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公開番号
2025113003
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007605
出願日
2024-01-22
発明の名称
冷凍保存システムおよび冷凍保存方法
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
F25D
11/02 20060101AFI20250725BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】ユーザが食品を凍結した状態のまま分割することを支援する。
【解決手段】本開示に係る冷凍保存システムは、食品を内部に収納する貯蔵室が設けられた冷蔵庫本体と、前記貯蔵室内を冷却する冷却手段と、前記貯蔵室内の温度を前記食品の凍結温度以下の第1温度にするように前記冷却手段を制御する制御手段と、を備える。前記第1温度は、凍結した状態の前記食品が前記貯蔵室内から外に出されて分割される分割工程が完了するまで前記食品を凍結した状態で維持できる温度である。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
食品を内部に収納する貯蔵室が設けられた冷蔵庫本体と、
前記貯蔵室内を冷却する冷却手段と、
前記貯蔵室内の温度を前記食品の凍結温度以下の第1温度にするように前記冷却手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記第1温度は、凍結した状態の前記食品が前記貯蔵室内から外に出されて分割される分割工程が完了するまで前記食品を凍結した状態で維持できる温度であることを特徴とする冷凍保存システム。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記貯蔵室内の前記食品の温度が前記第1温度になったことを報知する報知手段を備える請求項1に記載の冷凍保存システム。
【請求項3】
前記分割工程における分割方法を設定する方法設定手段を備え、
前記制御手段は、前記方法設定手段によって設定された前記分割方法に応じて前記第1温度を変化させる請求項1または請求項2に記載の冷凍保存システム。
【請求項4】
前記方法設定手段によって設定された前記分割方法を表示する方法表示手段を備える請求項3に記載の冷凍保存システム。
【請求項5】
前記分割工程での前記食品の分割後の目標サイズを設定するサイズ設定手段を備え、
前記制御手段は、前記サイズ設定手段によって設定された前記目標サイズに応じて前記第1温度を変化させる請求項1または請求項2に記載の冷凍保存システム。
【請求項6】
前記サイズ設定手段によって設定された前記目標サイズを表示するサイズ表示手段を備える請求項5に記載の冷凍保存システム。
【請求項7】
前記第1温度は、前記食品が包装された状態で凍結して且つ包装された状態のまま分割可能な温度である請求項1または請求項2に記載の冷凍保存システム。
【請求項8】
冷蔵庫の貯蔵室内の温度を当該貯蔵室内に収納された食品の凍結温度以下の第1温度にする冷却工程と、
前記冷却工程の後に、凍結した状態の前記食品を前記貯蔵室内から外に出して分割する分割工程と、
を備え、
前記第1温度は、前記分割工程が完了するまで前記食品を凍結した状態で維持できる温度であることを特徴とする冷凍保存方法。
【請求項9】
前記分割工程の前に、前記貯蔵室内の前記食品の温度が前記第1温度になって前記冷却工程が完了したことを報知する報知工程を備える請求項8に記載の冷凍保存方法。
【請求項10】
前記冷却工程の前に、前記分割工程における分割方法を設定し、当該分割方法に応じて前記第1温度を変化させる方法設定工程を備える請求項8または請求項9に記載の冷凍保存方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、冷凍保存システムおよび冷凍保存方法に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
食品を長期保存するためには、冷凍保存が有効である。食品の冷凍保存に関して、食品を解凍せずに分割することを可能とする冷蔵庫が特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-50635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示されるような従来技術においては、食品の分割中あるいは分割完了時点において食品が融解してしまうことがある。
【0005】
本開示は、このような課題を解決するためのものである。本開示の目的は、ユーザが食品を凍結した状態のまま分割することを支援できる冷凍保存システムおよび冷凍保存方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る冷凍保存システムは、食品を内部に収納する貯蔵室が設けられた冷蔵庫本体と、前記貯蔵室内を冷却する冷却手段と、前記貯蔵室内の温度を前記食品の凍結温度以下の第1温度にするように前記冷却手段を制御する制御手段と、を備える。前記第1温度は、凍結した状態の前記食品が前記貯蔵室内から外に出されて分割される分割工程が完了するまで前記食品を凍結した状態で維持できる温度である。
また、本開示に係る冷凍保存方法は、冷蔵庫の貯蔵室内の温度を当該貯蔵室内に収納された食品の凍結温度以下の第1温度にする冷却工程と、前記冷却工程の後に、凍結した状態の前記食品を前記貯蔵室内から外に出して分割する分割工程と、を備える。前記第1温度は、前記分割工程が完了するまで前記食品を凍結した状態で維持できる温度である。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る冷凍保存システムおよび冷凍保存方法によれば、ユーザが食品を凍結した状態のまま分割することを支援できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る冷蔵庫の構成を示す正面図である。
実施の形態1に係る冷蔵庫の構成を示す縦断面図である。
実施の形態1に係る冷蔵庫の制御系統の構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る冷蔵庫によって食品を冷凍保存する際の、切替室の設定温度である第1温度を説明する図である。
凍結した状態の食品の硬さと温度との関係を例示する図である。
実施の形態1における第1温度と食品を分割完了まで凍結した状態で維持できる確率との関係を例示する図である。
実施の形態1における食品の厚みを説明する図である。
実施の形態1における食品の厚みと当該食品を分割完了まで凍結した状態で維持できる確率との関係を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示に係る冷凍保存システムおよび冷凍保存方法を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。以下の説明においては便宜上、図示の状態を基準に各構造の位置関係を表現することがある。なお、本開示は以下の実施の形態に限定されることなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、又は各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る冷蔵庫1の構成を示す正面図である。図2は、実施の形態1に係る冷蔵庫1の構成を示す縦断面図である。なお、本開示に係る冷凍保存システムは、図1および図2に示すような、冷蔵庫1単体によって実現することもできるし、冷蔵庫1と外部機器とが連携することによって実現することもできる。
(【0011】以降は省略されています)
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