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公開番号2025113588
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024007825
出願日2024-01-23
発明の名称現場環境監視装置、現場環境監視システムおよび現場環境監視方法
出願人株式会社日立製作所
代理人青稜弁理士法人
主分類G06T 7/00 20170101AFI20250728BHJP(計算;計数)
要約【課題】簡易な仕組みで現場環境の変化をリアルタイムに監視する現場環境監視装置、現場環境監視システム及び現場環境監視方法を提供する。
【解決手段】現場環境監視システムにおいて、現場環境監視装置1Aは、現場環境を事前評価して監視対象となるエリアの画像の変化をモデルとして記憶しておき、インターネット、専用回線などの無線や有線の通信網であって、セキュリティを考慮したネットワーク4を介して撮像システム2Aから現場環境の各監視対象エリアの画像データを取得して画像の変化を分析し、その分析結果に基づいて監視対象となるエリアにおける現場環境の変化を評価して、その評価結果をネットワーク4を介して運行管理システム3Aに通知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
現場を撮影する撮像システムに接続して現場環境を監視する現場環境監視装置であって、
前記現場環境をエリア分けして、当該エリア毎にあらかじめ想定される1または複数種の現場環境の変化にそれぞれ応じたモデルを対応付けて記憶する記憶部と、
前記撮像システムから前記エリア毎の画像データを入力して分析する画像分析部と、
前記記憶部に記憶されたモデルを参照し、前記エリア毎に前記画像分析部の分析結果に基づいてモデルを選択するモデル選択部と、
前記モデル選択部で選択されたモデルに基づいて当該モデルに対応するエリアにおける現場環境の変化を評価する評価部と、
を備えることを特徴とする現場環境監視装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の現場環境監視装置において、前記評価部はあらかじめ決めた時間粒度に応じて現場環境の変化を評価することを特徴とする現場環境監視装置。
【請求項3】
請求項2に記載の現場環境監視装置において、前記評価部は前記あらかじめ決めた時間粒度を前記記憶部に記憶されたモデル毎に用意することを特徴とする現場環境監視装置。
【請求項4】
請求項3に記載の現場環境監視装置において、前記現場環境の変化は前記エリア毎の移動体の運行態様であり、前記評価部は前記撮像システムから入力した画像データに基づいて高さ方向における画像の変化から前記エリア毎の移動体の運行態様を評価することを特徴とする現場環境監視装置。
【請求項5】
請求項1に記載の現場環境監視装置において、さらに、外部装置と接続する通信部と、当該通信部を介して前記評価部の評価結果を前記対応するエリアに関連する外部装置に通知する通知部とを有することを特徴とする現場環境監視装置。
【請求項6】
請求項1に記載の現場環境監視装置において、前記記憶部は、前記現場環境をエリア分けして、当該エリア毎に、かつ、時間帯別にあらかじめ想定される1または複数種の現場環境の変化にそれぞれ応じたモデルを対応付けて記憶することを特徴とする現場環境監視装置。
【請求項7】
請求項1に記載の現場環境監視装置において、さらに、電波伝搬解析シミュレータを有し、前記各エリアは前記現場環境に対して実施された前記電波伝搬解析シミュレータの解析結果に基づいて監視対象として設定されるエリアであることを特徴とする現場環境監視装置。
【請求項8】
請求項7に記載の現場環境監視装置において、さらに、前記監視対象として設定するエリアを前記解析結果に基づく電波強度レベルに基づいて決定する事前評価部を有することを特徴とする現場環境監視装置。
【請求項9】
請求項1に記載の現場環境監視装置において、前記現場環境は交通機関であり、さらに、前記評価部の評価結果に基づいて移動体の運行管理を行う管理部を有することを特徴とする現場環境監視装置。
【請求項10】
請求項1に記載の現場環境監視装置において、前記現場環境は工場、倉庫などの建物であり、さらに、前記評価部の評価結果に基づいて作業管理を行う管理部を有することを特徴とする現場環境監視装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、現場環境監視装置、現場環境監視システムおよび現場環境監視方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、工場や道路のように屋内外における現場環境の変化を検出するために、現場環境の3Dモデルを構築した後に、現場環境において電波による反射、回折、透過をトレースして電界強度を算出する手法が用いられている。
