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公開番号2025110118
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024003865
出願日2024-01-15
発明の名称給湯システム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類F24H 4/02 20220101AFI20250718BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】下げDRの終了直後に電力ピークが生じることを防止する上で有利になる給湯システムを提供する。
【解決手段】本開示に係る給湯システムは、貯湯タンクと、貯湯タンクに対して接続された複数の熱源機と、複数の熱源機の動作を制御する制御手段と、電力消費抑制指示を受信可能な通信手段と、を備える。電力消費抑制指示の終了後の所定時間の間は、必要加熱能力のうちの所定割合を、複数の熱源機から選択された台数の熱源機に対して均等分配することにより熱源機の1台当たりの目標加熱能力を設定して沸き上げ運転を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
貯湯タンクと、
前記貯湯タンクに対して接続された複数の熱源機と、
複数の前記熱源機の動作を制御する制御手段と、
電力消費抑制指示を受信可能な通信手段と、
を備え、
前記電力消費抑制指示の終了後の所定時間の間は、必要加熱能力のうちの所定割合を、複数の前記熱源機から選択された台数の前記熱源機に対して均等分配することにより前記熱源機の1台当たりの目標加熱能力を設定して沸き上げ運転を行う給湯システム。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記所定時間の経過後は、必要加熱能力をすべての前記熱源機に対して均等分配することにより前記熱源機の1台当たりの目標加熱能力を設定して沸き上げ運転を行う請求項1に記載の給湯システム。
【請求項3】
前記所定時間の間は、前記熱源機が最大効率で運転する加熱能力となるように前記熱源機の稼働台数を調整する請求項1または請求項2に記載の給湯システム。
【請求項4】
前記所定時間の間は、積算運転時間が少ない前記熱源機から順に選択した複数の前記熱源機を稼働させる請求項1または請求項2に記載の給湯システム。
【請求項5】
前記所定時間の間は、積算運転時間が少なく、沸き上げ温度の稼働時間平均値が低い前記熱源機から順に選択した複数の前記熱源機を稼働させる請求項1または請求項2に記載の給湯システム。
【請求項6】
前記所定時間の間は、すべての前記熱源機を稼働させる請求項1または請求項2に記載の給湯システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、給湯システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、圧縮機の運転周波数を可変することにより加熱能力を変更できる複数台のヒートポンプユニットと、目標時刻で目標貯湯量となるために必要な1台あたりの加熱能力を算出する算出部と、この算出部により算出された加熱能力でヒートポンプユニットを駆動する駆動部とを備えた給湯システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-216684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電力会社あるいはアグリゲータから送信される消費電力の調整に関するDR(デマンドレスポンス)実施要求を受信し、沸き上げ動作をDR実施要求に応じて制御する給湯システムが知られている。DRには上げDRと下げDRがある。上げDRとは、特定の時間帯に電力の需要量を引き上げることであり、下げDRとは、特定の時間帯に電力の需要量を引き下げることである。下げDRが終了し、電力利用可能となった時点で給湯システムが最大能力で沸き上げ運転を実施すると、電力ピークが生じるおそれがある。
【0005】
本開示は、上述のような課題を解決するためになされた。本開示の目的は、下げDRの終了直後に電力ピークが生じることを防止する上で有利になる給湯システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る給湯システムは、貯湯タンクと、貯湯タンクに対して接続された複数の熱源機と、複数の熱源機の動作を制御する制御手段と、電力消費抑制指示を受信可能な通信手段と、を備え、電力消費抑制指示の終了後の所定時間の間は、必要加熱能力のうちの所定割合を、複数の熱源機から選択された台数の熱源機に対して均等分配することにより熱源機の1台当たりの目標加熱能力を設定して沸き上げ運転を行うものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、下げDRの終了直後に電力ピークが生じることを防止する上で有利になる給湯システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る給湯システムを示す図である。
実施の形態1に係る給湯システムの機能ブロック図である。
実施の形態1における制御動作を示すフローチャートである。
実施の形態1における制御装置の機能を実現する構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。以下に示す実施の形態に示した構成は、本開示に係る技術的思想の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本開示に記載の複数の技術的思想を組み合わせることも可能である。また、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略または変更することも可能である。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る給湯システムを示す図である。図1に示すように、本実施の形態の給湯システム1は、貯湯タンク2を内蔵した一つのタンクユニット5と、一つのタンクユニット5内の貯湯タンク2に対して接続された複数の熱源機3とを有している。熱源機3は、冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒と水との間で熱交換を行う水冷媒熱交換器と、冷媒を膨張させる膨張装置と、外気の熱を冷媒に吸収させる空気熱交換器とを備えたヒートポンプ式のものでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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