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公開番号2025111100
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005279
出願日2024-01-17
発明の名称情報処理装置、情報処理システム及び情報処理プログラム
出願人株式会社日本システムプロジェクト
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250723BHJP(計算;計数)
要約【課題】飲食店の厨房において管理が容易であるとともに使いやすいマルチタイマーを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、表示部に表示された複数のタイマーのうち選択されたタイマーをアクティブとするタイマー動作部と、アクティブのタイマー(動作タイマー)に対応付けられた項目の一覧リストを表示するリスト表示部と、一覧リストの中から選択された項目に対応した第一の時間及び第二の時間を動作タイマーに設定し、第一の時間及び第二の時間の計測を開始させる計測開始部と、動作タイマーが第一の時間を計測した時には、動作タイマーを第一の報知態様にして報知する第一の報知部と、動作タイマーが第二の時間を計測した時には、動作タイマーを第二の報知態様にして報知する第二の報知部と、第二の報知部が第二の時間の経過を報知した後、リセット操作に基づいて動作タイマーを非アクティブとするタイマー動作終了部と、を備える、
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
複数のタイマーを表示部の所望の位置に表示可能な情報処理装置であって、
前記表示部に表示された前記複数のタイマーのうち利用者により選択されたタイマーをアクティブ状態とするタイマー動作部と、
アクティブ状態とされたタイマー(以下、アクティブタイマーという)に対応付けられた項目の一覧リストを表示するリスト表示部と、
前記一覧リストの中から利用者により選択された項目に対応した第一の時間及び該第一の時間よりも長い第二の時間を前記アクティブタイマーに設定し、該アクティブタイマーに前記第一の時間及び前記第二の時間の計測を開始させる計測開始部と、
前記アクティブタイマーが前記第一の時間を計測した時には、前記アクティブタイマーを、第一の表示態様及び第一の音出力態様を伴う第一の報知態様にして、前記第一の時間の経過を報知する第一の報知部と、
前記アクティブタイマーが前記第二の時間を計測した時には、前記アクティブタイマーを、前記第一の報知態様とは異なる、第二の表示態様及び第二の音出力態様を伴う第二の報知態様にして、前記第二の時間の経過を報知する第二の報知部と、
前記第二の報知部が前記第二の時間の経過を報知した後、前記アクティブタイマーに対する利用者のリセット操作に基づいて該アクティブタイマーを非アクティブ状態とするタイマー動作終了部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記アクティブタイマーの動作履歴に関する情報を記憶するログ情報記憶部を備え、
前記アクティブタイマーは、さらに前記第二の時間が経過した時点から前記アクティブタイマーに対する利用者のリセット操作があるまでの第三の時間を計測可能であり、
前記動作履歴に関する情報は、前記アクティブタイマーの動作日時、前記アクティブタイマーを一意に識別可能な情報、前記選択された項目、及び前記第三の時間を含む、
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記一覧リストは、予め用意された複数種類の一覧リストのうちの一つであり、
前記複数種類の一覧リストは、前記情報処理装置が設置されるそれぞれの場所に対応した一覧リストであり、
前記アクティブタイマーは、前記複数種類の一覧リストの中の一つと対応付けられておる、
ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の複数の情報処理装置(以下、情報処理装置群という)と、該情報処理装置群と通信ネットワークを介して相互に通信可能であり、該情報処理装置群で動作している前記アクティブタイマーそれぞれの計測状態を監視表示部に表示可能な監視装置と、を備えた情報処理システムであって、
前記情報処理装置群は、それぞれ、前記アクティブタイマーそれぞれの動作状況に関する情報を所定のタイミングで前記監視装置に送信し、
前記監視装置は、前記情報処理装置群の前記アクティブタイマーそれぞれから送信された動作状況に関する情報を前記監視表示部に表示する、
ことを特徴とする情報処理システム。
【請求項5】
前記所定のタイミングは、少なくとも、前記アクティブタイマーの前記第一の時間の経過時及び前記第二の時間の経過時、並びに該アクティブタイマーに対する前記リセット操作のタイミングを含み、
前記監視装置は、前記第一の時間の経過時には、前記アクティブタイマーを前記第一の表示態様で表示し、前記第二の時間の経過時には、該アクティブタイマーを前記第二の表示態様で表示し、前記リセット操作のタイミングでは、該第二の表示態様で表示されていた該アクティブタイマーを消去する、
ことを特徴とする請求項4記載の情報処理システム。
【請求項6】
コンピュータを請求項1乃至3のいずれか1項の情報処理装置の各手段として機能させる情報処理プログラム。
【請求項7】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の複数の情報処理装置(以下、情報処理装置群という)と通信ネットワークを介して相互に通信可能であり、該情報処理装置群で動作している前記アクティブタイマーそれぞれの動作状況を監視表示部に表示可能な監視装置のための情報処理プログラムであって、
前記情報処理装置群は、それぞれ、前記アクティブタイマーそれぞれの動作状況に関する情報を所定のタイミングで前記監視装置に送信し、
前記監視装置を、
