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公開番号2025115306
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009787
出願日2024-01-25
発明の名称車両搭載部品及び車両用灯具
出願人スタンレー電気株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01S 7/481 20060101AFI20250730BHJP(測定;試験)
要約【課題】第1の部材の正面側から第1の係止部と第2の係止部との係止状態を容易に解除することを可能とした車両搭載部品を提供する。
【解決手段】第1の部材2は、第2の部材3と対向する第1の対向部6と、第1の対向部6に設けられた第1の係止部7と、第1の対向部6を背面側の端部から正面側に向かって切り欠く一対の第1の切欠部10と、一対の第1の切欠部10の間に位置して、第2の部材3と対向する側とは反対側に向かって弾性変位可能な弾性片11と、弾性片11の基端側に位置して、第1の対向部6を正面側の端部から背面側に向かって切り欠く第2の切欠部12とを有し、第2の部材3は、第1の部材2と対向する第2の対向部8と、第2の対向部8に設けられた第2の係止部9とを有し、第1の係止部7と第2の係止部9とが互いに係止されることによって、第1の部材2の正面側に対して第2の部材3が取り付けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される第1の部材と第2の部材とを備え、
前記第1の部材は、前記第2の部材と対向する第1の対向部と、前記第1の対向部に設けられた第1の係止部と、前記第1の対向部を背面側の端部から正面側に向かって切り欠く一対の第1の切欠部と、前記一対の第1の切欠部の間に位置して、前記第2の部材と対向する側とは反対側に向かって弾性変位可能な弾性片と、前記弾性片の基端側に位置して、前記第1の対向部を正面側の端部から背面側に向かって切り欠く第2の切欠部とを有し、
前記第2の部材は、前記第1の部材と対向する第2の対向部と、前記第2の対向部に設けられた第2の係止部とを有し、
前記第1の係止部と前記第2の係止部とが互いに係止されることによって、前記第1の部材の正面側に対して前記第2の部材が取り付けられていることを特徴とする車両搭載部品。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記第1の部材は、前記第2の切欠部を挟んだ両側且つ前記一対の第1の切欠部よりも外側に位置して、前記第1の対向部を正面側の端部から背面側に向かって切り欠く一対の第3の切欠部を有することを特徴とする請求項1に記載の車両搭載部品。
【請求項3】
前記第1の部材は、前記一対の第3の切欠部よりも外側に位置して、前記第1の対向部を背面側の端部から正面側に向かって切り欠く一対の第4の切欠部を有することを特徴とする請求項2に記載の車両搭載部品。
【請求項4】
前記第1の部材の正面側から前記弾性片を前記第2の対向部と対向する側とは反対側に向かって弾性変位させることによって、前記第1の係止部と前記第2の係止部との係止状態が解除されることを特徴とする請求項1に記載の車両搭載部品。
【請求項5】
前記第1の係止部及び前記第2の係止部は、前記第1の対向部及び前記第2の対向部に複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両搭載部品。
【請求項6】
前記第1の部材は、正面側に開口部を有するケースであり、
前記第2の部材は、前記ケースの開口部を閉塞するカバーであり、
前記第1の対向部は、平板形状を有して、前記ケースの周壁部との間に隙間を設けて配置され、
前記第2の対向部は、平板形状を有して、前記ケースの正面側から前記隙間に進入可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両搭載部品。
【請求項7】
前記ケースの内側に交換部品が配置されていることを特徴とする請求項6に記載の車両搭載部品。
【請求項8】
請求項1~7の何れか一項に記載の車両搭載部品を備えた車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両搭載部品及び車両用灯具に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、車両に搭載される車両用灯具は、前面が開口したハウジングと、ハウジングの開口を覆うアウターレンズとにより構成される灯体の内側に、光源やインナーレンズ、リフレクタ、エクステンション、ブラケットなどの部材を配置し、これらの部材が灯体の内側に取り付けられた構造を有している。(例えば、下記特許文献1を参照。)。
【0003】
