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公開番号
2025105649
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025067714,2020110216
出願日
2025-04-16,2020-06-26
発明の名称
振動アクチュエータ
出願人
株式会社ニコン
代理人
藤央弁理士法人
主分類
H02N
2/16 20060101AFI20250703BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】振動アクチュエータの樹脂膜の耐久性の向上を図ること。
【解決手段】振動アクチュエータは、振動を発生する振動子と、前記振動子と接触し、前記振動によって前記振動子に対して相対的に移動する移動体と、を備え、前記振動子の前記移動体に接触する第1面、および、前記移動体の前記振動子に接触する第2面、の一方は、炭化物を含む樹脂で形成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
振動を発生する振動子と、
前記振動子と接触し、前記振動によって前記振動子に対して相対的に移動する移動体と、
を備え、
前記振動子の前記移動体に接触する第1面、および、前記移動体の前記振動子に接触する第2面、の一方は、炭化物を含む樹脂で形成される
振動アクチュエータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、振動アクチュエータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の振動アクチュエータでは、振動子と移動体との接触面による摩擦が振動アクチュエータの駆動の安定性や効率、寿命等に与える影響が大きい(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-117183号公報
【発明の概要】
【0004】
本願において開示される技術の第一の側面となる振動アクチュエータは、振動を発生する振動子と、前記振動子と接触し、前記振動によって前記振動子に対して相対的に移動する移動体と、を備え、前記振動子の前記移動体に接触する第1面、および、前記移動体の前記振動子に接触する第2面、の一方は、炭化物を含む樹脂で形成される。
【0005】
本願において開示される技術の第二の側面となるレンズ鏡筒は、本願において開示される技術の第一の側面となる振動アクチュエータを備える。
【0006】
本願において開示される技術の第三の側面となる電子機器は、本願において開示される技術の第一の側面となる振動アクチュエータを備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第一実施形態のカメラを示す説明図である。
図2は、第一実施形態の超音波モータを示す外観図である。
図3は、第一実施形態の超音波モータの弾性体と移動体との接触部分の拡大断面図である。
図4は、PEEK、PTFEおよびSiCの配合比の測定結果を示す表である。
図5は、PTFEおよびSiCの配合比が異なる超音波モータのf-N特性を示すグラフである。
図6は、PTFEおよびSiCの配合比が異なる超音波モータの摩耗量を示すグラフである。
図7は、PTFEおよびSiCの配合比が異なる超音波モータの保持トルクを示すグラフである。
図8は、複合樹脂膜の降伏応力と耐摩耗性との測定結果を示す表である。
図9は、複合樹脂膜の粒子間距離の平均値の比と摩耗量の比との測定結果を示す表である。
図10は、第二実施形態に係る超音波モータを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本実施形態にかかる振動アクチュエータは、電気機械変換素子と弾性体とが接合された振動子を有し、電気機械変換素子の伸縮を利用して弾性体に進行性振動波(以下、進行波という)を発生させる。この進行波によって、振動アクチュエータは、振動子に加圧接触した移動体を数[μm]程度の楕円運動にて摩擦駆動する。以下、振動アクチュエータについて添付図面を参照しながら説明する。
【0009】
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態に係るカメラの構成を示す説明図である。第一実施形態では、振動アクチュエータとして、超音波の振動域を利用する超音波モータを一例に挙げて説明する。また、第一実施形態では、電子機器として、カメラを一例に挙げて説明する。
【0010】
カメラ1は、撮像素子6を有するカメラボディ2と、レンズ鏡筒3と、を備える。レンズ鏡筒3は、カメラボディ2に着脱可能な交換レンズである。なお、第一実施形態のカメラ1は、レンズ鏡筒3が交換レンズである例を示すが、これに限らず、たとえば、カメラボディ2と一体型のレンズ鏡筒3であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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