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公開番号2025104303
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2024224858
出願日2024-12-20
発明の名称車両の運転手に警告する警告システム及び車両の運転手に警告する方法
出願人メクラ・ラング・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー,MEKRA Lang GmbH & Co. KG
代理人弁理士法人IPX
主分類G08G 1/0965 20060101AFI20250702BHJP(信号)
要約【課題】緊急車両が自車両の近傍にある場合に、車両の運転手に対する追加の警告、及び、これに対応する警告システム及び警告方法を提供する。
【解決手段】車両の運転手に警告するための警告システム100であって、周囲情報を取り込むセンサ3a、3bと、センサによって取り込まれた情報を処理する処理部4と、車両の運転手に警告信号を出力する出力部5、7、8、9と、を有し、センサ3a、3bは、他の道路利用者に関する情報を検出するように適合されており、処理部4は、他の道路利用者の1以上の特定の特徴の存在に関して情報を分析し、分析が他の道路利用者の特定の特徴の存在を検出した場合に、警告信号を出力するように出力部5に信号を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の運転手に警告するための警告システム(100)であって
周囲情報を取り込むセンサ(3a、3b)と、
前記センサによって取り込まれた情報を処理する処理部(4)と、
前記車両の運転手(1)に警告信号を出力する出力部(5、7、8、9)と、を有し、
前記センサ(3a、3b)は、他の道路利用者に関する情報を取り込むように適合されており、
前記処理部(4)は、前記他の道路利用者の1以上の特定の特徴の存在に関して前記情報を分析し、前記分析が前記他の道路利用者の特定の特徴の存在を検出した場合に、前記警告信号を出力するように前記出力部(5)に信号を出力するように適合されている、警告システム(100)。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の警告システム(100)において、
前記警告システム(100)は、車両の運転手に車両環境情報を表示するためのディスプレイを備える車両のミラー交換システムに結合され、前記車両環境情報は、ミラー交換情報を含み、前記出力部(5)は、前記ディスプレイを備える、警告システム(100)。
【請求項3】
請求項2に記載の警告システム(100)において、
前記警告信号は、前記ディスプレイ上のグラフィック表示を含む、警告システム(100)。
【請求項4】
請求項1に記載の警告システム(100)において、
前記他の道路利用者の1以上の特定の特徴の存在が検出される限り、前記警告信号が出力される、警告システム(100)。
【請求項5】
請求項1に記載の警告システム(100)において、
前記警告信号は、1以上の前記特定の特徴の存在が継続的に検出される期間が経過した後にのみ出力される、警告システム(100)。
【請求項6】
請求項1に記載の警告システム(100)において、
前記警告信号は、音響信号及び/又は視覚信号である、警告システム(100)。
【請求項7】
請求項1に記載の警告システム(100)において、
前記センサは、カメラ及び/又はマイク及び/又は無線受信機を備える、警告システム(100)。
【請求項8】
請求項1に記載の警告システム(100)において、
前記センサは、第1のセンサ(3a)であり、前記警告システムは、前記第1のセンサとは異なるセンサであり、前記処理部に情報を出力する第2のセンサ(3b)を備える、警告システム(100)。
【請求項9】
請求項8に記載の警告システム(100)において、
前記第1のセンサ(3a)及び前記第2のセンサ(3b)は、異なるタイプ及び/又は構造のセンサである、警告システム(100)。
【請求項10】
請求項8又は9に記載の警告システム(100)において、
前記処理部(4)は、前記他の道路利用者の前記特定の特徴の存在に関して、前記第1のセンサ(3a)及び前記第2のセンサ(3b)からの情報を分析し、前記第1のセンサ(3a)からの前記情報の分析、及び/又は、前記第2のセンサ(3b)からの前記情報の分析により他の道路利用者の特定の特徴が存在すると判定した場合に、前記警告信号を出力するための信号を前記出力部(5、7、8、9)に出力するように適合されている、警告システム(100)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の運転手に警告するための警告システム及び車両の運転手に警告する方法に関し、特に、特定の交通状況において特別な権利を有するために優先されるべき他の道路利用者/道路参加者が車両の近傍にいる場合に、車両の運転手に警告するためのものに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両の場合、車両環境は通常、運転手のためにミラーを設けることによって視覚的に監視されるが、ミラーに代わるシステムとして、あるいはミラーの補助として、運転手が通常の運転中に直接視認できない領域の車両環境を見ることができるカメラ監視システムを設けることも増えている。
