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公開番号
2025104569
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222464
出願日
2023-12-28
発明の名称
予測方法、コンピュータプログラム、予測装置及び多孔質材の製造方法
出願人
住友化学株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G16C
60/00 20190101AFI20250703BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】多孔質材の吸着特性を予測する予測方法、コンピュータプログラム、予測装置及び多孔質材の製造方法を提供する。
【解決手段】予測方法は、多孔質材の初期構造を取得S11し、力場としてのニューラルネットワークポテンシャルに基づいて、モンテカルロ法を用いたシミュレーションS14により初期構造の多孔質材へ被吸着体を吸着させた場合の被吸着体の配置を求め、求めた配置に応じた構造の多孔質材の吸着特性の予測値を取得する処理を、コンピュータが実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
多孔質材の初期構造を取得し、
力場としてのニューラルネットワークポテンシャルに基づいて、モンテカルロ法を用いたシミュレーションにより前記初期構造の多孔質材へ被吸着体を吸着させた場合の被吸着体の配置を求め、
求めた配置に応じた構造の多孔質材の吸着特性の予測値を取得する
処理をコンピュータが実行する予測方法。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記モンテカルロ法を用いたシミュレーションにより被吸着体の配置を求めた後、さらに分子動力学法を用いたシミュレーションにより被吸着体の配置を求める
請求項1に記載の予測方法。
【請求項3】
前記モンテカルロ法を用いたシミュレーション及び前記分子動力学法を用いたシミュレーションを繰り返し実行する
請求項2に記載の予測方法。
【請求項4】
前記分子動力学法を用いたシミュレーション後の被吸着体の位置又は運動量に基づいて前記モンテカルロ法を用いたシミュレーションを再度実行する
請求項2に記載の予測方法。
【請求項5】
前記モンテカルロ法がギブスアンサンブルモンテカルロ法又はグランドカノニカルモンテカルロ法である
請求項1又は請求項2に記載の予測方法。
【請求項6】
前記モンテカルロ法を用いたシミュレーションにおいて、前記初期構造の多孔質材の体積を変化させる
請求項1又は請求項2に記載の予測方法。
【請求項7】
前記モンテカルロ法を用いたシミュレーションにおいて、多孔質材のシミュレーションセルの体積と被吸着体のシミュレーションセルの体積との合計が一定となるように各シミュレーションセルの体積を変化させることにより、前記初期構造の多孔質材の体積を変化させる
請求項1又は請求項2に記載の予測方法。
【請求項8】
前記モンテカルロ法における被吸着体の並進及び回転の試行が採択される確率をゼロと設定する
請求項1又は請求項2に記載の予測方法。
【請求項9】
前記吸着特性は最大吸着量又は吸着等温線を含む
請求項1又は請求項2に記載の予測方法。
【請求項10】
多孔質材の初期構造を取得し、
力場としてのニューラルネットワークポテンシャルに基づいて、モンテカルロ法を用いたシミュレーションにより前記初期構造の多孔質材へ被吸着体を吸着させた場合の被吸着体の配置を求め、
求めた配置に応じた構造の多孔質材の吸着特性の予測値を取得する
処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、予測方法、コンピュータプログラム、予測装置及び多孔質材の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、計算機を用いたシミュレーションにより材料の物性を予測することが行われている。例えば特許文献1には、分子動力学法に基づくシミュレーションにより、金属材料の界面エネルギーなどを簡単に予測する物性予測方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-62524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術は、多孔質材の吸着特性を予測するものではない。
【0005】
本開示の目的は、多孔質材の吸着特性を予測することができる予測方法等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る予測方法は、多孔質材の初期構造を取得し、力場としてのニューラルネットワークポテンシャルに基づいて、モンテカルロ法を用いたシミュレーションにより前記初期構造の多孔質材へ被吸着体を吸着させた場合の被吸着体の配置を求め、求めた配置に応じた構造の多孔質材の吸着特性の予測値を取得する処理をコンピュータが実行する。
【0007】
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、多孔質材の初期構造を取得し、力場としてのニューラルネットワークポテンシャルに基づいて、モンテカルロ法を用いたシミュレーションにより前記初期構造の多孔質材へ被吸着体を吸着させた場合の被吸着体の配置を求め、求めた配置に応じた構造の多孔質材の吸着特性の予測値を取得する処理をコンピュータに実行させる。
【0008】
本開示の一態様に係る予測装置は、多孔質材の初期構造を取得し、力場としてのニューラルネットワークポテンシャルに基づいて、モンテカルロ法を用いたシミュレーションにより前記初期構造の多孔質材へ被吸着体を吸着させた場合の被吸着体の配置を求め、求めた配置に応じた構造の多孔質材の吸着特性の予測値を取得する処理を実行する制御部を備える。
【0009】
本開示の一態様に係る多孔質材の製造方法は、複数の多孔質材の初期構造を取得する工程と、各多孔質材について、力場としてのニューラルネットワークポテンシャルに基づいて、モンテカルロ法を用いたシミュレーションにより前記初期構造の多孔質材へ被吸着体を吸着させた場合の被吸着体の配置を求める工程と、求めた配置に応じた構造の多孔質材の吸着特性の予測値を取得する工程と、取得した前記吸着特性の予測値が所定条件を満たす多孔質材を選別する工程と、選別した多孔質材を得る工程と、を含む。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、多孔質材の吸着特性を予測することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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