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公開番号
2025109881
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2025083021,2021202188
出願日
2025-05-19,2021-12-14
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人iX
主分類
H10D
30/47 20250101AFI20250717BHJP()
要約
【課題】安定した特性を得ることが可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば半導体装置は、第1~第3電極、第1、第2半導体領域、及び、第1部材を含む。第1半導体領域は、Al
x1
Ga
1-x1
N(0≦x1<1)を含む。第2半導体領域は、Al
x2
Ga
1-x2
N(x1<x2≦1)を含む。第1部材は、第1、第2領域を含む。第2領域は、第1領域と、第2電極の第1電極領域と、の間にある。第2領域一部は、第2半導体領域の第2半導体部分と、第2電極の一部と、の間にある。第2領域は、Ti、Al、Ga、Ni、Nb、Mo、Ta、Hf、V及びAuよりなる群から選択された少なくとも1つの第1元素を含む。第1領域は、第1元素を含まない。または、第1領域における第1元素の濃度は、第2領域における第1元素の濃度よりも低い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1電極と、
第2電極であって、前記第1電極から前記第2電極への方向は、第1方向に沿い、前記第2電極は、第1電極領域及び第2電極領域を含む、前記第2電極と、
第3電極であって、前記第3電極の前記第1方向における位置は、前記第1電極の前記第1方向における位置と、前記第2電極の前記第1方向における位置と、の間にある、前記第3電極と、
Al
x1
Ga
1-x1
N(0≦x1<1)を含む第1半導体領域であって、前記第1半導体領域は、第1部分領域、第2部分領域、第3部分領域、第4部分領域及び第5部分領域を含み、前記第1部分領域から前記第1電極への方向は、前記第1方向と交差する第2方向に沿い、前記第2部分領域から前記第2電極への方向は、前記第2方向に沿い、前記第3部分領域から前記第3電極への方向は、前記第2方向に沿い、前記第4部分領域は前記第1方向において前記第1部分領域と前記第3部分領域との間にあり、前記第5部分領域は前記第1方向において前記第3部分領域と前記第2部分領域との間にある、前記第1半導体領域と、
Al
x2
Ga
1-x2
N(x1<x2≦1)を含む第2半導体領域であって、前記第2半導体領域は、第1半導体部分及び第2半導体部分を含み、前記第4部分領域から前記第1半導体部分への方向は、前記第2方向に沿う、前記第5部分領域から前記第2半導体部分への方向は、前記第2方向に沿う、前記第2半導体領域と、
第1部材であって、前記第1部材は、第1領域及び第2領域を含み、前記第2半導体部分は、前記第2方向において、前記第5部分領域と前記第1領域との間にあり、前記第2領域の少なくとも一部は、前記第1方向において、前記第1領域の少なくとも一部と前記第1電極領域との間にあり、前記第2領域の前記少なくとも一部は、前記第2方向において、前記第2半導体部分と前記第2電極領域との間にあり、前記第1領域は、窒素及び酸素よりなる群から選択された少なくとも1つの第2元素と、シリコンと、を含み、前記第2領域は、シリコンを含み、前記第2領域におけるシリコンの濃度は、前記第1領域におけるシリコンの濃度よりも高い、前記第1部材と、
を備えた半導体装置。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記第2領域は、ポリシリコンを含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
第1電極と、
第2電極であって、前記第1電極から前記第2電極への方向は、第1方向に沿い、前記第2電極は、第1電極領域及び第2電極領域を含む、前記第2電極と、
第3電極であって、前記第3電極の前記第1方向における位置は、前記第1電極の前記第1方向における位置と、前記第2電極の前記第1方向における位置と、の間にある、前記第3電極と、
Al
x1
Ga
1-x1
N(0≦x1<1)を含む第1半導体領域であって、前記第1半導体領域は、第1部分領域、第2部分領域、第3部分領域、第4部分領域及び第5部分領域を含み、前記第1部分領域から前記第1電極への方向は、前記第1方向と交差する第2方向に沿い、前記第2部分領域から前記第2電極への方向は、前記第2方向に沿い、前記第3部分領域から前記第3電極への方向は、前記第2方向に沿い、前記第4部分領域は前記第1方向において前記第1部分領域と前記第3部分領域との間にあり、前記第5部分領域は前記第1方向において前記第3部分領域と前記第2部分領域との間にある、前記第1半導体領域と、
Al
x2
Ga
1-x2
N(x1<x2≦1)を含む第2半導体領域であって、前記第2半導体領域は、第1半導体部分及び第2半導体部分を含み、前記第4部分領域から前記第1半導体部分への方向は、前記第2方向に沿う、前記第5部分領域から前記第2半導体部分への方向は、前記第2方向に沿う、前記第2半導体領域と、
第1部材であって、前記第1部材は、第1領域及び第2領域を含み、前記第2半導体部分は、前記第2方向において、前記第5部分領域と前記第1領域との間にあり、前記第2領域の少なくとも一部は、前記第1方向において、前記第1領域の少なくとも一部と前記第1電極領域との間にあり、前記第2領域の前記少なくとも一部は、前記第2方向において、前記第2半導体部分と前記第2電極領域との間にあり、前記第1領域は、窒素及び酸素よりなる群から選択された少なくとも1つの第2元素と、シリコンと、を含み、前記第2領域は、Al
z1
Ga
1-z1
N(0≦z1≦1)を含む、前記第1部材と、
を備えた半導体装置。
【請求項4】
前記第2領域は、多結晶を含む、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第2領域は、第3元素及び第4元素の少なくともいずれかを含み、
前記第3元素は、Si、Ge、及びSnよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
前記第4元素は、Mg及びZnよりなる群から選択された少なくとも1つを含む、請求項2または4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1領域は、
シリコン及び酸素を含む第1化合物膜と、
Al
y2
Ga
1-y2
N(0<y2≦1)を含む第2化合物膜と、
シリコン及び窒素を含む第3化合物膜と、
を含み、
前記第2化合物膜は、前記第2半導体部分と前記第1化合物膜との間にあり、
