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公開番号
2025115794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010441
出願日
2024-01-26
発明の名称
光ファイバユニット、光コネクタ、および光ファイバユニットの製造方法
出願人
株式会社フジクラ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
6/44 20060101AFI20250731BHJP(光学)
要約
【課題】意図しない部分がエッチングの影響を受けることを抑制できる光ファイバユニット、光コネクタ、および光ファイバユニットの製造方法を提供すること。
【解決手段】光ファイバユニットは、ガラス部と、ガラス部の一部を覆う被覆と、を備える光ファイバと、光ファイバの一部を覆う保護樹脂と、を備え、ガラス部は、被覆から延出するベア部を有し、ベア部は、ガラス部のうち被覆に覆われた部分と径が等しい大径部と、大径部よりも径が小さい小径部と、小径部と大径部との間に位置し、ガラス部の長手方向に沿って径が変化するテーパ部と、を有し、保護樹脂は、被覆の端部および大径部を覆っている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ガラス部と、前記ガラス部の一部を覆う被覆と、を備える光ファイバと、
前記光ファイバの一部を覆う保護樹脂と、
を備え、
前記ガラス部は、前記被覆から延出するベア部を有し、
前記ベア部は、前記ガラス部のうち前記被覆に覆われた部分と径が等しい大径部と、前記大径部よりも径が小さい小径部と、前記小径部と前記大径部との間に位置し、前記ガラス部の長手方向に沿って径が変化するテーパ部と、を有し、
前記保護樹脂は、前記被覆の端部および前記大径部を覆っている、
光ファイバユニット。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記保護樹脂は、フッ化水素酸に対する耐性を有する、
請求項1に記載の光ファイバユニット。
【請求項3】
前記テーパ部は、前記保護樹脂と前記長手方向に隣接するよう配置されている、
請求項1に記載の光ファイバユニット。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の光ファイバユニットと、
前記小径部が挿通されるファイバ孔を有するフェルールと、
前記小径部を前記フェルールに固定する接着剤と、
を備える、光コネクタ。
【請求項5】
前記保護樹脂は、前記フェルールの内部に配置される、
請求項4に記載の光コネクタ。
【請求項6】
前記光ファイバユニットは、前記光ファイバを含む複数の光ファイバを備え、
前記複数の光ファイバは、前記保護樹脂により束ねられている、
請求項4に記載の光コネクタ。
【請求項7】
ガラス部および被覆を有する光ファイバを用意し、
少なくとも前記被覆の端部を覆うように保護樹脂を設け、
前記ガラス部のうち、前記被覆および前記保護樹脂に覆われていない部分の少なくとも一部をエッチングすることで、小径部およびテーパ部を形成する、
光ファイバユニットの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ファイバユニット、光コネクタ、および光ファイバユニットの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ガラス部と、ガラス部の一部を覆う被覆と、を備え、ガラス部は、被覆から延出するベア部を有する光ファイバが知られている。特許文献1には、光ファイバのベア部をエッチング液に浸漬して溶解させることで、細径化する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-27135号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ベア部のうちエッチング液に浸漬されていない部分が、エッチング液の気化により生じるエッチングガスに晒され、ベア部の意図しない部分が細径化されてしまう可能性があった。この場合、意図しない部分の光ファイバの強度が低下してしまう。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされ、意図しない部分がエッチングの影響を受けることを抑制できる光ファイバユニット、光コネクタ、および光ファイバユニットの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の態様1に係る光ファイバユニットは、ガラス部と、前記ガラス部の一部を覆う被覆と、を備える光ファイバと、前記光ファイバの一部を覆う保護樹脂と、を備え、前記ガラス部は、前記被覆から延出するベア部を有し、前記ベア部は、前記ガラス部のうち前記被覆に覆われた部分と径が等しい大径部と、前記大径部よりも径が小さい小径部と、前記小径部と前記大径部との間に位置し、前記ガラス部の長手方向に沿って径が変化するテーパ部と、を有し、前記保護樹脂は、前記被覆の端部および前記大径部を覆っている。
【0007】
また、本発明の態様2は、態様1の光ファイバユニットにおいて、前記保護樹脂は、フッ化水素酸に対する耐性を有する。
【0008】
また、本発明の態様3は、態様1または2の光ファイバユニットにおいて、前記テーパ部は、前記保護樹脂と前記長手方向に隣接するよう形成されている。
【0009】
また、本発明の態様4に係る光コネクタは、態様1から3のいずれか一つの光ファイバユニットと、前記小径部が挿通されるファイバ孔を有するフェルールと、前記小径部を前記フェルールに固定する接着剤と、を備える。
【0010】
また、本発明の態様5は、態様4の光コネクタにおいて、前記保護樹脂は、前記フェルールの内部に配置される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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