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公開番号2025103172
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220343
出願日2023-12-27
発明の名称撮影装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人大島特許事務所
主分類G03B 17/56 20210101AFI20250702BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】撮影範囲が広範囲に及ぶ場合や、高所撮影が必要な場合などにおいても、ユーザに大きな負担を強いることなくユーザが容易に撮影を継続できるようにする。
【解決手段】計測対象場所を撮影するカメラを含むセンサ部11と、ユーザの撮影作業を支援する画面を表示する共にユーザによる画面操作を検出するタッチパネルディスプレイ36を含む表示入力パネル部12と、センサ部および表示入力パネル部を支持する棒状の支持体13と、を備え、支持体は、ユーザが片手で把持するグリップ部35を有し、センサ部は、支持体におけるグリップ部とは相反する側の端部に固定され、表示入力パネル部は、支持体におけるグリップ部とセンサ部の間の位置に固定された。特に、支持体は、グリップ部に対するセンサ部の位置を変化させる伸縮ロッド部32を有する。また、表示入力パネル部は、パンおよびチルトの方向で向きを調整可能に支持体に固定される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
計測対象場所の3次元空間情報を生成する3次元計測処理を行うために、計測対象場所を撮影する撮影装置であって、
計測対象場所を撮影するカメラを含むセンサ部と、
ユーザの撮影作業を支援する画面を表示する共にユーザによる画面操作を検出するタッチパネルディスプレイを含む表示入力パネル部と、
前記センサ部および前記表示入力パネル部を支持する棒状の支持体と、を備え、
前記支持体は、ユーザが片手で把持するグリップ部を有し、
前記センサ部は、前記支持体における前記グリップ部と相反する側の端部に固定され、
前記表示入力パネル部は、前記支持体における前記グリップ部と前記センサ部の間の位置に固定されたことを特徴とする撮影装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記支持体は、前記グリップ部に対する前記センサ部の位置を変化させる伸縮ロッド部を有することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
【請求項3】
更に、前記センサ部と前記表示入力パネル部とを接続するケーブルを備えることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
【請求項4】
前記表示入力パネル部は、パンおよびチルトの少なくともいずれかの方向で向きを調整可能に前記支持体に固定されることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
【請求項5】
前記表示入力パネル部は、前記センサ部と前記表示入力パネル部とを接続する第1のケーブルが着脱可能に結合される第1の接続端子と、自装置を制御する制御装置と前記表示入力パネル部とを接続する第2のケーブルが着脱可能に結合される第2の接続端子と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
【請求項6】
更に、ユーザの撮影作業を支援する画面を前記タッチパネルディスプレイに表示させるための表示情報を生成する情報処理装置と無線通信を行う無線通信部を備え、
前記無線通信部は、前記カメラによる撮影画像を含む撮影情報を送信すると共に、前記表示情報を前記情報処理装置から受信することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
【請求項7】
前記カメラは、カラー撮影を行い、
前記センサ部は、前記カメラのレンズを覆う位置と、前記カメラのレンズを覆わない位置との間で移動可能に設けられた減光フィルタを有することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、計測対象場所の3次元空間情報を生成する3次元計測処理を行うために、計測対象場所を撮影する撮影装置に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
計測対象物を撮影した撮影画像に基づいて、3次元空間上に計測対象物を表す点群を生成する3次元計測の技術が知られている。この3次元計測では、近年、SLAM(Simultaneous Localization And Mapping)法が注目されている。SLAM法では、移動体(例えば作業者)に撮影装置を保持させて計測対象物を種々の方向から撮影した撮影画像に基づいて、自機の位置情報を取得する自己位置推定と、3次元空間上に計測対象物を表す点群を生成するマッピングとが行われる。
