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公開番号
2025103007
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2025063726,2023540175
出願日
2025-04-08,2021-12-21
発明の名称
デジタルメイクアップアーティスト
出願人
ロレアル
,
L’OREAL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06T
19/00 20110101AFI20250701BHJP(計算;計数)
要約
【課題】デジタルメイクアップアーティストおよび対話式のメイクアップ助言とメイクアップ指導のための方法を提供する。
【解決手段】デジタルメイクアップアーティストシステムは、モバイルデバイスを含む。モバイルデバイスは、デジタルメイクアップアーティスト305と対話するためのユーザインタフェース310を含む。デジタルメイクアップアーティストは、ユーザのニーズを捉えるために、ユーザと双方向の対話を実行する。演算回路は、顔のパーツを特定するためにユーザの顔画像を解析し、顔の特徴を決定するために顔画像を解析し、解析された顔画像、ユーザのニーズ、記憶された化粧ルーチン情報、一般的なメイクアップルックス、肌のタイプおよび民族性に応じた化粧品ならびにユーザのルックスの好みに基づいて、デジタルメイクアップアーティストとの対話と同期して表示される画像フレームを生成する。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
表示デバイス、演算回路、およびメモリを有するモバイルデバイスと、
化粧ルーチン情報、一般的なメイクアップルックス、肌のタイプおよび民族性に応じた化粧品、ならびにユーザのルックスの好みを記憶するデータベースシステムと、
顔の画像を解析するための機械学習システム、を含み、
前記モバイルデバイスが、デジタルメイクアップアーティストと対話するためのユーザインタフェースを含み、前記デジタルメイクアップアーティストは、メイクアップルックスのタイプ、屋内用もしくは屋外用のルックス、肌の状態、顔の問題箇所、お気に入りの顔の特徴のうちの1つ以上を含む前記ユーザのニーズを捉えるために、前記ユーザとの双方向の対話を実行し、
前記演算回路が、
前記ユーザの顔画像を入力し、
前記機械学習システムを介して、前記ユーザの顔画像を解析して顔のパーツを特定し、
前記顔画像を解析して、肌の色調、目の色、髪の色、唇の色、および肌の質感のうちの1つ以上を含む顔の特徴を決定し、
前記デジタルメイクアップアーティストとの前記対話に同期して、前記表示デバイスに表示される画像フレームを生成する、
ように構成され、
前記画像フレームが、前記解析されたユーザの顔画像と、前記ユーザとの対話を通じて得られた前記ユーザのニーズと、前記記憶された化粧ルーチン情報、一般的な化粧ルックス、肌のタイプおよび民族性に応じた化粧品、ならびに前記ユーザのルックスの好みのうちの1つ以上とに基づいて生成される、
デジタルメイクアップアーティストシステム。
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【請求項2】
前記演算回路が、前記生成された画像フレームを所定の再生速度で表示することにより動画を再生するように構成され、
前記動画が、チャプタを含み、各チャプタが、化粧品ルーチンのステップであり、
前記ユーザからの入力が、前記動画の再生を制御する動画制御コマンドを含む、請求項1に記載のデジタルメイクアップアーティストシステム。
【請求項3】
前記動画制御コマンドが、動画の再生速度を下げる、動画再生を一時停止する、動画のステップの先頭からリスタートする、動画の次のステップにスキップする、のうちの1つを含む、請求項2に記載のデジタルメイクアップアーティストシステム。
【請求項4】
前記ユーザからの前記入力が前記再生速度を下げる動画制御コマンドである場合、前記演算回路が、所定の再生速度に対する割合で前記再生速度を低下させ、前記コマンド入力時に再生している現在のチャプタが複雑であることを示す表示を前記データベースに記憶する、請求項3に記載のデジタルメイクアップアーティストシステム。
【請求項5】
前記ユーザからの前記入力が、前記動画のステップの先頭からリスタートする動画制御コマンドであり、前記演算回路が、前記コマンド入力時に再生している現在のチャプタの先頭に関連する時間点を読み取り、前記時間点の前記フレームから前記動画を再生するように構成される、請求項3に記載のデジタルメイクアップアーティストシステム。
【請求項6】
前記ユーザからの前記入力が、前記動画のステップの先頭からリスタートする動画制御コマンドであり、さらに画像フレームの生成の調整を行うコマンドを含み、前記演算回路が、再生している現在のチャプタの先頭に関連する時間点を読み取り、前記時間点における前記フレームから前記動画を再生するための調整された画像フレームを生成するように構成される、請求項3に記載のデジタルメイクアップアーティストシステム。
