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公開番号
2025104306
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2024226142
出願日
2024-12-23
発明の名称
光学積層体およびこれを含む画像表示装置
出願人
東友ファインケム株式会社
,
DONGWOO FINE-CHEM CO., LTD.
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G02B
1/14 20150101AFI20250702BHJP(光学)
要約
【課題】一定以上の厚さでも硬化収縮によるカールやクラックが少なく発生する光学積層体およびこれを含む画像表示装置を提供する。
【解決手段】ガラス110と、前記ガラス上に形成される第1ハードコート層120aと、前記第1ハードコート層120a上に形成される第2ハードコート層120bとを含み、前記第1ハードコート層120aは、エポキシアクリル樹脂およびエポキシシランカップリング剤を含む第1ハードコート組成物で形成され、前記第2ハードコート層120bは、透光性樹脂を含む第2ハードコート組成物で形成されるものである、光学積層体100およびこれを含む画像表示装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ガラスと、
前記ガラス上に形成される第1ハードコート層と、
前記第1ハードコート層上に形成される第2ハードコート層とを含み、
前記第1ハードコート層は、エポキシアクリル樹脂およびエポキシシランカップリング剤を含む第1ハードコート組成物で形成され、
前記第2ハードコート層は、透光性樹脂を含む第2ハードコート組成物で形成されるものである、
光学積層体。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記ガラスの厚さは、10~100μmである、
請求項1に記載の光学積層体。
【請求項3】
前記第1ハードコート層の厚さは、10~30μmである、
請求項1に記載の光学積層体。
【請求項4】
前記第2ハードコート層の厚さは、3~20μmである、
請求項1に記載の光学積層体。
【請求項5】
前記第1ハードコート組成物および第2ハードコート組成物のいずれか1つ以上のハードコート組成物は、添加剤をさらに含む、
請求項1に記載の光学積層体。
【請求項6】
前記添加剤は、シリコーン系レベリング剤、紫外線安定剤および熱安定剤からなる群より選択される1種以上を含む、請求項5に記載の光学積層体。
【請求項7】
前記第1ハードコート組成物および第2ハードコート組成物のいずれか1つ以上のハードコート組成物は、開始剤および溶剤をさらに含む、
請求項1に記載の光学積層体。
【請求項8】
前記第1ハードコート組成物は、組成物の総重量に対して、
20~80重量部のエポキシアクリル樹脂;1~30重量部のエポキシシランカップリング剤;0.1~10重量部の開始剤;および50~98重量部の溶剤を含む、
請求項7に記載の光学積層体。
【請求項9】
前記第2ハードコート組成物は、組成物の総重量に対して、
1~80重量部の透光性樹脂;0.1~10重量部の開始剤;および50~98重量部の溶剤を含む、
請求項7に記載の光学積層体。
【請求項10】
前記エポキシシランカップリング剤は、3-グリシドキシプロピルジメトキシシラン、3-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、8-グリシドキシオクチルトリメトキシシランおよび2-(3,4-エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランから選択される1種以上を含む、
請求項1に記載の光学積層体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学積層体およびこれを含む画像表示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
最近、液晶表示(liquid crystal display:LCD)装置または有機発光表示(organic light emitting display:OLED)装置などのような、画像表示装置の薄型化およびフレキシブル化が続いている。前記画像表示装置は、スマートフォン(smart phone)、タブレット(tablet)PCのみならず、各種ウェアラブル機器(wearable device)に至るまで携帯性を特徴とする各種スマート機器(smart device)に広く適用されている。このようなフレキシブルディスプレイには、高透明性、硬度および反り特性などの物性を有するガラス基材層を必要とする。
【0003】
一方、フレキシブルディスプレイ用カバーウィンドウの場合、頻繁なフォールディング時または限界以上の衝撃が加えられた場合、カバーガラスの割れ問題が頻繁に発生しうる。また、カバーガラスの破壊を防止するために厚い保護コーティングを形成する方法が提示されているが、硬度の高いアクリルオリゴマーを厚くコーティングする場合、硬化収縮によってカールが激しく発生するという短所がある。
【0004】
大韓民国登録特許公報第10-2336592号は、フレキシブルカバーウィンドウコーティング用樹脂組成物および前記フレキシブルカバーウィンドウの一面または両面にフレキシブルカバーウィンドウコーティング用樹脂組成物による樹脂層が形成されていることを特徴とするフレキシブルカバーウィンドウを提供する。
【0005】
しかし、前記フレキシブルカバーウィンドウは、アクリルオリゴマーでの厚膜形成時にカールが発生したり、クラックが発生するという短所がある。
【0006】
したがって、アクリルオリゴマーを用いて厚くコーティングする場合にも、硬化収縮によるカールやクラックが少なく発生する光学積層体に対する開発が必要なのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
大韓民国登録特許公報第10-2336592号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上述した問題を解決するために、一定以上の厚さでも硬化収縮によるカールやクラックが少なく発生する光学積層体を提供することを発明の目的とする。
【0009】
具体的には、本発明は、硬度が高いながらも、密着性、ペン使用性、カール特性、水接触角および耐スクラッチ性に優れた光学積層体およびこれを含む画像表示装置を提供することを一つの目的とする。
【0010】
しかし、本発明が解決しようとする課題は以上に言及した課題に制限されず、言及されていない他の課題は以下の記載から通常の技術者に明確に理解されるであろう。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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