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公開番号
2025115227
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009649
出願日
2024-01-25
発明の名称
ボイラ装置の運転方法、ボイラ装置、及び発電システム
出願人
株式会社エスイー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F23C
6/02 20060101AFI20250730BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】運転時の二酸化炭素の排出量を抑えたボイラ装置の運転方法を提供する。
【解決手段】第1燃焼室内で有機物燃料を燃焼させることと、前記第1燃焼室に接続された第2燃焼室内で無機物燃料を燃焼させることと、前記有機物燃料の燃焼によって発生する酸化炭素ガスを前記第2燃焼室に供給することと、を含み、前記無機物燃料が、酸化炭素ガスを含む助燃性ガスの存在下で燃焼可能な無機物、前記無機物の少なくとも一部が水素化された水素化無機物、又は、それらの混合物である、ボイラ装置の運転方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1燃焼室内で有機物燃料を燃焼させることと、
前記第1燃焼室に接続された第2燃焼室内で無機物燃料を燃焼させることと、
前記有機物燃料の燃焼によって発生する酸化炭素ガスを前記第2燃焼室に助燃性ガスとして供給することと、
を含み、
前記無機物燃料が、酸化炭素ガスを含む助燃性ガスの存在下で燃焼可能な無機物、前記無機物の少なくとも一部が水素化された水素化無機物、又は、それらの混合物である、
ボイラ装置の運転方法。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記無機物がリチウム、マグネシウム、カルシウム、及びアルミニウムのうちの少なくとも一つである、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記助燃性ガスが、酸化炭素ガス及び酸素ガスを含む、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
有機物燃料を燃焼させるための第1燃焼室と、
無機物燃料を燃焼させるための、前記第1燃焼室に接続された第2燃焼室と、
を備え、
前記第1燃焼室で生じた酸化炭素ガスが前記第2燃焼室に供給されるように、前記第2燃焼室の圧力を調整可能な、
ボイラ装置。
【請求項5】
請求項4に記載のボイラ装置と、
前記ボイラ装置により生成された蒸気により発電を行う発電機と、
を備える発電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボイラ装置の運転方法、ボイラ装置、及び発電システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
発電用ボイラを備える火力発電システムは、一般に知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
しかしながら、いわゆる化石燃料を用いた火力発電システムは、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素を排出するという問題がある。
【0003】
そこで、化石燃料を用いた火力発電システムにおいても、二酸化炭素の大気放出を抑えるための取り組みが行われている。
【0004】
例えば、非特許文献2には、CCSに関する北海道の苫小牧市での取り組みについての紹介が行われており、具体的には、火力発電所の排ガスから二酸化炭素を分離回収し、その回収した二酸化炭素を海岸から3~4km程度離れた海底下の地中深くに圧入し、貯留していることが説明されている。
【0005】
このように地中深くに圧入された二酸化炭素は長期間にわたって安定して貯留されるとともに、長い年月をかけて塩水に溶解、及び、岩石の隙間で鉱物になると考えられている。
【0006】
しかしながら、このような貯留を行うためには、二酸化炭素を貯留可能な隙間のある地層であること、その上が二酸化炭素を通さない地層でおおわれている必要があるなど制約が多い。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
“地域環境保全の推進 石炭火力発電所のしくみとさまざまな環境保全対策”、[online]、沖縄電力株式会社、[令和4年6月30日検索]、インターネット<URL:https://www.okiden.co.jp/environment/report2017/sec6/sec63.html>
“CO2を回収して埋める「CCS」、実証試験を経て、いよいよ実現も間近に(前編)”、[online]、2020年11月27日、経済産業省資源エネルギー庁、[令和4年6月16日検索]、インターネット<URL:https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/ccs_tomakomai.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、運転時の二酸化炭素の排出量を抑えたボイラ装置の運転方法、ボイラ装置、及び発電システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記目的を達成するために、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の実施形態に係るボイラ装置の運転方法は、第1燃焼室内で有機物燃料を燃焼させることと、前記第1燃焼室に接続された第2燃焼室内で無機物燃料を燃焼させることと、前記有機物燃料の燃焼によって発生する酸化炭素ガスを前記第2燃焼室に助燃性ガスとして供給することと、を含み、前記無機物燃料が、酸化炭素ガスを含む助燃性ガスの存在下で燃焼可能な無機物、前記無機物の少なくとも一部が水素化された水素化無機物、又は、それらの混合物である。
【0010】
(2)上記(1)の構成において、前記無機物がリチウム、マグネシウム、カルシウム、及びアルミニウムのうちの少なくとも一つである。
(【0011】以降は省略されています)
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