【0003】
このようなSLAM法に関連する技術として、従来、ユーザが保持した撮影装置(センサ)の移動方向や移動速度を表す矢印の画像や、計測済み領域の方向と未計測領域の方向とを識別する画像により、撮影が不十分なエリアをユーザに提示する技術が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6489566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の技術によれば、計測対象場所を撮影する撮影装置として、距離センサ及び可視カメラが搭載されたタブレットPC(計測装置本体)が用いられ、ユーザが撮影装置を両手で保持して計測対象場所内を歩くことで計測対象場所の撮影が行われる。
【0006】
このような撮影装置でも、撮影範囲が狭く、比較的短時間で撮影を終えることができる場合には支障は少ない。しかしながら、撮影範囲が広範囲に及ぶ場合があり、このような場合には、ユーザの負担が大きいため、ユーザの負担を軽減できる構成が望まれる。また、人物の視点より高い位置から撮影する高所撮影が必要な場合があり、このような場合には、高所撮影をユーザが容易に行える構成が望まれる。
【0007】
そこで、本発明は、撮影範囲が広範囲に及ぶ場合や、高所撮影が必要な場合などにおいても、ユーザに大きな負担を強いることなくユーザが容易に撮影を継続することができる撮影装置を提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の撮影装置は、計測対象場所の3次元空間情報を生成する3次元計測処理を行うために、計測対象場所を撮影する撮影装置であって、計測対象場所を撮影するカメラを含むセンサ部と、ユーザの撮影作業を支援する画面を表示する共にユーザによる画面操作を検出するタッチパネルディスプレイを含む表示入力パネル部と、前記センサ部および前記表示入力パネル部を支持する棒状の支持体と、を備え、前記支持体は、ユーザが片手で把持するグリップ部を有し、前記センサ部は、前記支持体における前記グリップ部と相反する側の端部に固定され、前記表示入力パネル部は、前記支持体における前記グリップ部と前記センサ部の間の位置に固定された構成とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、一方の手でグリップ部を把持することで、片手で撮影装置を安定して保持することができる。また、センサ部と表示入力パネル部とが別々に配置されるため、ユーザが見やすいように表示入力パネル部を手元に配置したまま、センサ部を手元から離れた位置に配置することができる。これにより、撮影範囲が広範囲に及ぶ場合や、高所撮影が必要な場合などにおいても、ユーザに大きな負担を強いることなくユーザが容易に撮影を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る撮影システムを用いてユーザが行う撮影作業の状況を示す説明図
標準撮影状態と高所撮影状態とを示す説明図
撮影装置の支持体を示す斜視図
撮影装置の支持体の伸縮状況を示す側面図
撮影装置のセンサ部を示す斜視図
撮影装置および制御装置の概略構成を示すブロック図
制御装置のプロセッサで行われる処理の概要を示すブロック図
制御装置のディスプレイに表示される撮影データ一覧画面を示す説明図
制御装置のディスプレイに表示される撮影データ詳細画面を示す説明図
撮影データ詳細画面上にポップアップ表示される画面を示す説明図
撮影データ詳細画面の要部の遷移状況を示す説明図
制御装置のディスプレイに表示される設定画面を示す説明図
制御装置のディスプレイに表示される休止画面を示す説明図
制御装置のディスプレイに表示される接続不良通知画面を示す説明図
撮影装置のタッチパネルディスプレイに表示される休止画面を示す説明図
撮影装置のタッチパネルディスプレイに表示される撮影待機画面を示す説明図
撮影装置のタッチパネルディスプレイに表示される撮影中画面を示す説明図
撮影中画面における撮影可能時間案内部の遷移状況を示す説明図
メッセージウィンドウが表示された状態の撮影中画面を示す説明図
メッセージウィンドウに表示されるメッセージの内容および表示タイミングを示す説明図
撮影装置のタッチパネルディスプレイに表示される撮影終了確認画面を示す説明図
撮影装置のタッチパネルディスプレイに表示される自己位置ロスト通知画面を示す説明図
撮影装置のタッチパネルディスプレイに表示される復帰中画面を示す説明図
撮影装置のタッチパネルディスプレイに表示される最終位置取得地点拡大画面を示す説明図
撮影装置のタッチパネルディスプレイに表示される復帰失敗通知画面を示す説明図
撮影装置のタッチパネルディスプレイに表示される接続不良通知画面を示す説明図
撮影装置のタッチパネルディスプレイに表示される撮影モード終了確認画面を示す説明図
第2実施形態に係る撮影装置および制御装置の概略構成を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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