明示的な数情報を前記ビットストリームに符号化するステップと、
を有し、
前記明示的な数情報は、第2の高さ情報が明示的に符号化されるスライスの個数を表し、
前記第2の高さ情報は、スライスに含まれるコーディングツリーユニットの行数から1を減算した値を示し、
前記明示的な数情報が0の値に符号される場合、前記第1のスライスは第1のタイルと同じに設定され、
前記第1のスライスが、前記第1のタイルをパーティショニングすることにより生成された複数のスライスのうちの1つである場合、前記明示的な数情報は0を超える値に符号化される、方法。
【請求項7】
第2のスライスのインデックスが前記明示的な数情報より小さい場合、前記第2の高さ情報は前記第2のスライスのために符号化され、
前記第2のスライスの前記インデックスが前記明示的な数情報以上である場合、前記第2の高さ情報は前記第2のスライスに対して符号化されない、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第2の高さ情報が前記第2のスライスに対して符号されない場合、前記第2のスライスの高さは、前記第2の高さ情報が最後に符号化された他のスライスの高さおよび前記第1のタイルにおいて以前のスライスにより占有された領域を除いた残余の高さの中で最小の高さを有する、請求項7に記載の方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は映像信号の符号化/復号化方法及びそのための装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ディスプレイパネルが段々大型化している趨勢に伴ってより高い画質のビデオサービスが要求されている。高画質ビデオサービスの最大問題はデータ量が大きく増加することであり、このような問題を解決するために、ビデオ圧縮率を向上させるための研究が活発に進んでいる。代表的な例として、2009年にMPEG(Motion Picture Experts Group)とITU-T(International Telecommunication Union-Telecommunication)傘下のVCEG(Video Coding Experts Group)ではJCT-VC(Joint Collaborative Teamon Video Coding)を結成した。JCT-VCはH.264/AVCに比べて約2倍の圧縮性能を有するビデオ圧縮標準であるHEVC(High Efficiency Video Coding)を提案し、2013年1月25日に標準として承認された。高画質ビデオサービスの急激な発展によってHEVCの性能も徐々にその限界を示している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は、ビデオ信号を符号化/復号化するにあたり、ピクチャを複数のタイルに分割する方法及び前記方法を遂行するための装置を提供することを目的とする。
【0004】
本開示は、ビデオ信号を符号化/復号化するにあたり、タイル分割構造に基づいてスライス分割構造を決定する方法及び前記方法を遂行するための装置を提供することを目的とする。
【0005】
本開示は、ビデオ信号を符号化/復号化するにあたり、ピクチャを複数のサブピクチャに分割する方法及び前記方法を遂行するための装置を提供することを目的とする。
【0006】
本開示で達成しようとする技術的課題は以上で言及した技術的課題に制限されず、言及しなかった他の技術的課題は下記の記載から本開示が属する技術分野で通常の知識を有する者に明らかに理解可能であろう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示によるビデオ信号復号化方法は、i番目スライスが含むタイル列の数から1を差分した値を示すタイル列数情報をパーシングする段階と、前記i番目スライスが含むタイル行の数から1を差分した値を示すタイル行数情報をパーシングする段階と、前記タイル列数情報及び前記タイル行数情報がいずれも0の場合、前記i番目スライスを含むタイル内の高さ情報が明示的にシグナリングされるスライスの個数についての個数情報をさらにパーシングする段階とを含む。
【0008】
本開示によるビデオ信号復号化方法において、第1スライスのタイル内の順番が前記スライスの個数より小さい場合、前記第1スライスの高さについての第1高さ情報をさらにパーシングすることができる。
【0009】
本開示によるビデオ信号復号化方法において、第2スライスのタイル内の順番が前記スライスの個数と同じか前記スライスの個数より大きい場合、前記第2スライスに対しては前記高さ情報をパーシングしないことができる。
【0010】
本開示によるビデオ信号復号化方法において、前記第2スライスの高さは、最後にシグナリングされた高さ情報に基づいて誘導される第1高さ値、及び前記タイル内の以前スライスが占有する領域を除いた第2高さ値の中で最小値に設定されることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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