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公開番号
2025116232
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025093682,2021055823
出願日
2025-06-04,2021-03-29
発明の名称
集合住宅インターホンシステム
出願人
アイホン株式会社
代理人
個人
主分類
H04M
9/00 20060101AFI20250731BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 住戸内で発生した異常の内容を発報元に聞かなくても把握が可能であると共に、警報発報している携帯端末の1台が停止操作されても他の携帯端末の発報は継続される。
【解決手段】 管理親機4及び居室親機2には複数の携帯端末5が関連付けされており、管理親機4は居室親機2から異常発生情報の通知を受けて警報発報を実施し、居室親機2が通知する異常発生情報には、住戸情報及び検知した異常の種別情報を含む詳細情報を具備して、携帯端末5及び管理親機4は各種情報を表示する表示部41,51を有し、居室親機2に関連付けられている携帯端末5、或いは管理親機4に関連付けられている携帯端末5は、異常発生情報を受信すると一斉に警報発報すると共に異常発生を通知するバナーB3を表示し、表示されたバナーB3がタップされると、詳細情報が表示されると共に、バナーB3がタップされた携帯端末5のみ警報発報が停止する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
来訪者が居住者を呼び出して通話するためにエントランスに設置された集合玄関機と、前記集合玄関機からの呼び出しに応答するために集合住宅の個々の住戸に設置された居室親機と、居住者と通話するために管理人室に設置された管理親機とを有し、前記居室親機には住戸内で発生した異常を検知するセンサが接続されており、前記センサが異常発生を検知したら、前記センサが接続されている前記居室親機及び前記管理親機に異常発生が通知されて、前記居室親機及び前記管理親機においておいて警報発報する集合住宅インターホンシステムであって、
前記管理親機及び/又は少なくとも一部の前記居室親機には、複数の携帯端末が関連付けされており、
前記管理親機は前記居室親機から異常発生情報の通知を受けて警報発報を実施すると共に、個々の前記携帯端末は、関連付けされている前記居室親機或いは前記管理親機から前記異常発生情報が通知されて警報発報を実施し、
前記居室親機が通知する前記異常発生情報は、住戸情報及び検知した異常の種別情報を含む詳細情報を具備すると共に、前記管理親機及び前記携帯端末は各種情報を表示する表示部を有し、
前記居室親機から前記異常発生情報が通知された前記管理親機は前記表示部に詳細情報を表示する一方、
前記携帯端末は、前記異常発生情報を受信すると一斉に警報発報して異常発生を通知するバナーを表示し、表示された前記バナーがタップされると詳細情報を表示し、更に前記バナーがタップされた前記携帯端末のみ警報発報が停止することを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は集合住宅インターホンシステムに関し、特に住戸に異常が発生したら管理人等の外部に通報する機能を備えた集合住宅インターホンシステムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より住戸に設置したセンサが異常発生を検知したら、外部に通報する機能を備えたインターホンシステムがある。例えば、特許文献1では火災センサやガス漏れセンサを居室親機に接続して、異常発生を検知したら自住戸の居室親機で警報を発するのに加えて、居住者の携帯端末にも通知することで携帯端末の使い勝手を向上させた構成が開示されている。
また集合住宅インターホンシステムにおいては、住戸内で異常を検知したら、居室親機で発報動作させると同時に、管理親機を発報動作させて管理人にも通知した(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-160801号公報
特開2010-56895号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、外部に異常発生を通知する上記従来のシステムは、複数種類のセンサが設置されている場合、異常発生の通知を受けた携帯端末、或いは管理親機からは異常発生を通知する動作が成されるだけで、具体的な異常内容は把握できなかった。具体的な異常内容を把握するには通話して確認する必要があった。
また、居室親機、管理親機に複数の携帯端末が関連付けられているナースコールシステムの場合、異常発生を受けて携帯端末にも異常発生が通知されて発報動作するが、何れかの携帯端末が発報の停止操作がなされると、連動して他の携帯端末の発報も停止したため、携帯端末を携行していても異常発生の通知に気づかないまま発報が停止する場合があった。
【0005】
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、住戸内で発生した異常の内容を発報元に聞かなくても把握が可能であると共に、警報発報している携帯端末の1台が停止操作されても他の携帯端末の発報は継続される集合住宅インターホンシステムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、来訪者が居住者を呼び出して通話するためにエントランスに設置された集合玄関機と、集合玄関機からの呼び出しに応答するために集合住宅の個々の住戸に設置された居室親機と、居住者と通話するために管理人室に設置された管理親機とを有し、居室親機には住戸内で発生した異常を検知するセンサが接続されており、センサが異常発生を検知したら、センサが接続されている居室親機及び管理親機に異常発生が通知されて、居室親機及び管理親機においておいて警報発報する集合住宅インターホンシステムであって、管理親機及び/又は少なくとも一部の居室親機には、複数の携帯端末が関連付けされており、管理親機は居室親機から異常発生情報の通知を受けて警報発報を実施すると共に、個々の携帯端末は、関連付けされている居室親機或いは管理親機から異常発生情報が通知されて警報発報を実施し、居室親機が通知する異常発生情報は、住戸情報及び検知した異常の種別情報を含む詳細情報を具備すると共に、管理親機及び携帯端末は各種情報を表示する表示部を有し、居室親機から異常発生情報が通知された管理親機は表示部に詳細情報を表示する一方、携帯端末は、異常発生情報を受信すると一斉に警報発報して異常発生を通知するバナーを表示し、表示されたバナーがタップされると詳細情報を表示し、更にバナーがタップされた携帯端末のみ警報発報が停止することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、異常発生の通知を受けた携帯端末及び管理親機は、住戸情報及び検知した異常の警報詳細情報を表示でき、送信元に通話して確認しなくても必要とする情報を得ることができ、対処し易い。
加えて、居室親機或いは管理親機に関連付けられている複数の携帯端末が異常発生通知を受けて一斉に警報発報しても、停止操作した携帯端末のみ発報が停止する。よって、1台の停止操作で全ての携帯端末の警報発報が停止するようなことが無く、携帯端末を携行する個々の家族或いは管理人は異常の発生を確実に認識できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る集合住宅インターホンシステムの一例を示す構成図である。
管理親機の機能ブロック図である。
通信管理装置のブロック図である。
異常発生の通知を受けた管理親機の表示説明図であり、(a)は最初の表示、(b)は警報発報を停止した後の表示を示している。
異常発生の通知を受けた携帯端末の表示説明図であり、(a)は最初の表示、(b)はバナーをタップした後の表示を示している。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る集合住宅インターホンシステムの一例を示す構成図である。集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエントランスに設置されて来訪者が居住者を呼び出すための集合玄関機1、個々の住戸に設置されて集合玄関機1からの呼び出しに応答するための居室親機2、個々の住戸玄関に設置されて居住者を呼び出すための玄関子機3、管理人室に設置されて来訪者や居住者と通話するための管理親機4、居住者或いは管理人が携行する携帯端末5、異常発生を携帯端末5に通知するためのアプリケーションソフトウェア(以下、単に「アプリ」と称する。)を具備して通信を管理する通信管理装置6等を備えている。また、9は火災センサ等の異常発生を検知するセンサであり、各住戸に設置されて居室親機2に接続されている。
【0010】
尚、M1は集合住宅のエントランス、M2は管理人室、M3は住戸を示している。また図1では、センサ9を各住戸に1つとしているが、説明の都合上1つとしているだけで、センサ9には火災センサをはじめ、ガスセンサ、居住者に異常を検知する生活異変センサ等種々あり、センサの数は1つとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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