前記情報処理装置群のそれぞれから所定のタイミングで送信された、前記アクティブタイマーそれぞれの動作状況に関する情報を前記監視表示部に表示する手段として機能させ、
前記所定のタイミングは、少なくとも、前記アクティブタイマーの前記第一の時間の経過時及び前記第二の時間の経過時、並びに該アクティブタイマーに対する前記リセット操作のタイミングを含み、
前記監視装置は、前記第一の時間の経過時には、前記アクティブタイマーを前記第一の表示態様で表示し、前記第二の時間の経過時には、該アクティブタイマーを前記第二の表示態様で表示し、前記リセット操作のタイミングでは、該第二の表示態様で表示されていた該アクティブタイマーを消去する、
ことを特徴とする情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲食店の厨房において用いられるマルチタイマーに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
現在、飲食店の厨房では、タイマーを用いて調理が行われている。例えば、フライヤーを用いて揚げ物をする場合の揚げ時間、ゆで機を用いて麺をゆでる場合のゆで時間などがタイマーで計測されている。この際、調理場所ごとにタイマーは必要となり、また、調理対象となる食材や調理方法ごとにタイマーを用意することもあるため、厨房には物理的に数十台のタイマーが設置されることがある。そのため、飲食店の厨房では、タイマーの管理が大変であるという問題があった。また、調理人はそれぞれの食材や調理方法に合わせて最適な調理時間をタイマーに設定する必要があるため、経験が浅い調理人にとっては時間設定が難しいという問題もあった。
【0003】
この点、複数の食材ごとに調理時間を設定した後、各食材の名称を示す操作パネルを表示部の所定の区間に表示し、複数の食材のそれぞれに対して任意の時点から調理を開始できる調理用複合タイマーが開示されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-361172号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、飲食店の厨房では、より管理が容易でより使いやすいマルチタイマーが求められている。具体的には、物理的にタイマーの数を減らすこと、調理レベルによらず多種の食材及び調理方法に対してより簡単にタイマーの時間設定が行えること、タイマー実行中、調理人に対してより注意を喚起できること、などが望まれている。
【0006】
本発明は上記の事情を鑑みてなされたものであり、飲食店の厨房において管理が容易であるとともに使いやすいマルチタイマーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明は、その一態様として、
複数のタイマーを表示部の所望の位置に表示可能な情報処理装置であって、
前記表示部に表示された前記複数のタイマーのうち利用者により選択されたタイマーをアクティブ状態とするタイマー動作部と、
アクティブ状態とされたタイマー(以下、アクティブタイマーという)に対応付けられた項目の一覧リストを表示するリスト表示部と、
前記一覧リストの中から利用者により選択された項目に対応した第一の時間及び該第一の時間よりも長い第二の時間を前記アクティブタイマーに設定し、該アクティブタイマーに前記第一の時間及び前記第二の時間の計測を開始させる計測開始部と、
前記アクティブタイマーが前記第一の時間を計測した時には、前記アクティブタイマーを、第一の表示態様及び第一の音出力態様を伴う第一の報知態様にして、前記第一の時間の経過を報知する第一の報知部と、
前記アクティブタイマーが前記第二の時間を計測した時には、前記アクティブタイマーを、前記第一の報知態様とは異なる、第二の表示態様及び第二の音出力態様を伴う第二の報知態様にして、前記第二の時間の経過を報知する第二の報知部と、
前記第二の報知部が前記第二の時間の経過を報知した後、前記アクティブタイマーに対する利用者のリセット操作に基づいて該アクティブタイマーを非アクティブ状態とするタイマー動作終了部と、
を備えることを要旨とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、飲食店の厨房において管理が容易であるとともに使いやすいマルチタイマーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施の形態に係る情報処理システムの概略構成図である。
(a)は、本発明の一実施の形態に係る情報処理装置の機能構成図であり、(b)は、本発明の一実施の形態に係る監視装置の機能構成図である。
(a)は、本発明の一実施の形態に係る情報処理装置設定情報のデータ構成を示す模式図であり、(b)は、本発明の一実施の形態に係るタイマー設定情報のデータ構成を示す模式図であり、(c)は、本発明の一実施の形態に係る項目設定情報のデータ構成を示す模式図であり、(d)は、本発明の一実施の形態に係る操作ログ情報のデータ構成を示す模式図である。
(a)及び(b)は、本発明の一実施の形態に係る情報処理装置の表示部における表示態様の一例を示す図である。
(a)及び(b)は、本発明の一実施の形態に係る情報処理装置の表示部における表示態様の一例を示す図である。
(a)及び(b)は、本発明の一実施の形態に係る情報処理装置の表示部における表示態様の一例を示す図である。
(a)及び(b)は、本発明の一実施の形態に係る情報処理装置の表示部における表示態様の一例を示す図である。
本発明の一実施の形態に係る情報処理装置のタイマー選択実行処理の流れを示すフローチャートである。
本発明の一実施の形態に係るタイマーの表示態様の変化を示す図である。
本発明の一実施の形態に係る情報処理システムのタイマー監視処理の流れを示すシーケンス図である。
本発明の一実施の形態に係る監視装置の監視表示部における表示態様の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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