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公開番号
2025103176
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220351
出願日
2023-12-27
発明の名称
電力取引支援装置、電力取引支援システム、電力取引支援方法、及びプログラム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/06 20240101AFI20250702BHJP(計算;計数)
要約
【課題】電力取引において、精度よく収益の最大化とリスク低減との両方を実現する。
【解決手段】電力取引支援装置は、蓄電装置が充放電した電力を取引する電力市場における電力市場価格の予測値の確率分布である予測価格分布を生成する予測処理部と、前記予測処理部が生成した前記予測価格分布と、管理対象の前記蓄電装置に関する装置情報とに基づいて、電力の入札計画及び前記蓄電装置の充放電計画を立案する立案処理部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄電装置が充放電した電力を取引する電力市場における電力市場価格の予測値の確率分布である予測価格分布を生成する予測処理部と、
前記予測処理部が生成した前記予測価格分布と、管理対象の前記蓄電装置に関する装置情報とに基づいて、電力の入札計画及び前記蓄電装置の充放電計画を立案する立案処理部と
を備える電力取引支援装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記立案処理部は、少なくとも電力の調達価格、電力の売却価格、取引リスク、及び期待収益のいずれかを優先させる計画方針であって、指定された計画方針に基づいて、前記入札計画及び前記充放電計画を立案する
請求項1に記載の電力取引支援装置。
【請求項3】
前記蓄電装置を識別する蓄電装置識別情報と、少なくとも最大充電容量、最大出力量、及び現在の充電容量を含む前記装置情報とを対応付けて記憶する装置情報記憶部を備え、
前記立案処理部は、前記装置情報記憶部が記憶する前記装置情報と、前記予測価格分布とに基づいて、前記入札計画及び前記充放電計画を立案する
請求項1に記載の電力取引支援装置。
【請求項4】
前記立案処理部は、一定期間における予め設定された充放電のサイクル制限回数と、前記装置情報とに基づいて、前記蓄電装置の劣化を抑制するように、前記充放電計画を立案する
請求項3に記載の電力取引支援装置。
【請求項5】
前記電力市場には、卸電力市場、需給調整市場、及び容量市場が含まれ、
前記予測処理部は、前記卸電力市場、前記需給調整市場、及び前記容量市場のそれぞれに対応した前記予測価格分布を生成し、
前記立案処理部は、前記卸電力市場、前記需給調整市場、及び前記容量市場のそれぞれに対応した前記予測価格分布に基づいて、前記入札計画及び前記充放電計画を立案する
請求項1に記載の電力取引支援装置。
【請求項6】
前記予測処理部は、気象情報と、過去の電力市場価格の実績値とに基づいて、前記電力市場価格の予測値を予測する
請求項1に記載の電力取引支援装置。
【請求項7】
前記予測処理部は、前記電力市場価格の予測値による平均予測値及び標準偏差値に基づいて、正規分布として、前記予測価格分布を生成し、
前記立案処理部は、前記正規分布において、予め設定された予測範囲に基づいて、前記入札計画及び前記充放電計画を立案する
請求項1に記載の電力取引支援装置。
【請求項8】
前記立案処理部が立案した前記充放電計画に基づいて、前記蓄電装置の充放電を制御し、当該充放電の制御による電力の調達及び売却の実績値を、実績値記憶部に記憶させる監視制御部を備える
請求項1に記載の電力取引支援装置。
【請求項9】
前記監視制御部は、前記実績値記憶部が記憶する前記実績値と、前記入札計画における予測値との差が低減されるように、前記充放電の制御を補正する
請求項8に記載の電力取引支援装置。
【請求項10】
前記監視制御部は、前記実績値記憶部が記憶する前記実績値と、前記入札計画における予測値との差が閾値以上になった場合に、異常が発生したことを示す警報を出力する
請求項8に記載の電力取引支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電力取引支援装置、電力取引支援システム、電力取引支援方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、蓄電装置が充放電した電力を取引する電力市場において、電力の取引による収益の最大化を試みるが技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-130284号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述したような従来の技術では、市場価格の変動幅が考慮されていないため、収益の最大化を行うには不十分であり、収益の最大化とリスク低減との両方を実現する技術が望まれている。
【0005】
本開示は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、電力取引において、精度よく収益の最大化とリスク低減との両方を実現することができる電力取引支援装置、電力取引支援システム、電力取引支援方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記問題を解決するために、本開示の一態様は、蓄電装置が充放電した電力を取引する電力市場における電力市場価格の予測値の確率分布である予測価格分布を生成する予測処理部と、前記予測処理部が生成した前記予測価格分布と、管理対象の前記蓄電装置に関する装置情報とに基づいて、電力の入札計画及び前記蓄電装置の充放電計画を立案する立案処理部とを備える電力取引支援装置である。
【0007】
また、本開示の一態様は、上記に記載の電力取引支援装置と、前記蓄電装置とを備える電力取引支援システムである。
【0008】
また、本開示の一態様は、予測処理部が、蓄電装置が充放電した電力を取引する電力市場における電力市場価格の予測値の確率分布である予測価格分布を生成し、立案処理部が、前記予測処理部が生成した前記予測価格分布と、管理対象の前記蓄電装置に関する装置情報とに基づいて、電力の入札計画及び前記蓄電装置の充放電計画を立案する電力取引支援方法である。
【0009】
また、本開示の一態様は、コンピュータに、蓄電装置が充放電した電力を取引する電力市場における電力市場価格の予測値の確率分布である予測価格分布を生成する予測処理ステップと、前記予測処理ステップによって生成された前記予測価格分布と、管理対象の前記蓄電装置に関する装置情報とに基づいて、電力の入札計画及び前記蓄電装置の充放電計画を立案する立案処理ステップとを実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、電力取引において、精度よく収益の最大化とリスク低減との両方を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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