【請求項7】
前記画像フレームの生成調整が、前記顔画像における顔部分のためのメイクアップの色の特性への変更を含み、
前記色の前記特性が、範囲、色調、および仕上がりのうちの1つ以上である、請求項6に記載のデジタルメイクアップアーティストシステム。
【請求項8】
前記ユーザ入力が、ルックスのタイプを含み、
前記画像フレームの生成調整が、前記ルックスのタイプに関連する前記ユーザのルックスの好みを考慮する、請求項6に記載のデジタルメイクアップアーティストシステム。
【請求項9】
前記画像フレームの生成調整に基づいて作成されたメイクアップルックスが、好ましいメイクアップルックスとして前記データベースに記憶される、請求項6に記載のデジタルメイクアップアーティストシステム。
【請求項10】
前記演算回路が、前記機械学習システムを介して、前記ユーザの顔画像を解析して、顔形状、唇形状、まぶた形状、および髪型のうちの1つ以上を決定し、かつ前記ユーザの顔画像を解析して、肌の色調、目の色、髪の色、および肌の質感のうちの1つ以上を決定するように構成され、
前記画像フレームが、前記顔形状、前記唇形状、前記まぶた形状、前記髪型、前記肌の色調、前記目の色、前記髪の色、および前記肌の質感に関連して記憶されている化粧ルーチンに基づいて生成される、
請求項1に記載のデジタルメイクアップアーティストシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2020年12月30日に出願された非仮出願第17/138,078号、2020年12月30日に出願された非仮出願第17/138,143号、2021年7月22日に出願されたフランス出願シリアル番号2107909、および2021年7月22日に出願されたフランス出願シリアル番号2107906に対する優先権の利益を主張し、それらの内容全体は参照により本明細書に援用される。
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【0002】
本開示は、デジタルメイクアップアーティスト、および対話式のメイクアップ助言とメイクアップ指導のための方法を対象とする。
【背景技術】
【0003】
モバイルアプリケーション、もしくはアプリが、近年、化粧品購入のための検索および選択における支援を提供するように開発されている。アプリは、特定のタイプのメイクアップを検索するためのツール、もしくはユーザのお気に入りである可能性がある製品を検索するためのツール、または以前に使用した製品を購入するだけのツールを提供し得る。アプリによっては、カラーパレットを表示することによって、口紅もしくはアイシャドウの色選びを支援するものがある。アプリによっては、衣服、アクセサリ、もしくは画像からの色に調和する色の検索を支援する色合わせ機能を提供するものもある。また、特定のタイプのメイクアップを施す方法を動画で利用できるものもある。
【0004】
アプリによっては、スマートフォン、タブレット、およびノートパソコンのカメラを活用して、商品の試用アプリケーションを提供するものもある。これらのアプリケーションの中には、ウェブアプリケーションとして実装されているもの、もしくはひとつのアプリとして実装されているものがある。これらのアプリケーションの中には、スマートフォンのカメラで自画像を撮影し、その写真をウェブアプリケーションにアップロードし、アップロードされた画像に仮想化粧品を施すために、そのカメラの使用を必要とするものがある。これらのアプリケーションは、肌を滑らかにする、頬骨を上げる、目の色を調整する、などの様々なオプションを提供し得る。これらのアプリケーションは、メイクアップの任意のタイプおよび色を追加したり、色の強さを変えたりする機能をユーザに提供し得る。
【0005】
しかしながら、今までに提供されてきた試用アプリケーションは、写真編集ツールによってルックスを作成するものである。先行する試用アプリケーションの中には、アップロードされた写真から、メイクアップのタイプや色を重ね合わせ、次にメイクアップした写真を編集するワンステップ機能を持つものもある。加えて、ソーシャルメディアで使用するために、カメラ付きモバイルデバイス用の写真編集ツールが普及してきている。写真共有アプリの1つであるVSCOでは、写真を共有する前に写真を編集したり、写真にフィルタをかけたりすることができる。特定の効果を得るために、多くのVSCOフィルタが利用可能である。VSCOフィルタは、露出、温度、コントラスト、フェード、彩度、色合い、肌の色調を含む、写真に適用できる値で構成されている場合がある。このような写真編集ツールは、写真を編集する機能を提供するが、写真の編集は、個人的なメイクアップの経験を提供しない。また、先行する試用アプリケーションツールは、カスタムルックスの作成を提供しない。例えば、ユーザは、デート・ナイト・ルックスを望むかもしれない。先行する試用アプリケーションは、デート・ナイト・ルックスを提供するかもしれないが、ユーザに最適と思われるどの化粧品を使用するか、およびルックスを作成するために様々なタイプの化粧品をどのように施すのかについての助言を提供しない。その代わりに、カスタムルックスを得ようとして、ユーザが顔画像に対して何らかの編集を行うことができるかもしれない。また、ユーザは、ユーザの気分、もしくはユーザが描写したい気分に基づくデート・ナイト・ルックスを望むかもしれない。