【0003】
警察車両や救助車両などの緊急車両は、光信号を発する装置(例えば、ドイツでは通常、青色点滅灯)を備えており、緊急車両が使用されているときに点灯して使用されるため、道路交通において優先されなければならない、言い換えると、その車両は、特定の交通状況において特別な権利を有する。その光は、遠くからでも見え、認識できるような頻度とシーケンスの閃光である。さらに、緊急車両は通常、サイレン/ホーン(例えば、ドイツのいわゆるMartinshorn)を装備している。このサイレン/ホーンは、少なくとも特に交通が危機的な状況において、緊急車両の周辺にいる運転手に確実に聞こえ、緊急車両が優先されるように、音信号を発する。視覚的な警告に加え、音響的な警告も発せられる。緊急車両のこのような装置により、緊急車両への優先が確保され、よって通常は交通安全に影響を与えることなく、迅速に任務を遂行することができる。車両の運転手が、少なくとも音、音シーケンス、光、光シーケンスなどを、このような緊急車両としてできるだけ明確に識別できるようにするため、少なくとも他の道路利用者に対しては、対応する光や音の使用が道路交通規則で禁止されていることが多い。例えばドイツでは、道路利用者の青、黄、又は赤の点滅灯の使用は緊急車両に限られている。
【0004】
車両の運転手が特別な権利を持つ他の道路利用者を早期に認識するためには、車両の運転手が、例えば、後方から接近してくる車両を早期に認識できるように、バックミラーや対応するカメラ監視システムを使用するなどして、車両の周囲を常に確実に観察することが不可欠である。そうすることによって初めて、緊急車両を優先するために、救助車線の形成や道路脇での停車など、交通状況に応じた有用で及び/又は必要な措置を運転手が確実に取ることができる。
【0005】
カメラ監視システムでは、モニターを介して車両の運転手に追加情報を提供することが知られている。このような追加情報は、例えば、DE 10 2023 106 451(未公開)に記載されているような車両関連の追加情報であってもよいし、例えば、DE 10 2015 002 923に記載されているような周辺環境に関する追加情報であってもよい。
【0006】
道路利用者とは、道路交通に参加するすべての車両と人を指す。例えば、緊急車両、バン、自動車、トラック、自転車、スクーター、歩行者などは道路利用者である。運転手とは、車両を運転する自然人を指す。したがって、運転手は道路利用者そのものとして理解されるのではなく、(運転手である彼を乗せた)彼の車両が道路利用者なのである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
緊急車両が自車両の近くにいることを示す情報を、車両の運転手が適切なタイミングで取得するのは難しいことが多い。特に、運転手が現在の交通状況に非常に集中している場合などはなおさらだ。
【0008】
したがって、緊急車両が自車両の近傍にある場合に、車両の運転手に対する追加の警告、及び、これに対応する警告システム及び警告方法の提供が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
課題は、請求項1の特徴を備えた警告システム及び請求項15の特徴を備えた方法によって解決される。好ましい実施形態を従属請求項に示す。
【0010】
本発明は、環境/周囲情報を取り込み、場合によってはそれを他の道路利用者や障害物などの特定のカテゴリーに分類するだけでなく、取り込んだ周囲情報を道路利用者の特定のカテゴリーに関するさらなる基準に従って分析し、分析結果に応じて対策を講じたり開始したりするという考えに基づいている。本発明に係るシステム自体は、必ずしも道路利用者を特定のグループやカテゴリーに割り当てる必要はなく、例えば画像認識や人工知能のような手段が可能である。特定の道路利用者が関与しており、これらの特別な特徴を持つ特定の状況が存在するという明確な結論、又は実質的に明確な結論を導き出せるような一定の基準をあらかじめ定義しておくことができれば、これらの特別な特徴を具体的に検出することによって、暗示的に分類を行うことができ、これにより、道路利用者の特定のグループに関係するという結論と、道路利用者が特定の特徴を有するという結論との双方を導き出すことができる。このような曖昧さのない基準の例としては、青色筐体に収容され明確なIR成分を有するハロゲンライトから発せられる信号の存在を挙げることができる。別の例としては、青色LED光やキセノン光源(「キセノンフラッシャー」)が挙げられ、これらは非常に短い光パルスを発する。これらの例では、活動中の緊急車両であり、信号灯が点灯していると結論づけることができる。特に、このような分析は、以下のようにして行われることができる。すなわち、特定の特徴を持つ道路利用者、例えば信号灯が点灯している緊急車両を明確に示す特徴又は特徴の組み合わせに関して分析が行われるようにすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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