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公開番号2025102254
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219589
出願日2023-12-26
発明の名称サトウキビ収穫機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01D 45/10 20060101AFI20250701BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】作業者がフード部の外周を周ることを必要とせず、簡易にフード部の摺動箇所に注油作業をすることができるサトウキビ収穫機を提供する。
【解決手段】刈り取られた作物を夾雑物と収穫物とに分離する分離装置7と、分離装置7のメンテナンス作業が可能な足場21と、が備えられ、分離装置7は、フード部42を上下向きの揺動軸芯まわりに揺動可能に支持する揺動機構44を有し、揺動機構44は、フード部42の一部と摺動部(47,47a)との間に外部から潤滑油を注入するための第一注入口(61,61A)を有し、第一注入口(61,61A)は、摺動部(47,47a)の外周に複数設けられ、足場21に立つ作業者が潤滑油を注入可能な第二注入口62と、第二注入口62から注入された潤滑油を第一注入口まで導く油路(66,67)と、が備えられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
走行可能な走行機体と、
前記走行機体に設けられ、刈り取られた作物を夾雑物と収穫物とに分離する分離装置と、
前記走行機体に設けられ、前記分離装置のメンテナンス作業が可能な足場と、が備えられ、
前記分離装置は、
作物を夾雑物と収穫物とに分離する分離部と、
前記分離部で分離された前記夾雑物を前記走行機体の外方へ案内するフード部と、
前記フード部を上下向きの揺動軸芯まわりに揺動可能に支持する揺動機構と、を有し、
前記揺動機構は、
前記フード部が揺動したときに前記フード部の一部が摺動する摺動部と、
前記フード部の一部と前記摺動部との間に外部から潤滑油を注入するための第一注入口と、を有し、
前記第一注入口は、前記摺動部の外周に複数設けられ、
前記足場に立つ作業者が潤滑油を注入可能な第二注入口と、
前記第二注入口から注入された潤滑油を前記第一注入口まで導く油路と、が備えられているサトウキビ収穫機。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
複数の前記第一注入口のそれぞれに、前記油路と前記第二注入口とが設けられている請求項1に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項3】
複数の前記第二注入口が固定される固定部材が備えられている請求項2に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項4】
前記第二注入口は、前記走行機体の前後方向において、前記揺動機構の前側部分に設けられ、
前記足場は、前記走行機体の前後方向において、前記揺動機構の前方に配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項5】
前記分離装置の前方に、駆動源を冷却する冷却装置が備えられ、
前記足場は、前記冷却装置のメンテナンス用足場を兼ねる請求項4に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項6】
前記摺動部と前記第一注入口との間に、潤滑油が溜まる油溜まり部が備えられている請求項1に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項7】
前記摺動部は、前記分離部の上側部分に、筒形状に形成された内筒部を有し、
前記フード部は、前記フード部の下側部分に、前記内筒部の外周に当接する筒形状に形成された外筒部を有し、
前記第一注入口に注入された潤滑油は、前記内筒部と前記外筒部との間に流入するように構成されている請求項1に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項8】
前記内筒部の上端部に対応する位置において、前記内筒部と前記外筒部との間の空間の上端を塞ぐ閉塞部材が備えられている請求項7に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項9】
前記フード部は、前記外筒部から外方に向けて延びる第一フランジを有し、
前記摺動部は、前記内筒部から外方に向けて延び、前記第一フランジが摺動する第二フランジを有し、
前記第一注入口は、前記外筒部と前記第一フランジとに設けられている請求項8に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項10】
前記内筒部の外周に設けられ、前記内筒部の外周に沿って延びる帯状の帯鋼と、
前記帯鋼の下方位置において、前記外筒部から前記内筒部に向けて延びる突起部と、が備えられている請求項7に記載のサトウキビ収穫機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、刈り取られた作物を夾雑物と収穫物とに分離する分離装置が備えられたサトウキビ収穫機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来のサトウキビ収穫機として、例えば、特許文献1に記載されているように、刈り取られた作物を夾雑物と収穫物とに分離し、夾雑物の排出方向を変更できるフード部を有する分離装置を備えるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-101187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
また、特許文献1に記載のサトウキビ収穫機の分離装置では、フード部は、ケース部の上方において、上下軸芯まわりに回動可能に支持されている。
【0005】
このような分離装置では、フード部の下端部分の周周りにおいて、フード部を回動させるときに摺動する箇所がある。摺動する箇所は、回動することにより摩耗等が生ずることから、頻繁に潤滑油を注入する必要があり、一般に、摺動する箇所に潤滑油を注入する注入口が複数設けられている。
【0006】
サトウキビ収穫機の分離装置のフード部は、サトウキビの夾雑物を排出することから、大きく構成されている。このようなフード部は、フード部の下端部分の周周りに潤滑油を注入する注入口が配置されている。
【0007】
そのため、注油作業時には、作業者は、フード部の外周を周って作業をする必要があり、改善の余地があった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、作業者がフード部の外周を周ることを必要とせず、簡易にフード部の摺動箇所に注油作業をすることができるサトウキビ収穫機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のサトウキビ収穫機は、走行可能な走行機体と、前記走行機体に設けられ、刈り取られた作物を夾雑物と収穫物とに分離する分離装置と、前記走行機体に設けられ、前記分離装置のメンテナンス作業が可能な足場と、が備えられ、前記分離装置は、作物を夾雑物と収穫物とに分離する分離部と、前記分離部で分離された前記夾雑物を前記走行機体の外方へ案内するフード部と、前記フード部を上下向きの揺動軸芯まわりに揺動可能に支持する揺動機構と、を有し、前記揺動機構は、前記フード部が揺動したときに前記フード部の一部が摺動する摺動部と、前記フード部の一部と前記摺動部との間に外部から潤滑油を注入するための第一注入口と、を有し、前記第一注入口は、前記摺動部の外周に複数設けられ、前記足場に立つ作業者が潤滑油を注入可能な第二注入口と、前記第二注入口から注入された潤滑油を前記第一注入口まで導く油路と、が備えられている。
【0010】
この発明によれば、作業者が足場から第二注入口に潤滑油を注入することで、第一注入口を介して、注油箇所であるフード部の一部と摺動部との間に、潤滑油を注入することが可能となる。したがって、作業者は、フード部の外周を周ることを必要とせず、簡易にフード部の摺動箇所に注油作業をすることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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