【0003】
また、通信エリア内に存在する構造物などの物体の表面構造やテクスチャを深層学習により認識し、物体の媒質定数を高い精度で自動的に割り当てることで、電波伝搬シミュレーションモデルを作成する手法が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-9326号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のように、電波伝搬シミュレーションの手法を採用した場合、電磁波強度等を解析するために、大規模な解析設備が必要なだけでなく、その解析に多大な時間と労力はもちろんコストがかかるという問題がある。
【0006】
また、例えば現場環境の3Dモデルを構築する場合においては、その現場環境が変化するたびに3Dモデルの再構築が必要となって、リアルタイムに現場環境の変化を検出することが困難である。このため、現場環境が交通機関で例えば公共の道路であった場合、現場環境が車両の渋滞で変化してもリアルタイムに車両に対して渋滞回避を通知できず、渋滞に巻き込まれるなどの問題がある。また、現場環境が工場であった場合、作業者間や作業者とロボット間における作業のシームレスな連携に問題が生じてもリアルタイムにその問題を検知できないことから作業の遅延が生じるなどの問題がある。
【0007】
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、簡易な仕組みで現場環境の変化をリアルタイムに監視することが可能な現場環境監視装置、現場環境監視システムおよび現場環境監視方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、上記目的を達成するため、本発明の一実施態様は、現場を撮影する撮像システムに接続して現場環境を監視する現場環境監視装置であって、前記現場環境をエリア分けして、当該エリア毎にあらかじめ想定される1または複数種の現場環境の変化にそれぞれ応じたモデルを対応付けて記憶する記憶部と、前記撮像システムから前記エリア毎の画像データを入力して分析する画像分析部と、前記記憶部に記憶されたモデルを参照し、前記エリア毎に前記画像分析部の分析結果に基づいてモデルを選択するモデル選択部と、前記モデル選択部で選択されたモデルに基づいて当該モデルに対応するエリアにおける現場環境の変化を評価する評価部と、を備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の他の実施態様は、現場環境を監視する現場環境監視システムであって、前記現場環境をエリア分けして、当該エリア毎に撮影する撮像システムと、前記撮像システムで取得される画像データに基づいて前記現場環境の変化を評価する現場環境監視装置と、を備え、前記現場環境監視装置は、前記エリア毎にあらかじめ想定される1または複数種の現場環境の変化にそれぞれ応じたモデルを対応付けて記憶する記憶部と、前記撮像システムとの間で通信を行う通信部と、前記通信部を介して前記撮像システムから前記エリア毎の画像データを入力して分析する画像分析部と、前記記憶部に記憶されたモデルを参照し、前記エリア毎に前記画像分析部の分析結果に基づいてモデルを選択するモデル選択部と、前記モデル選択部で選択されたモデルに基づいて当該モデルに対応するエリアにおける現場環境の変化を評価する評価部と、前記各エリアを管理する管理システムに接続され、前記管理システムに対して前記評価部の評価結果通知する通知部と、を有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の他の実施態様は、現場環境を監視するシステムの現場環境監視方法であって、前記システムは、前記現場環境をエリア分けして、当該エリア毎に撮影する撮像システムと、前記各エリアを管理する管理システムに接続され、メモリを有し、前記撮像システムで取得される画像データに基づいて前記現場環境の変化を評価する現場環境監視装置と、を備え、前記現場環境監視装置において、前記エリア毎にあらかじめ想定される1または複数種の現場環境の変化にそれぞれ応じたモデルを対応付けて前記メモリに記憶する第1ステップと、前記撮像システムにおいて、前記エリア毎の画像データを取得する第2ステップと、前記現場環境監視装置において、前記撮像システムから画像データを入力して分析し、前記メモリに記憶されたモデルを参照して、前記エリア毎に前記分析結果に基づいてモデルを選択し、前記選択されたモデルに基づいて当該モデルに対応するエリアにおける現場環境の変化を評価する第3ステップと、前記管理システムに対して前記第3ステップで得た評価結果を通知する第4ステップと、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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