【0006】
これらの先行する試用ウェブアプリケーションもしくはアプリは、カスタマイズされたメイクアップルーチンではない処理を実行するため、部分的に完全なパーソナライゼーションを欠いている。典型的な先行する仮想試用アプリケーションの処理は、他の人たちのために作成されたテンプレートおよびルックスに依存している。ユーザが念頭に置いている特定のルックスを望むとき、もしくは新しいルックスを試したいとき、ユーザは、誰か他の人のために作成されたルックスを編集しなければならないことに直面する可能性がある。ユーザがパーソナルメイクアップアーティストとの経験に匹敵するような方法で対話を可能にする、特定のユーザのためのカスタムな試用経験を提供する必要がある。ユーザの顔に所望のルックスを得るためのステップをパーソナルメイクアップアーティストがユーザに教えるメイクアップ経験が必要である。
【0007】
ユーザが自分のアニメ風アバターを作成する上で支援するソーシャルメディアアプリが開発されてきている。これらのアニメ風アバターは、髪型、髪の色、顔の形および色、メイクアップ、眉毛、鼻の形などをカスタマイズすることができる。しかしながら、ユーザは、実際の顔のメイクアップ画像をソーシャルメディアに投稿することを望むかもしれない。
【0008】
前述の「背景技術」の説明は、本開示の文脈を一般的に提示することを目的としている。この「背景技術」セクションで説明されている範囲での現在名前が挙げられている発明者らの研究、および出願時に別様に従来技術とみなされていない可能性がある説明の態様は、明示的にも黙示的にも本発明に対する従来技術とは認められない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
一態様は、表示デバイス、演算回路、およびメモリを有するモバイルデバイス、化粧ルーチン情報、一般的なメイクアップルックス、肌タイプおよび民族性に応じた化粧品、およびユーザのルックスの好みを記憶するデータベースシステム、顔の画像を解析するための機械学習システム、を含み、かつ前記モバイルデバイスは、デジタルメイクアップアーティストと対話するためのユーザインタフェースを含む、デジタルメイクアップアーティストシステムであって、前記デジタルメイクアップアーティストが、メイクアップルックス、屋内用もしくは屋外用のルックス、肌の状態、顔の問題箇所、お気に入りの顔の特徴、のうちの1つ以上のタイプを含むユーザのニーズを捉えるためにユーザと双方向の対話を実行する。前記演算回路は、ユーザの顔画像を入力し、ユーザの顔画像を解析して顔のパーツを特定する機械学習システムを介して顔画像を解析し、肌の色調、目の色、髪の色、唇の色、および肌の質感のうちの1つ以上を含む顔の特性を決定し、デジタルメイクアップアーティストとの対話と同期して表示デバイスに表示する画像フレームを生成するように構成される。前記画像フレームは、解析されたユーザの顔画像、ユーザとの対話を通じて得られたユーザのニーズ、1つ以上の記憶されている化粧ルーチン情報、一般的なメイクアップルックス、肌タイプおよび民族性に応じた化粧品、およびユーザのルックスの好みに基づいて生成される。
【0010】
一態様は、表示デバイス、演算回路、およびメモリを有するモバイルデバイス、化粧ルーチン情報、一般的なメイクアップルックス、肌タイプおよび民族性に応じた化粧品、およびユーザのルックスの好みを記憶するデータベースシステム、顔の画像を解析するための機械学習システム、を含み、かつ前記モバイルデバイスは、デジタルメイクアップアーティストと対話するためのユーザインタフェースを含む、デジタルメイクアップアーティストシステムであって、前記デジタルメイクアップアーティストは、メイクアップルックスのタイプ、屋内用もしくは屋外用のルックス、肌の状態、顔の問題箇所、お気に入りの顔の特徴のうちの1つ以上を含む初期情報を取得し、化粧の相談の要求を含む助言を提供するために、ユーザと双方向の対話を実行する。前記演算回路は、ユーザの顔画像を入力し、ユーザの顔画像を解析して顔のパーツを特定する機械学習システムを介して顔画像を解析し、肌の色調、目の色、唇の色、髪の色、および肌の質感のうちの1つ以上を含む顔の特性を決定し、助言を提供するために、デジタルメイクアップアーティストとの対話と同期して表示デバイスに表示する画像フレームを生成するように構成される。前記画像フレームは、解析されたユーザの顔画像、ユーザとの対話を通じて得られた初期情報、1つ以上の記憶されている化粧ルーチン情報、一般的な化粧ルックス、肌タイプおよび民族性に応じた化粧品、およびユーザのルックスの好みに基づいて、対話と同期して生成される。
(【0011】以降は省略されています)
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