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公開番号2025112939
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007504
出願日2024-01-22
発明の名称磁気記録装置及び磁気記録システム
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人iX
主分類G11B 5/09 20060101AFI20250725BHJP(情報記憶)
要約【課題】安定した動作が得られる磁気記録装置及び磁気記録システムを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、磁気記録装置は、磁気記録媒体と、複数の磁気ヘッドと、制御部と、を含む。複数の磁気ヘッドのそれぞれは、コイルと、第1磁極と、光出射部と、を含む。制御部は、第1動作を実施する。第1動作において、制御部は、複数の磁気ヘッドを含む磁気ヘッド群の故障確率に関する第1情報と、複数の磁気ヘッドの1つの履歴に基づく残り時間に関する第2情報と、に基づいて、複数の磁気ヘッドの1つの残り寿命時間に関する寿命情報を算出する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
磁気記録媒体と、
前記磁気記録媒体に情報を記録するように構成された複数の磁気ヘッドと、
前記複数の磁気ヘッドを制御するように構成された制御部と、
を備え、
前記複数の磁気ヘッドのそれぞれは、
コイルと、
前記コイルに供給される記録電流に応じた磁界を発生させるように構成された第1磁極と、
前記磁気記録媒体に光を照射して前記磁気記録媒体の温度を局所的に上昇するように構成された光出射部と、
を含み、
前記制御部は、第1動作を実施するように構成され、
前記第1動作において、前記制御部は、前記複数の磁気ヘッドを含む磁気ヘッド群の故障確率に関する第1情報と、前記複数の磁気ヘッドの1つの履歴に基づく残り時間に関する第2情報と、に基づいて、前記複数の磁気ヘッドの前記1つの残り寿命時間に関する寿命情報を算出する、磁気記録装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記複数の磁気ヘッドのそれぞれについて前記第1動作を実施して、前記複数の磁気ヘッドのそれぞれについての前記寿命情報を算出するように構成された、請求項1に記載の磁気記録装置。
【請求項3】
前記制御部は、第2動作をさらに実施するように構成され、
前記第2動作において、前記制御部は、前記複数の磁気ヘッドのそれぞれの前記残り寿命時間に関する前記寿命情報に基づいて、前記磁気記録媒体に次の情報を記録する際に使用する前記複数の磁気ヘッドの次の1つを決定する、請求項2に記載の磁気記録装置。
【請求項4】
前記複数の磁気ヘッドの前記次の1つの前記残り寿命時間は、前記複数の磁気ヘッドのそれぞれの前記残り寿命時間のなかで最も長い、請求項3に記載の磁気記録装置。
【請求項5】
前記第2動作は、前記複数の磁気ヘッドの前記次の1つを用いて、前記磁気記録媒体に前記次の情報を記録することを含む、請求項3に記載の磁気記録装置。
【請求項6】
前記第2情報は、前記複数の磁気ヘッドの前記1つに関する、設計条件、製造条件、及び、検査結果の少なくともいずれか1つを含む、請求項1に記載の磁気記録装置。
【請求項7】
前記複数の磁気ヘッドの前記1つの前記残り寿命時間は、前記磁気ヘッド群の前記故障確率の関数と、前記複数の磁気ヘッドの前記1つの前記履歴に基づく前記残り時間と、の積である、請求項1に記載の磁気記録装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記第1動作を繰り返して実施するように構成され、
前記第2情報は、前記第1動作の繰り返しにより更新される、請求項1に記載の磁気記録装置。
【請求項9】
前記第1情報及び前記第2情報の少なくともいずれかを記憶するように構成された記憶部をさらに備えた、請求項1に記載の磁気記録装置。
【請求項10】
請求項1~8のいずれか1つに記載の磁気記録装置と、
前記第1情報及び前記第2情報を記憶するように構成された記憶部と、
を備え、
前記制御部は、前記記憶部から前記第1情報及び前記第2情報を入手して前記第1動作を実施するよう構成される、磁気記録システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、磁気記録装置及び磁気記録システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
磁気記録装置において、磁気ヘッドを用いて、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記録媒体に情報が記録される。磁気記録装置において、安定した動作が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2019/0227898号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、安定した動作が得られる磁気記録装置及び磁気記録システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、磁気記録装置は、磁気記録媒体と、前記磁気記録媒体に情報を記録するように構成された複数の磁気ヘッドと、前記複数の磁気ヘッドを制御するように構成された制御部と、を含む。前記複数の磁気ヘッドのそれぞれは、コイルと、前記コイルに供給される記録電流に応じた磁界を発生させるように構成された第1磁極と、前記磁気記録媒体に光を照射して前記磁気記録媒体の温度を局所的に上昇するように構成された光出射部と、を含む。前記制御部は、第1動作を実施するように構成される。前記第1動作において、前記制御部は、前記複数の磁気ヘッドを含む磁気ヘッド群の故障確率に関する第1情報と、前記複数の磁気ヘッドの1つの履歴に基づく残り時間に関する第2情報と、に基づいて、前記複数の磁気ヘッドの前記1つの残り寿命時間に関する寿命情報を算出する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係る磁気記録装置を例示する模式図である。
図2は、第1実施形態に係る磁気記録装置の一部を例示する模式的断面図である。
図3は、第1実施形態に係る磁気記録装置の一部を例示する模式的断面図である。
図4は、第1実施形態に係る磁気記録装置の動作を例示するフローチャートである。
図5は、第1実施形態に係る磁気記録装置の一部を例示する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る磁気記録装置を例示する模式図である。
図2は、第1実施形態に係る磁気記録装置の一部を例示する模式的断面図である。
図3は、第1実施形態に係る磁気記録装置の一部を例示する模式的断面図である。
図4は、第1実施形態に係る磁気記録装置の動作を例示するフローチャートである。
【0008】
図1に示すように、実施形態に係る磁気記録装置210は、磁気記録媒体80と、複数の磁気ヘッド110と、制御部75と、を含む。複数の磁気ヘッド110は、磁気記録媒体80に情報を記録するように構成される。制御部75は、磁気ヘッド110を制御するように構成される。
【0009】
図2は、磁気ヘッド110を例示する模式的断面図である。磁気ヘッド110は、コイル30c及び第1磁極31を含む。第1磁極31は、コイル30cに供給される記録電流Iwに応じた磁界(記録磁界)を発生させる。発生した磁界が、磁気記録媒体80に印加される。これにより、磁気記録媒体80の磁化83の向きが制御される。磁化83の状態が、記録される情報に対応する。この例では、磁気ヘッド110は、第2磁極32をさらに含む。第1磁極31は、例えば、主磁極である。第2磁極32は、例えば、トレーリングシールドである。
【0010】
磁気ヘッド110は、光出射部77をさらに含む。光出射部77は、磁気記録媒体80に光77Lを照射して、磁気記録媒体80の温度を局所的に上昇するように構成される。例えば、HAMR(Heat Assisted Magnetic Recording)が実施される。
(【0011】以降は省略されています)

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