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公開番号
2025115992
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025063774,2022099319
出願日
2025-04-08,2022-06-21
発明の名称
情報処理システムおよびプログラム
出願人
aiwell株式会社
,
国立大学法人東京科学大学
代理人
個人
主分類
G01N
33/68 20060101AFI20250731BHJP(測定;試験)
要約
【課題】時間の経過に伴う生体分子の状態の経過に応じて生体の状態を特定する。
【解決手段】情報処理システムは、特定の生体の複数の生体分子について第1の物理量および前記第1の物理量とは異なる第2の物理量の何れの分布も示された分布画像を、複数の時点の前記分布について取得する取得手段と、複数の時点の前記分布について取得された複数の分布画像に基づいて前記特定の生体の状態の特定を行う特定手段と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
特定の生体の複数の生体分子について第1の物理量および前記第1の物理量とは異なる第2の物理量の何れの分布も示された分布画像を、複数の時点の前記分布について取得する取得手段と、
複数の時点の前記分布について取得された複数の分布画像に基づいて前記特定の生体の状態の特定を行う特定手段と、
を備え、
前記分布画像は、前記複数の生体分子について、生体分子を示す画像として表示された分子画像から前記第1の物理量および前記第2の物理量が特定される画像であり、
前記分子画像は、前記分布画像において、少なくとも前記第1の物理量に応じた領域に表示され、
前記特定手段による前記特定は、前記複数の分布画像から特定される前記第2の物理量の変化について定められた条件が前記分布画像における何れの領域で満たされるかに応じた前記状態に特定されるように行われる、情報処理システム。
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【請求項2】
前記特定手段は、
前記分布画像における第1領域で前記条件が満たされる場合、前記状態を、生体の状態について区分けされた項目のうちの第1項目との関係を示す状態に特定し、
前記分布画像における前記第1領域とは異なる第2領域で前記条件が満たされる場合、前記状態を、前記項目のうちの前記第1項目に関係しない第2項目との関係を示す状態に特定する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記特定手段は、前記分布画像において一の生体分子の一部分を示す前記分子画像が表示された領域で前記条件が満たされることに応じて、前記状態を特定する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記特定手段は、前記分布画像において、一の生体分子の第1部分を示す前記分子画像が表示された第3領域で前記条件が満たされ、且つ、当該一の生体分子の前記第1部分とは異なる第2部分を示す前記分子画像が表示された第4領域で前記条件が満たされることに応じて、前記状態を特定し、
前記第3領域は、前記第2の物理量の増加により前記条件が満たされる領域であり、
前記第4領域は、前記第2の物理量の減少により前記条件が満たされる領域である、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記複数の分布画像には、第1分布画像と、前記第1分布画像に示された前記分布とは異なる時点の前記分布について取得された第2分布画像とがあり、
前記特定手段は、前記第2分布画像における特定の領域で前記条件が満たされることに応じて前記状態を特定し、
前記特定の領域に対応する前記第1分布画像の領域には、前記分子画像が表示されておらず、
前記第2分布画像における前記特定の領域には、前記分子画像が表示されている、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記複数の生体分子には、第1生体分子と、前記第1生体分子とは異なる第2生体分子とがあり、
前記特定手段は、前記分布画像において、前記第1生体分子を示す前記分子画像が表示された領域で前記条件が満たされ、且つ、前記第2生体分子を示す前記分子画像が表示された領域で前記条件が満たされることに応じて、前記状態を特定する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記複数の生体分子には、前記第1生体分子および前記第2生体分子の何れとも異なる第3生体分子がさらに含まれ、
前記特定手段は、
前記分布画像において、前記第1生体分子を示す前記分子画像が表示された領域および前記第2生体分子を示す前記分子画像が表示された領域で前記条件が満たされ、且つ、前記第3生体分子を示す前記分子画像が表示された領域で前記条件が満たされない場合に、前記状態を第1状態に特定し、
前記分布画像において、前記第1生体分子を示す前記分子画像が表示された領域および前記第3生体分子を示す前記分子画像が表示された領域で前記条件が満たされ、且つ、前記第2生体分子を示す前記分子画像が表示された領域で前記条件が満たされない場合に、前記状態を前記第1状態とは異なる第2状態に特定する、請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記特定手段は、前記分布画像において前記第2生体分子を示す前記分子画像が表示された領域で前記条件が満たされるか否かに応じて前記状態を特定する請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項9】
特定の生体の複数の生体分子について第1の物理量および前記第1の物理量とは異なる第2の物理量の何れの分布も示された分布画像を、複数の時点の前記分布について取得する取得手段と、
複数の時点の前記分布について取得された複数の分布画像に応じた情報を出力する出力手段と、
を備え、
前記分布画像は、前記複数の生体分子について、生体分子を示す画像として表示された分子画像から前記第1の物理量および前記第2の物理量が特定される画像であり、
前記分子画像は、前記分布画像において、少なくとも前記第1の物理量に応じた領域に表示され、
