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公開番号2025114302
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008922
出願日2024-01-24
発明の名称コンデンサモジュールおよびコンデンサモジュールの製造方法
出願人株式会社村田製作所,株式会社指月電機製作所
代理人個人,個人
主分類H01G 4/228 20060101AFI20250729BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コンデンサ素子およびバスバーとケースとの位置精度を向上させることのできるコンデンサモジュールおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】
本開示のコンデンサモジュールは、端面電極を有するコンデンサ素子と、端面電極に電気的に接続されるバスバーと、を有するコンデンサアセンブリと、コンデンサアセンブリを収容するケースと、ケースに充填される封止樹脂と、を備え、バスバーは、端面電極の延びる面に沿って配置されるコンデンサ接続部と、コンデンサ接続部からコンデンサ素子と離れる方向に延びる基部と、基部から延びる先端部と、を含み、基部には、コンデンサアセンブリを保持する治具と係止する係止部が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
端面電極を有するコンデンサ素子と、前記端面電極に電気的に接続されるバスバーと、を有するコンデンサアセンブリと、
前記コンデンサアセンブリを収容するケースと、
前記ケースに充填される封止樹脂と、
を備え、
前記バスバーは、前記端面電極の延びる面に沿って配置されるコンデンサ接続部と、前記コンデンサ接続部から前記コンデンサ素子と離れる方向に延びる基部と、前記基部から延びる先端部と、を含み、
前記基部には、前記コンデンサアセンブリを保持する治具と係止する係止部が設けられている、
コンデンサモジュール。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記端面電極は、第1端面電極と第2端面電極とを含み、
前記バスバーは、前記第1端面電極に接続され第1基部を有する第1バスバーと、前記第2端面電極に接続され第2基部を有する第2バスバーと、を含み、
前記第1基部には第1係止部が設けられ、
前記第2基部には第2係止部が設けられ、
前記第1バスバーの前記第1基部の少なくとも一部と前記第2バスバーの前記第2基部の少なくとも一部とは、絶縁紙を介して重ねて配置される、
請求項1に記載のコンデンサモジュール。
【請求項3】
前記第1基部に設けられた第1係止部と、前記第2基部に設けられた第2係止部とは、前記絶縁紙の表面方向にずれた位置に配置される、
請求項2に記載のコンデンサモジュール。
【請求項4】
前記絶縁紙は、前記第1係止部と前記第2係止部との両方に重なる、
請求項3に記載のコンデンサモジュール。
【請求項5】
前記絶縁紙の大きさは、前記第1基部と前記第2基部とが重なった部分の面積よりも大きい、
請求項2に記載のコンデンサモジュール。
【請求項6】
前記係止部は、前記基部に設けられた貫通孔、凹部、または突起である、
請求項1に記載のコンデンサモジュール。
【請求項7】
コンデンサモジュールを製造する方法であって、
端面電極を有するコンデンサ素子と、前記端面電極に電気的に接続され、前記端面電極の延びる面に沿って配置されるコンデンサ接続部と、前記コンデンサ接続部から前記コンデンサ素子と離れる方向に延びる基部と、前記基部から延びる先端部と、を含み、前記基部には係止部が設けられているバスバーと、を有するコンデンサアセンブリを組み立てるステップと、
治具を用いて前記コンデンサアセンブリを保持するステップであって、前記治具を前記基部の前記係止部に係止させ、前記治具で前記基部を挟むことにより、前記治具で前記コンデンサアセンブリを保持するステップと、
前記治具で保持した前記コンデンサアセンブリを、ケースに収容するステップと、
前記治具で前記コンデンサアセンブリを保持しつつ、前記ケースに封止樹脂を充填するステップと、
を含む、
コンデンサモジュールの製造方法。
【請求項8】
前記治具は、第1治具と第2治具とを含み、
前記治具でコンデンサアセンブリを保持するステップは、前記第1治具と前記第2治具とで前記基部を挟むことにより、前記治具で前記コンデンサアセンブリを保持することを含む、
請求項7に記載のコンデンサモジュールの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コンデンサモジュールおよびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
コンデンサ素子とバスバーとがケースに収容されて封止樹脂で封止されたコンデンサモジュールが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、ケースと、コンデンサ素子と、第1バスバーと、第2バスバーと、充填物と、を備えるコンデンサが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-017661号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のコンデンサでは、コンデンサ素子およびバスバーとケースとの位置精度を向上させる点で、未だ改善の余地がある。
【0006】
本開示は、コンデンサ素子およびバスバーとケースとの位置精度を向上させることのできるコンデンサモジュールおよびその製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様にかかるコンデンサモジュールは、
端面電極を有するコンデンサ素子と、前記端面電極に電気的に接続されるバスバーと、を有するコンデンサアセンブリと、
前記コンデンサアセンブリを収容するケースと、
前記ケースに充填される封止樹脂と、
を備え、
前記バスバーは、前記端面電極の延びる面に沿って配置されるコンデンサ接続部と、前記コンデンサ接続部から前記コンデンサ素子と離れる方向に延びる基部と、前記基部から延びる先端部と、を含み、
前記基部には、前記コンデンサアセンブリを保持する治具と係止する係止部が設けられている。
【0008】
本開示の一態様にかかるコンデンサモジュールの製造方法は、
コンデンサモジュールを製造する方法であって、
端面電極を有するコンデンサ素子と、前記端面電極に電気的に接続され、前記端面電極の延びる面に沿って配置されるコンデンサ接続部と、前記コンデンサ接続部から前記コンデンサ素子と離れる方向に延びる基部と、前記基部から延びる先端部と、を含み、前記基部には係止部が設けられているバスバーと、を有するコンデンサアセンブリを組み立てるステップと、
治具を用いて前記コンデンサアセンブリを保持するステップであって、前記治具を前記基部の前記係止部に係止させ、前記治具で前記基部を挟むことにより、前記治具で前記コンデンサアセンブリを保持するステップと、
前記治具で保持した前記コンデンサアセンブリを、ケースに収容するステップと、
前記治具で前記コンデンサアセンブリを保持しつつ、前記ケースに封止樹脂を充填するステップと、
を含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示によると、コンデンサ素子およびバスバーとケースとの位置精度を向上させたコンデンサモジュールおよびその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1にかかるコンデンサモジュールを示す概略斜視図
図1のコンデンサモジュールのコンデンサアセンブリを示す図
図1のコンデンサモジュールを別の方向から見た図
図3のコンデンサモジュールのコンデンサアセンブリを示す図
図1のA-A断面図
図3のB-B断面図
図1のコンデンサモジュールの製造方法を説明するためのフローチャート
治具の一例を示す概略図
2つの治具によりコンデンサアセンブリを保持している状態を示す図
図9の一部を示す断面図
コンデンサアセンブリをケースに収容した状態を示す図
治具で保持したコンデンサアセンブリを収容したケースに封止樹脂が充填された状態を示す図
実施の形態1の変形例1にかかるコンデンサモジュールのコンデンサアセンブリの一部を示す概略断面図
図13のコンデンサアセンブリを治具で保持した状態を示す概略断面図
実施の形態1の変形例2にかかるコンデンサモジュールのコンデンサアセンブリの一部を示す概略断面図
図15のコンデンサアセンブリを治具で保持した状態を示す概略断面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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