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公開番号2025114729
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2025077998,2023539409
出願日2025-05-08,2021-08-02
発明の名称端末及び通信方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04W 72/566 20230101AFI20250729BHJP(電気通信技術)
要約【課題】端末間直接通信において、自律的リソース選択に係る動作を優先度に基づいて実行すること。
【解決手段】
端末は、センシング対象の第1のリソースを決定し、前記第1のリソースにおけるセンシングの結果に基づいて候補となるリソースを識別して使用可能であるリソースセットを決定する制御部と、前記リソースセットから送信に使用する第2のリソースを選択し、前記第2のリソースでデータを他の端末に送信する送信部と、を有し、前記制御部は、端末間協調情報の要求に係る優先度、及び、自装置が送信するデータに係る優先度に基づいて、前記自装置が送信するデータの送信に係る処理を決定する。
【選択図】図26
特許請求の範囲【請求項1】
センシング対象の第1のリソースを決定し、前記第1のリソースにおけるセンシングの結果に基づいて候補となるリソースを識別して使用可能であるリソースセットを決定する制御部と、
前記リソースセットから送信に使用する第2のリソースを選択し、前記第2のリソースでデータを他の端末に送信する送信部と、を有し、
前記制御部は、端末間協調情報の要求に係る優先度、及び、自装置が送信するデータに係る優先度に基づいて、前記自装置が送信するデータの送信に係る処理を決定する端末。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
センシング対象の第1のリソースを決定し、前記第1のリソースにおけるセンシングの結果に基づいて候補となるリソースを識別して使用可能であるリソースセットを決定する手順と、
前記リソースセットから送信に使用する第2のリソースを選択し、前記第2のリソースでデータを他の端末に送信する手順と、
端末間協調情報の要求に係る優先度、及び、自装置が送信するデータに係る優先度に基づいて、前記自装置が送信するデータの送信に係る処理を決定する手順とを端末が実行する通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信システムにおける端末及び通信方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
LTE(Long Term Evolution)及びLTEの後継システム(例えば、LTE-A(LTE Advanced)、NR(New Radio)(5Gともいう。))では、端末同士が基地局を介さないで直接通信を行うD2D(Device to Device)技術が検討されている(例えば非特許文献1)。
【0003】
D2Dは、端末と基地局との間のトラフィックを軽減し、災害時等に基地局が通信不能になった場合でも端末間の通信を可能とする。なお、3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、D2Dを「サイドリンク(sidelink)」と称しているが、本明細書では、より一般的な用語であるD2Dを使用する。ただし、後述する実施の形態の説明では必要に応じてサイドリンクも使用する。
【0004】
D2D通信は、通信可能な他の端末を発見するためのD2Dディスカバリ(D2D discovery、D2D発見ともいう。)と、端末間で直接通信するためのD2Dコミュニケーション(D2D direct communication、D2D通信、端末間直接通信等ともいう。)と、に大別される。以下では、D2Dコミュニケーション、D2Dディスカバリ等を特に区別しないときは、単にD2Dと呼ぶ。また、D2Dで送受信される信号を、D2D信号と呼ぶ。NRにおけるV2X(Vehicle to Everything)に係るサービスの様々なユースケースが検討されている(例えば非特許文献2)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
3GPP TS 38.211 V16.5.0(2021-03)
3GPP TR 22.886 V15.1.0(2017-03)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
NRサイドリンクの強化として、省電力化が検討されている。例えば、端末が自律的にリソースを選択するリソース割り当てモード2(Resource allocation mode 2)において、端末はセンシングウィンドウ内の限定されたリソースに対してセンシングを行う部分センシング(partial sensing)を実行し、その結果に基づいて、使用可能なリソース候補をリソース選択ウィンドウから選択する。また、端末間協調(inter-UE coordination)を行い、自律的に選択リソースを決定するための情報を取得することが検討されている。
【0007】
ここで、端末が、部分センシング又は端末間協調を実行するとき、データ送信に係る優先度に応じた動作が規定されていなかった。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、端末間直接通信において、自律的リソース選択に係る動作を優先度に基づいて実行することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
開示の技術によれば、センシング対象の第1のリソースを決定し、前記第1のリソースにおけるセンシングの結果に基づいて候補となるリソースを識別して使用可能であるリソースセットを決定する制御部と、前記リソースセットから送信に使用する第2のリソースを選択し、前記第2のリソースでデータを他の端末に送信する送信部と、を有し、前記制御部は、端末間協調情報の要求に係る優先度、及び、自装置が送信するデータに係る優先度に基づいて、前記自装置が送信するデータの送信に係る処理を決定する端末が提供される。
【発明の効果】
【0010】
開示の技術によれば、端末間直接通信において、自律的リソース選択に係る動作を優先度に基づいて実行することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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