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公開番号
2025115223
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009645
出願日
2024-01-25
発明の名称
発電方法、ボイラ装置の運転方法、ボイラ装置、及び発電システム
出願人
株式会社エスイー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F23C
99/00 20060101AFI20250730BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】石炭火力発電で培った技術を利用し、二酸化炭素の排出を抑えた発電方法及び発電設備を提供する。
【解決手段】ボイラ装置2の燃焼室21内で、無機固体燃料と、助燃性ガスとしての石炭ガス化ガスと、を燃焼させることを含む、発電方法。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ボイラ装置の燃焼室内で、無機固体燃料と、助燃性ガスとしての石炭ガス化ガスと、を燃焼させることを含む、
発電方法。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記無機固体燃料が、リチウム、マグネシウム、カルシウム、ボロン、及びアルミニウムのうちの少なくとも一つである、
請求項1に記載の発電方法。
【請求項3】
前記無機固体燃料の燃焼生成物である酸化物を還元処理して、繰り返し、前記無機固体燃料として使用する、
請求項2に記載の発電方法。
【請求項4】
前記無機固体燃料が、少なくとも一部が水素化されたリチウム、マグネシウム、カルシウム、ボロン、及びアルミニウムのうちの少なくとも一つである、
請求項1に記載の発電方法。
【請求項5】
前記無機固体燃料の燃焼生成物である酸化物を還元処理するとともに水素化処理して、繰り返し、前記無機固体燃料として使用する、
請求項4に記載の発電方法。
【請求項6】
前記助燃性ガスが、石炭ガス化発電設備の石炭ガス化設備で製造された石炭ガス化ガスを含む、
請求項1~5のいずれか1項に記載の発電方法。
【請求項7】
前記助燃性ガスが、石炭ガス化発電設備の石炭ガス化設備で製造された石炭ガス化ガスをガス精製設備で精製して得られる燃料ガスを含む、
請求項1~5のいずれか1項に記載の発電方法。
【請求項8】
前記助燃性ガスが、石炭ガス化発電設備の石炭ガス化設備で製造された石炭ガス化ガスをガス精製設備で精製して燃料ガスとし、前記燃料ガスを燃焼器において燃焼させて排出される排ガスを含む、
請求項1~5のいずれか1項に記載の発電方法。
【請求項9】
前記助燃性ガスが、石炭ガス化発電設備の石炭ガス化設備で製造された石炭ガス化ガスをガス精製設備で精製して燃料ガスとし、前記燃料ガスを燃焼器において燃焼させて排出される排ガスから水分が分離された後の乾燥ガスを含む、
請求項1~5のいずれか1項に記載の発電方法。
【請求項10】
前記助燃性ガスが、石炭ガス化発電設備の石炭ガス化設備で製造された石炭ガス化ガスをガス精製設備で精製して燃料ガスとし、前記燃料ガスを水性ガスシフト反応させて得られるシフトガスを含む、
請求項1~5のいずれか1項に記載の発電方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発電方法、ボイラ装置の運転方法、ボイラ装置、及び発電システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
発電用ボイラを備える石炭火力発電システムが一般に知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
【0003】
しかしながら、我が国では、世界有数の石炭火力発電技術を保有しているにも関わらず、石炭が燃焼時に二酸化炭素を排出するという問題のために、その技術の活用の場が失われつつある。
【0004】
このような問題の1つの解決策となる技術として、火力発電所の排ガスから二酸化炭素を分離回収し、その回収した二酸化炭素を貯留する、いわゆる、CCS(二酸化炭素回収・貯留)の取組みが行われている。
【0005】
例えば、非特許文献2には、CCSに関する北海道の苫小牧市での取り組みについての紹介が行われており、具体的には、火力発電所の排ガスから二酸化炭素を分離回収し、その回収した二酸化炭素を海岸から3~4km程度離れた海底下の地中深くに圧入し、貯留していることが説明されている。このように地中深くに圧入された二酸化炭素は長期間にわたって安定して貯留されるとともに、長い年月をかけて塩水に溶解、及び、岩石の隙間で鉱物になると考えられている。
【0006】
しかしながら、このような貯留を行うためには、二酸化炭素を貯留可能な隙間を有する地層であること、その上が二酸化炭素を通さない地層で覆われていることなど制約が多い、という問題がある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
“地域環境保全の推進 石炭火力発電所のしくみとさまざまな環境保全対策”、[online]、沖縄電力株式会社、[令和4年6月30日検索]、インターネット<URL:https://www.okiden.co.jp/environment/report2017/sec6/sec63.html>
“CO2を回収して埋める「CCS」、実証試験を経て、いよいよ実現も間近に(前編)”、[online]、2020年11月27日、経済産業省資源エネルギー庁、[令和4年6月16日検索]、インターネット<URL:https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/ccs_tomakomai.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、石炭火力発電で培った技術を利用し、二酸化炭素の排出を抑えた発電方法及び発電設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記目的を達成するために、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の発電方法は、ボイラ装置の燃焼室内で、無機固体燃料と、助燃性ガスとしての石炭ガス化ガスと、を燃焼させることを含む。
【0010】
(2)上記(1)の構成において、前記無機固体燃料が、リチウム、マグネシウム、カルシウム、ボロン、及びアルミニウムのうちの少なくとも一つである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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