具体的に、下記特許文献1には、リフレクタに取り付けられ、長手方向端部の入射面から入射する光を全反射させながら長手方向に沿って導く過程で、背面に形成されたカット面で反射させ、その反射光を正面に形成された出射面から正面方向に出射させることによって発光する導光体であって、背面に取付リブを背面方向に向けて突設し、該取付リブに形成されたフック孔又はフックに前記リフレクタに形成されたフック又はフック孔を係合させることによって前記リフレクタに取り付けられる導光体が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-041388号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述した特許文献1に記載の発明では、フックとフック孔との係合によって、リフレクタに導光体が取り付けられるものの、フックとフック孔との係合を解除して、リフレクタから導光体を取り外すことについて考慮されておらず、フックとフック孔との係合が解除しづらい構造となっている。
【0006】
特に、灯体の正面側からフックとフック孔とを係合させた場合、灯体の正面側からフックとフック孔との係合を解除して、リフレクタから導光体を取り外すことは非常に困難である。また、フックとフック孔との係合を無理に解除しようとすると、フックの塑性変形や破損等を招くおそれがある。
【0007】
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、第1の部材側の第1の係止部と第2の部材側の第2の係止部とが互いに係止されることによって、第1の部材の正面側に対して第2の部材が着脱自在に取り付けられる構造において、第1の部材の正面側から第1の係止部と第2の係止部との係止状態を容易に解除することを可能とした車両搭載部品、並びに、そのような車両搭載部品を備えた車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 車両に搭載される第1の部材と第2の部材とを備え、
前記第1の部材は、前記第2の部材と対向する第1の対向部と、前記第1の対向部に設けられた第1の係止部と、前記第1の対向部を背面側の端部から正面側に向かって切り欠く一対の第1の切欠部と、前記一対の第1の切欠部の間に位置して、前記第2の部材と対向する側とは反対側に向かって弾性変位可能な弾性片と、前記弾性片の基端側に位置して、前記第1の対向部を正面側の端部から背面側に向かって切り欠く第2の切欠部とを有し、
前記第2の部材は、前記第1の部材と対向する第2の対向部と、前記第2の対向部に設けられた第2の係止部とを有し、
前記第1の係止部と前記第2の係止部とが互いに係止されることによって、前記第1の部材の正面側に対して前記第2の部材が取り付けられていることを特徴とする車両搭載部品。
〔2〕 前記第1の部材は、前記第2の切欠部を挟んだ両側且つ前記一対の第1の切欠部よりも外側に位置して、前記第1の対向部を正面側の端部から背面側に向かって切り欠く一対の第3の切欠部を有することを特徴とする前記〔1〕に記載の車両搭載部品。
〔3〕 前記第1の部材は、前記一対の第3の切欠部よりも外側に位置して、前記第1の対向部を背面側の端部から正面側に向かって切り欠く一対の第4の切欠部を有することを特徴とする前記〔2〕に記載の車両搭載部品。
〔4〕 前記第1の部材の正面側から前記弾性片を前記第2の対向部と対向する側とは反対側に向かって弾性変位させることによって、前記第1の係止部と前記第2の係止部との係止状態が解除されることを特徴とする前記〔1〕に記載の車両搭載部品。
〔5〕 前記第1の係止部及び前記第2の係止部は、前記第1の対向部及び前記第2の対向部に複数設けられていることを特徴とする前記〔1〕に記載の車両搭載部品。
〔6〕 前記第1の部材は、正面側に開口部を有するケースであり、
前記第2の部材は、前記ケースの開口部を閉塞するカバーであり、
前記第1の対向部は、平板形状を有して、前記ケースの周壁部との間に隙間を設けて配置され、
前記第2の対向部は、平板形状を有して、前記ケースの正面側から前記隙間に進入可能に設けられていることを特徴とする前記〔1〕に記載の車両搭載部品。
〔7〕前記ケースの内側に交換部品が配置されていることを特徴とする前記〔6〕に記載の車両搭載部品。
〔8〕 前記〔1〕~〔7〕の何れか一項に記載の車両搭載部品を備えた車両用灯具。
【発明の効果】
【0009】
以上のように、本発明によれば、第1の部材側の第1の係止部と第2の部材側の第2の係止部とが互いに係止されることによって、第1の部材の正面側に対して第2の部材が着脱自在に取り付けられる構造において、第1の部材の正面側から第1の係止部と第2の係止部との係止状態を容易に解除することを可能とした車両搭載部品、並びに、そのような車両搭載部品を備えた車両用灯具が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る車両搭載部品を備えた車両用灯具を示す正面図である。
図1に示す車両搭載部品の斜視図である。
図1に示す車両搭載部品の分解斜視図である。
図1に示す車両搭載部品の上面図である。
図4中に示す線分A-Aによる車両搭載部品の断面図である。
図4中に示す線分B-Bによる車両搭載部品の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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