前記第3化合物膜は、前記第2半導体部分と前記第2化合物膜との間にある、請求項1~5のいずれか1つに記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第3電極の少なくとも一部は、前記第1方向において前記第1半導体部分と前記第2半導体部分との間にあり、
前記第1部材は、第3領域、第4領域及び第5領域をさらに含み、
前記第3領域は、前記第2方向において前記第3部分領域と前記第3電極の前記少なくとも一部との間にあり、
前記第4領域は、前記第1方向において、前記第1半導体部分と前記第3電極の前記少なくとも一部との間にあり、
前記第5領域は、前記第1方向において、前記第3電極の前記少なくとも一部と前記第2半導体部分との間にあり、
前記第1部材は、
シリコン及び酸素を含む第1化合物膜と、
Al
y2
Ga
1-y2
N(0<y2≦1)を含む第2化合物膜と、
シリコン及び窒素を含む第3化合物膜と、
を含み、
前記第1化合物膜は、前記第3領域において、前記第3部分領域と前記第3電極の前記少なくとも一部との間にあり、前記第4領域において、前記第1半導体部分と前記第3電極の前記少なくとも一部との間にあり、前記第5領域において、前記第3電極の前記少なくとも一部と前記第2半導体部分との間にあり、
前記第2化合物膜は、前記第3領域において、前記第3部分領域と前記第1化合物膜との間にあり、前記第4領域において、前記第1半導体部分と前記第1化合物膜との間にあり、前記第5領域において、前記第1化合物膜と前記第2半導体部分との間にあり、前記第1領域において、前記第2半導体部分と前記第1化合物膜との間にあり、
前記第3化合物膜は、前記第1領域において、前記第2半導体部分と前記第2化合物膜との間にある、請求項1~5のいずれか1つに記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、トランジスタなどの半導体装置において、安定した特性が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-199700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、安定した特性を得ることが可能な半導体装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によれば、半導体装置は、第1電極、第2電極、第3電極、第1半導体領域、第2半導体領域及び第1部材を含む。前記第1電極から前記第2電極への方向は、第1方向に沿う。前記第2電極は、第1電極領域及び第2電極領域を含む。前記第3電極の前記第1方向における位置は、前記第1電極の前記第1方向における位置と、前記第2電極の前記第1方向における位置と、の間にある。前記第1半導体領域は、Al
x1
Ga
1-x1
N(0≦x1<1)を含む。前記第1半導体領域は、第1部分領域、第2部分領域、第3部分領域、第4部分領域及び第5部分領域を含む。前記第1部分領域から前記第1電極への方向は、第1方向と交差する第2方向に沿う。前記第2部分領域から前記第2電極への方向は、前記第2方向に沿う。前記第3部分領域から前記第3電極への方向は、前記第2方向に沿う。前記第4部分領域は前記第1方向において前記第1部分領域と前記第3部分領域との間にある。前記第5部分領域は前記第1方向において前記第3部分領域と前記第2部分領域との間にある。前記第2半導体領域は、Al
x2
Ga
1-x2
N(x1<x2≦1)を含む。前記第2半導体領域は、第1半導体部分及び第2半導体部分を含む。前記第4部分領域から前記第1半導体部分への方向は、前記第2方向に沿う。前記第5部分領域から前記第2半導体部分への方向は、前記第2方向に沿う。前記第1部材は、第1領域及び第2領域を含む。前記第2半導体部分は、前記第2方向において、前記第5部分領域と前記第1領域との間にある。前記第2領域の少なくとも一部は、前記第1方向において、前記第1領域の少なくとも一部と前記第1電極領域との間にある。前記第2領域の前記少なくとも一部は、前記第2方向において、前記第2半導体部分と前記第2電極領域との間にある。前記第2領域は、Ti、Al、Ga、Ni、Nb、Mo、Ta、Hf、V及びAuよりなる群から選択された少なくとも1つの第1元素を含む。前記第1領域は、前記第1元素を含まない。または、前記第1領域における前記第1元素の濃度は、前記第2領域における前記第1元素の濃度よりも低い。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図2(a)~図2(c)は、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
図3は、半導体装置の特性を例示するグラフである。
図4(a)~図4(f)は、実施形態に係る半導体装置の分析像である。
図5(a)及び図5(b)は、実施形態に係る半導体装置の光学顕微鏡写真像である。
図6は、実施形態に係る半導体装置の特性を例示するグラフである。
図7(a)~図7(e)は、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
図8は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図9(a)~図9(e)は、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
図10は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図11は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図12は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図13は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図14は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図15は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図16は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図17は、第2実施形態に係る半導体装置を例示する模式的平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図1に示すように、実施形態に係る半導体装置110は、第1電極51、第2電極52、第3電極53、第1半導体領域10、第2半導体領域20、及び、第1部材40を含む。
【0009】
第1電極51から第2電極52への方向は、第1方向D1に沿う。第1方向D1をX軸方向とする。X軸方向に対して垂直な1つの方向をZ軸方向とする。X軸方向及びZ軸方向に対して垂直な方向をY軸方向とする。
【0010】
第2電極52は、第1電極領域52a及び第2電極領域52bを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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