前記出力手段による前記出力は、前記複数の分布画像から特定される前記第2の物理量の変化について定められた条件が前記分布画像における何れの領域で満たされるかに応じた前記情報が出力されるように行われる、情報処理システム。
【請求項10】
コンピュータを、請求項1乃至9の何れかに記載の情報処理システムとして機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システムおよびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インフルエンザウイルスの核タンパク質(NP)をAIV抗体検出抗原として用いるインフルエンザ感染検査薬および検査方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-285749号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
予め定められた一の生体分子が生体から検出された場合に、この生体が特定の状態であると診断する技術が存在する。
ここで、時間の経過に伴う生体分子の状態の経過に応じて生体の状態を特定することが望まれる。
【0005】
本開示は、時間の経過に伴う生体分子の状態の経過に応じて生体の状態を特定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の情報処理システムは、特定の生体の複数の生体分子について第1の物理量および前記第1の物理量とは異なる第2の物理量の何れの分布も示された分布画像を、複数の時点の前記分布について取得する取得手段と、複数の時点の前記分布について取得された複数の分布画像に基づいて前記特定の生体の状態の特定を行う特定手段と、を備え、前記分布画像は、前記複数の生体分子について、生体分子を示す画像として表示された分子画像から前記第1の物理量および前記第2の物理量が特定される画像であり、前記分子画像は、前記分布画像において、少なくとも前記第1の物理量に応じた領域に表示され、前記特定手段による前記特定は、前記複数の分布画像から特定される前記第2の物理量の変化について定められた条件が前記分布画像における何れの領域で満たされるかに応じた前記状態に特定されるように行われる、情報処理システムである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、時間の経過に伴う生体分子の状態の経過に応じて生体の状態を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
状態特定システムの全体構成例を示した図である。
サーバ装置および端末のハードウェア構成例を示した図である。
サーバ装置の機能構成例を示した図である。
生体情報管理テーブルの一例を示した図である。
統計作成処理の流れを示したフローチャートである。
統計情報が作成されるまでの一例を示した図である。
統計情報が作成されるまでの一例を示した図である。
状態特定処理の流れを示したフローチャートである。
状態特定処理において特定された状態に関する情報が端末に出力されるまでの一例を示した図である。
状態特定処理において特定された状態に関する情報が端末に出力されるまでの一例を示した図である。
状態特定処理において特定された状態に関する情報が端末に出力されるまでの一例を示した図である。
状態通知画面を示した図である。
状態特定処理により対象生体の状態が特定されるまでの一例を示した図である。
状態特定処理により対象生体の状態が特定されるまでの一例を示した図である。
状態特定処理により対象生体の状態が特定されるまでの一例を示した図である。
状態特定処理により対象生体の状態が特定されるまでの一例を示した図である。
第2の実施形態の状態特定処理の流れを示したフローチャートである。
第2の実施形態の状態特定処理が行われる場合に端末の表示部に表示される画像を示した図である。
第2の実施形態の状態特定処理により対象生体の状態が特定されるまでの一例を示した図である。
(A)は、馬から一の時点で得られた血清に含まれる各タンパク質が示された2次元電気泳動像を示した図であり、(B)は、図20(A)の2次元電気泳動像が複数の領域に区画された状態を示す図である。
(A)は、対象馬の体温を示した図であり、(B)は、対象馬から得られたアミロイドAの物質量を示した図である。
各対象馬の血清に含まれる各タンパク質の物質量について算出された統計を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、状態特定システム1の全体構成例を示した図である。
情報処理システムの一例としての状態特定システム1は、生体の状態を特定するシステムである。生体としては、例えば、動物、植物、および微生物などが挙げられる。動物としては、例えば、陸生動物や水生動物などが挙げられる。また、動物には、人間も含まれる。また、植物には、農作物も含まれる。
【0010】
生体の状態としては、例えば、生体の健康の状態、生体の美容に関する状態、生体が動物である場合における生体の肉体の状態、生体が動物である場合における生体の脳の状態、生体が食物である場合における生体の品質の状態、生体が植物や微生物である場合における生体の生育の状態などが挙げられる。食物である生体としては、例えば、農作物や動物などが挙げられる。生体の健康の状態としては、例えば、生体における怪我や病気に関する状態、生体における疲労に関する状態などが挙げられる。また、生体の肉体の状態としては、例えば、生体の身長に関する状態、生体の体重に関する状態、生体の体脂肪率に関する状態、生体の筋肉量に関する状態、生体の身体に関する状態等が挙げられる。また、生体における疲労に関する状態は、生体の肉体の状態として捉えてもよい。また、生体の脳の状態としては、例えば、生体の記憶力に関する状態、生体の思考力に関する状態などが挙げられる。また、生体の品質の状態としては、例えば、生体の味に関する状態などが挙げられる。また、生体の生育の状態としては、例えば、生体における各部分または全体の大きさに関する状態、生体の色に関する状態、生体の臭いに関する状態、生体の枯れに関する状態、生体が有する細菌やウィルスに関する状態などが挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
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