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公開番号2025109412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024003280
出願日2024-01-12
発明の名称ケーブルラック用発熱監視システム、ケーブルラック用発熱監視方法、ケーブルラック用発熱監視プログラム
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人サトー
主分類H04N 7/18 20060101AFI20250717BHJP(電気通信技術)
要約【課題】工事の大規模化を招くことなく構築することができるケーブルラック用発熱監視システム、当該ケーブルラック用発熱監視システムにおいて行うことができるケーブルラック用発熱監視方法、当該ケーブルラック用発熱監視方法をコンピュータに実行させるケーブルラック用発熱監視プログラムを提供する。
【解決手段】本実施形態に係るケーブルラック用発熱監視システムは、多数のケーブルが敷設されているケーブルラックに取り付けられ、前記ケーブルラックの下方に配置されるレール部と、前記レール部を走行可能である走行部と、前記走行部に設けられ、前記ケーブルラックを撮影可能である撮影部と、前記撮影部が撮影する前記ケーブルラックの画像に基づいて、前記ケーブルラックにおける発熱状況を監視する監視部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
多数のケーブルが敷設されているケーブルラックに取り付けられ、前記ケーブルラックの下方に配置されるレール部と、
前記レール部を走行可能である走行部と、
前記走行部に設けられ、前記ケーブルラックを撮影可能である撮影部と、
前記撮影部が撮影する前記ケーブルラックの画像に基づいて、前記ケーブルラックにおける発熱状況を監視する監視部と、
を備えるケーブルラック用発熱監視システム。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記監視部は、前記ケーブルラックにおいて発熱が発生していない状態を示す基準画像と、前記撮影部が撮影した前記ケーブルラックの画像と、を比較することにより、前記ケーブルラックにおける発熱状況を監視する請求項1に記載のケーブルラック用発熱監視システム。
【請求項3】
前記撮影部は、所定期間ごとに前記ケーブルラックを撮影し、
前記監視部は、前記ケーブルラックにおいて発熱が発生していると判定した場合には、前記撮影部が撮影した前記ケーブルラックの複数の画像を比較することにより、前記ケーブルラックにおける発熱の進行状況を監視する請求項1に記載のケーブルラック用発熱監視システム。
【請求項4】
前記監視部は、小動物に関する情報を含む小動物データと、前記撮影部が撮影した前記ケーブルラックの画像と、を比較することにより、発熱源が小動物であるか否かを判定可能である請求項1に記載のケーブルラック用発熱監視システム。
【請求項5】
前記レール部には複数の撮影ポイントが設けられており、
前記走行部が前記撮影ポイントに到達すると、前記撮影部により前記ケーブルラックを撮影する請求項1に記載のケーブルラック用発熱監視システム。
【請求項6】
多数のケーブルが敷設されているケーブルラックに取り付けられ、前記ケーブルラックの下方に配置されるレール部と、前記レール部を走行可能である走行部と、前記走行部に設けられ、前記ケーブルラックを撮影可能である撮影部と、を備えるケーブルラック用発熱監視システムにおいて、
前記撮影部が撮影する前記ケーブルラックの画像に基づいて、前記ケーブルラックにおける発熱状況を監視する監視処理を行うケーブルラック用発熱監視方法。
【請求項7】
請求項6に記載のケーブルラック用発熱監視方法をコンピュータに実行させるケーブルラック用発熱監視プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、多数のケーブルが敷設されているケーブルラックにおける発熱を監視するケーブルラック用発熱監視システム、ケーブルラック用発熱監視方法、ケーブルラック用発熱監視プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示されているシステムは、コンピュータ室の床の下部に形成されている二重床に多数のタイルを敷設した構成となっている。これらのタイルには、温度の変化に応じて電気的抵抗値が変化する導電性塗料が塗布されている。また、これらのタイルのうち対向する隅部には、それぞれ電極が設けられている。このように構成されている特許文献1のシステムによれば、多数のタイルにおける電極間の抵抗値を監視装置によって検知することにより、異常な発熱が発生した位置を特定してディスプレイに表示することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-261177号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のシステムを構築するためには、多数のタイルに導電性塗料を塗布したり電極を設けたりしなければならず、さらに、多数のタイルを敷設する作業やケーブルを一時的に取り外す作業なども行わなければならず、工事が大規模となってしまう。
【0005】
そこで、本実施形態は、工事の大規模化を招くことなく構築することができるケーブルラック用発熱監視システム、当該ケーブルラック用発熱監視システムにおいて行うことができるケーブルラック用発熱監視方法、当該ケーブルラック用発熱監視方法をコンピュータに実行させるケーブルラック用発熱監視プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係るケーブルラック用発熱監視システムは、多数のケーブルが敷設されているケーブルラックに取り付けられ、前記ケーブルラックの下方に配置されるレール部と、前記レール部を走行可能である走行部と、前記走行部に設けられ、前記ケーブルラックを撮影可能である撮影部と、前記撮影部が撮影する前記ケーブルラックの画像に基づいて、前記ケーブルラックにおける発熱状況を監視する監視部と、を備える。
【0007】
本実施形態に係るケーブルラック用発熱監視方法は、多数のケーブルが敷設されているケーブルラックに取り付けられ、前記ケーブルラックの下方に配置されるレール部と、前記レール部を走行可能である走行部と、前記走行部に設けられ、前記ケーブルラックを撮影可能である撮影部と、を備えるケーブルラック用発熱監視システムにおいて、前記撮影部が撮影する前記ケーブルラックの画像に基づいて、前記ケーブルラックにおける発熱状況を監視する監視処理を行う。
【0008】
本実施形態に係るケーブルラック用発熱監視プログラムは、本実施形態に係るケーブルラック用発熱監視方法をコンピュータに実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るケーブルラック用発熱監視システムの構成例を概略的に示すブロック図
本実施形態に係るケーブルラックおよび自走式監視ロボットの構成例を概略的に示す側面図
本実施形態に係るケーブルラックおよび自走式監視ロボットの構成例を概略的に示す斜視図
本実施形態に係る自走式監視ロボットによる制御フローの一例を概略的に示すフローチャート
本実施形態に係る中央監視装置による制御フローの一例を概略的に示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、「ケーブルラック用発熱監視システム」,「ケーブルラック用発熱監視方法」,「ケーブルラック用発熱監視プログラム」に係る一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に例示するケーブルラック用発熱監視システム1は、自走式監視ロボット10および中央監視装置20を備えている。以下、ケーブルラック用発熱監視システム1を単に「監視システム1」と称する場合があり、自走式監視ロボット10を単に「監視ロボット10」と称する場合があり、中央監視装置20を単に「監視装置20」と称する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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