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公開番号
2025103340
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220678
出願日
2023-12-27
発明の名称
収穫物の搬送システムおよびコンテナ装置
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類
A01D
46/28 20060101AFI20250702BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】適切に収穫物を搬送することができる技術を提供する。
【解決手段】本開示である収穫物の搬送システムは、作物Cを栽培する圃場Fの上方に設けられた複数のレール8を含むレール網と、複数のレール8に吊り下げられ、作物Cを収穫することで得た収穫物が積載される収穫位置から、レール網の縁部に位置する所定の停止位置へ、複数のレール8に沿って移動可能なコンテナ装置50と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
作物を栽培する圃場の上方に設けられた複数のレールを含むレール網と、
前記複数のレールに吊り下げられ、前記作物を収穫することで得た収穫物が積載される収穫位置から、前記レール網の縁部に位置する所定の停止位置へ、前記複数のレールに沿って移動可能なコンテナ装置と、を備える
収穫物の搬送システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記コンテナ装置は、
積載される前記収穫物の積載量を測定する測定部と、
前記積載量が所定の条件を満たすと、前記停止位置へ向けて前記収穫物を移動させる移動機構と、を備える
請求項1に記載の収穫物の搬送システム。
【請求項3】
前記所定の停止位置の下方に配置された、前記収穫物を貯蔵するタンクをさらに備え、
前記コンテナ装置は、
前記収穫物が積載されるコンテナと、
前記コンテナの底部を開閉することで前記収穫物を下方向へ落下させる移送機構と、を備え、
前記タンクは、前記コンテナから落下する前記収穫物を受け取る受取口を備える
請求項1に記載の収穫物の搬送システム。
【請求項4】
前記所定の停止位置の下方に設けられた停車位置に停車可能な1または複数の収穫物運搬車両をさらに備え、
前記1または複数の収穫物運搬車両は、前記コンテナ装置が有する前記収穫物積載用のコンテナが搭載される天板を備える
請求項1に記載の収穫物の搬送システム。
【請求項5】
前記コンテナ装置は、
前記コンテナを前記レールに沿って移動させる移動機構と、
前記コンテナと前記移動機構とを解除可能に連結する連結部と、を備え、
前記コンテナが前記所定の停止位置に位置しかつ前記1または複数の収穫物運搬車両が前記停車位置に位置する場合、前記連結部による連結が解除される
請求項4に記載の収穫物の搬送システム。
【請求項6】
前記コンテナ装置は、前記連結部と前記移動機構との間に設けられる伸縮可能な連結シャフトを備える
請求項5に記載の収穫物の搬送システム。
【請求項7】
前記1または複数の収穫物運搬台車は、前記天板を昇降させる昇降機構をさらに備える
請求項5に記載の収穫物の搬送システム。
【請求項8】
前記複数の収穫物運搬車両は、前記コンテナが搭載されていない第1収穫物運搬車両と、空の前記コンテナが搭載された第2収穫物運搬車両と、を含み、
前記第1収穫物運搬車両は、前記停車位置に停車したときに前記コンテナ装置から連結が解除された前記コンテナを受け取って移動し、
前記第2収穫物運搬車両は、第1収穫物運搬車両が移動した後の前記停車位置に停車し、
前記空のコンテナは、前記第2収穫物運搬車両が前記停車位置に停車すると、前記連結部によって前記移動機構に連結される
請求項5に記載の収穫物の搬送システム。
【請求項9】
前記所定の停止位置の下方に設けられた停車位置に停車可能な収穫物運搬車両をさらに備え、
前記コンテナ装置は、前記コンテナ装置が有する前記収穫物積載用のコンテナの底部を開閉することで前記収穫物を下方向へ落下させる移送機構を備え、
前記収穫物運搬車両は、前記コンテナから落下する前記収穫物を受け取る受取口を有する運搬用コンテナを備える
請求項1に記載の収穫物の搬送システム。
【請求項10】
前記複数のレールに沿って移動する農作業装置をさらに備え、
前記移動機構は、前記収穫物量が所定の条件を満たすまで、前記農作業装置を追従する
請求項2に記載の収穫物の搬送システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、収穫物の搬送システムおよびコンテナ装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、圃場に設定した走行経路に従ってトラクタ等の作業車両を自動走行させ、資材を搬送する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-103092号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術では、大型の作業車両が走行可能なスペースを圃場内に確保する必要がある。
ここで、圃場で栽培される作物によっては作業車両が走行可能なスペースを確保できない等、作業車両を走行させることが困難な場合がある。
このような場合、作物の収穫時においても作業車両を利用することができず、収穫物の搬送に支障を来すおそれがある。
このため、作業車両が走行可能なスペースができない場合においても、適切に収穫物を搬送できる技術が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示である収穫物の搬送システムは、作物を栽培する圃場の上方に設けられた複数のレールを含むレール網と、前記複数のレールに吊り下げられ、前記作物を収穫することで得た収穫物が積載される収穫位置から、前記レール網の縁部に位置する所定の停止位置へ、前記複数のレールに沿って移動可能なコンテナ装置と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、適切に収穫物を搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係る農作業システムの全体構成の一例を示す図である。
図2は、レールユニットを示す図である。
図3は、作業ユニット、コンテナ装置、および、太陽光発電機構を含む架台の一部を示す図である。
図4は、移動機構を示す図である。
図5は、第1レールと、第2レールと、の連結部分を通過する際の移動機構の動きを説明するための図である。
図6は、コンテナ装置の要部を示す図である。
図7は、制御装置およびコンテナ装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図8は、制御装置が実行するコンテナ装置の移動制御に関するモードの一例を示す図である。
図9は、実施形態の変形例に係るコンテナ装置の要部を示す図である。
図10は、他の実施形態に係るコンテナ装置の要部を示す図である。
図11は、複数台の運搬車両によってコンテナの運搬および交換を行う際の態様を示す図である。
図12は、他の実施形態の変形例に係るコンテナ装置の要部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
最初に実施形態の内容を列記して説明する。
[実施形態の概要]
【0009】
(1)本開示である収穫物の搬送システムは、作物を栽培する圃場の上方に設けられた複数のレールを含むレール網と、前記複数のレールに吊り下げられ、前記作物を収穫することで得た収穫物が積載される収穫位置から、前記レール網の縁部に位置する所定の停止位置へ、前記複数のレールに沿って移動可能なコンテナ装置と、を備える。
【0010】
上記構成によれば、レールに吊り下げられたコンテナ装置が、レール網の縁部の停止位置までレールに沿って移動可能であるので、圃場に車両を走行させるスペースを確保することなく、収穫物を圃場の外縁まで搬送することができる。
この結果、適切に収穫物を搬送することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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